前説

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バンドマンが誕生日を迎えて、○○歳になりました、と報告するたびに「え? この人、もうこんな年齢になったの?」と驚くことが多い。

若手だと思っていた人が30代だったりするし、ちょっと自分より上、くらいに思ってた人が40代だったりするのだから、そりゃあもう驚きしかない。

でも、何が驚きって「え?その年齢に見えないんだけど・・・」という驚きである。

例えば、BUMP OF CHICKENのボーカルが先日41歳の誕生日を迎えた。

が、どっからどうみても41歳に見えない。

会社なんかの41歳だったら、けっこう偉い立場の人であることも多く、自分の部署の管理者がそれくらいの年齢っていう人も多いのではないだろうか。

でも、藤原にはそういう「上の立場」感がない。

なんというか、すごくフラットというか、未だに気の良い好青年感があるのである。

年齢とは何なのか・・・と思わざるを得ないわけだ。

ってか、BUMPのメンバーが41歳なのか・・・と思う。

どうしてもずっと音楽を聴いている身からすれば、BUMPメンバーが20代のときくらいから止まっているふしがある。

そういうバンドがもう初老の域に入ろうとしているのだから、信じられないと思うし、こんなにも「初老」という言葉が似合わないバンドマンもいないよなーと思うのである。

というか、バンドマンのビジュアルがあまりにも時の流れを感じさせないから、こんな複雑な感情をもってしまうのである。

BUMPの話をすれば、直井に至っては、年々若がっているという、わけのわからない境地に立っているし、より時間の流れがカオスになってしまっているのである。

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見た目が変わらないバンドマンたち

バンドマンの多くは、見た目が変わらない。

少なくとも、実年齢よりも若い人たちが多い。

この事実は間違いないと思う。

西川貴教なんて、50歳にも関わらず年齢確認をされたなんてツイートをしていたしね。

いや、マジでどういう生き方をしていたらそんなことになるのかと驚きを隠すことができない。

スピッツなんかもずーっとなんか若いままだしね。

西川貴教は美意識が高そうだから若いのもなんとなく理解できるけれど、不摂生をしてそうなバンドマンも軒並みお肌がつるつるなのだから、マジで意味がわからない。

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真に見た目が変わらないバンドマン

ところで、ここ10年でもっとも見た目が変わらなかったバンドマンは誰だろうか。

ここで少し熟考してみてほしい。

シンキングタイムスタート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは出ただろうか?

人の数だけ答えがあると思うが、自分の中で最初に頭が浮かんだバンドがこのバンドだった。

これは7年にアップされた動画である。

つややかな毛並み、鋭い眼光。

世に出始めたばかりのバンドマン特有の、ギラギラしたオーラが全身に宿っている。

そして、こちらは昨年アップされた同曲の最新版のMVである。

基本的には同じアレンジだが、月日の分だけよりサウンドが洗練されている。

少しボーカルに落ち着きが宿っている気がするが、それが楽曲の深みに繋がっている。

しかし、である。

見た目にはほとんど大きな変化がない。

毛並みはあの頃と変わらず、つややかだし、眼光の鋭さも失っていない。

まったく彼らのことを知らない人がMVをみたら、どっちが新しくてどっちが昔の映像かなんてわからないことだろう。

つまり、ビジュアルからは月日の流れを一切感じさせていないわけだ。

こんなバンド、他にいるだろうか。

さすがは究極の生命体である。

ある意味、聖飢魔IIにもっとも近い存在といえるだろう。

見た目で一切年齢を感じさせないなんて、聖飢魔IIかマンウィズのメンバー各位くらいなものである。

まとめ

バンドマンは年齢を感じさせない。

そんなノリの記事を書いてみたけれど、現実は残酷で自分の年齢はまたひとつ増える一方である。

そして、自分の年齢を反芻するたびにゲロを吐きたくなる。

頭の中にはいつもこのフレーズがリフレインするのだ。

あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ

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