前説
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別記事で今年バズるバンド、という記事を書いた。
関連記事：2021年にバズるバンドは誰なのか？
でも、この記事でも書いたけれど、“ブレイク”という時期というのは一度や二度ではなく、何度も繰り返されることで深まっていく印象を持つ。
そこで、この記事では、”ブレイク”ではなく、より“飛躍”するバンドやアーティストを紹介したお。
一般的な音楽メディアならば、「ネクストブレイク」としてはわざわざ名前を挙げない人たちの名前を挙げて、きっと去年以上にとんでもない活躍をすると思われる人たちを紹介したいわけだ。
では、どうぞ。
本編
藤井風
昨年、音楽好きの間では圧倒的な存在感を魅せた藤井風。
ただし、世間的なレベルだとまだマイナーアーティストな印象も受ける。
ただ、藤井風の持っているポテンシャルは、例えば三浦大知であったり星野源と肩を並べるような、もっと強烈なインパクトで日本の音楽シーンを塗り替えるようなレベルだと思っている。
それこそ、紅白であったり大きなメディアに名前が挙げられるようになってもおかしくないと思っているのだ。
なにより、藤井風のような、シンプルに良い音楽を作り、すごく良い歌を歌う人が日本の音楽シーンで存在感を出すようなったらきっと楽しいと思うのだ。
絶対今年リリースするシングルは間違いないだろうし、その後に控えているはずのアルバムだって凄いことになると思う。
色んなベクトルでの活躍が楽しみで仕方がないアーティストである。
Vaundy
新曲をリリースするたびに、カラーがまったく違う楽曲を発表するVaundy。
きっと彼も今年さらなる飛躍を遂げるアーティストになると思う。
それこそ、米津玄師なんかと肩を並べるような存在感を発揮する可能性だって全然あると思っている。
音源化されるまではどんな音楽を作っているのかまったく想像できないというところがVaundyの強みだと思うし、未だに○○系という言葉では括れない凄さがこのアーティストにはある。
ビジュアル面での洗練も見事だし、まだまだ若いし、こっからさらに花開いていく未来しか見えない。
「世界の秘密」もVaundyの新境地感があるし、2021年もこの男の目を離すことはできない。
関連記事：2020年最注目アーティストの一人であるVaundyについて
Tempalay
まだこのバンドががっつりとしたインディーズバンドだった頃、ある日、BTSが突然Tempalayのことをツイートしたことは今でも鮮明に覚えている。
あの頃からさらに音楽面を洗練させた今のTempalay。
ついにメジャーデビューを果たしたし、本格的に飛躍するタイミングに入ったのではないかと勝手に思っている。
もともと音楽性の評価は様々な界隈で折り紙付きとなっている。
然るべき舞台にあがれば、それだけで様々な人たちの感性にぶっ刺さる余地しかない。
人によってはマニアックなサウンドと思うかもしれないけれど、むしろTempalayのサウンドの革新性は今のシーンの（ある種の）ど真ん中だと個人的には思っている。
なにより、バンドサウンドそのもので個性を発揮できているTempalayはやっぱり強いなーと思うし、ここから彼らの音楽にズボズボハマっていく人は潜在的にとても多いと思う。
まあ、Tempalayはそんなことは関係なしに自分たちのペースで良い音楽を作る気もするけれど、そういうバンドのあり方含めて、今年大きな飛躍を遂げる気がする。
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神はサイコロを振らない
界隈では圧倒的な支持を得ている神はサイコロを振らない。
ただ、その広がり方は必ずしも大衆的ではない。
しかし、今年そこを飛び越えて、一気にライトな音楽好きにも知名度を上げるのではないか。
そんな気がするのだ。
理由は単純で、彼らの音楽を耳にしたら、刺さる人がたくさんいると思うから。
それ以上も以下もない。
そういう確かな実力をここ数年でつけてきた神はサイコロを振らない。
もう間違いない境地までやってきた。
あとは、よりたくさんの人に見つかるだけだと思うし。神はサイコロを振らないの曲がここまで作ってきた歌が、今年色んな形で広がる予感もなんとなくしているのである。
昨年のブレイクソングだって、その年にリリースした歌ではなかったことを考えると、神はサイコロを振らないも同じような広がり方をする気がするのだ。
なんせ楽曲にそういう魅力があるバンドだから。
秋山黄色
現時点で決まっているタイアップの並びと、タイアップごとに作る楽曲のクオリティーを考えたら、大本命と言っても過言ではないのではなかろうか。
特に映画主題歌のタイアップが多いのは圧倒的な強さだと思うし、そこで映える歌をきっちり作れるところが秋山黄色の凄さだと思う。
何気にアーティスト名が覚えやすいのも、圧倒的な人気を獲得するうえで重要だと思っていて、秋山黄色はそこも兼ね備えている。
昨年でも十分飛躍したとは思う。
でも、それで終わるアーティストとは到底思えない。
というか、既にめっちゃ凄いアーティストなのに、Twitterなんかは未だに距離の近いアーティスト感があって、そういう部分にも今、人気のアーティストと重なる部分もある。
生まれるべくして生まれた現代的な国民的アーティストの風格もあるというか。
まあ、難しいことを色々書いたけれど、今年の秋山黄色は去年以上にガチなことになると思うのだ。
マジでマジで。
関連記事：辛いときこそ胸に刺さる秋山黄色の話
まとめ
というわけで、2021年にブレイクを超えて“飛躍”すると思われるバンド・アーティストたち、なのでした。
まあ、間違いないでしょと思うガチなメンツを選んでみました。
きっとどのアーティストも何らかの形で今年の音楽シーンに存在感を示すと思います。
今はそれが楽しみで仕方ないなーという感じ。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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