前説

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ふと思ったんだけど、自分の好きなバンドには、キーボードやピアノがいるバンドが多いんじゃないかと思った。

というわけで、この記事ではキーボードやピアノ)がメンバーとしている推しバンドを紹介したい。

なお、今回は5人編成のバンドは除外して、4人以内で編成しているバンドで、かつキーボードやピアノがメンバーとして在籍している推しバンドを紹介したいと思う。、

本編

sumika

まず、「キーボード バンド」というワードで浮かんだバンドは、これ。

楽曲のイントロの多くでキーボードの音が印象的に響くし、ポップバンドの代名詞のようなバンドである。

あまり語られることはないが、sumikaの登場は、ロックというジャンルの可能性を拡張したんじゃないかと思っている。

フェスで存在感を示すバンドの音楽ジャンルとして「こういうのもアリなんだ」と思わせたところに、sumikaの功績があるというか。

バンドよりもゆずとかそういうポップスとも親和性の強いバンドであり、キーボードを主体としたポップサウンドに磨きをかけたからこそ、今の躍進があるのだと思う。

関連記事:実はsumikaはとても危険なバンドである説

フジファブリック

ギタボがすごいバンドとしても紹介させてもらったフジファブリックであるが、すごいのはギタボだけじゃないのがこのバンドの凄さ。

金澤ダイスケという男がこのバンドのキーボードを担当しているのだが、この男も凄腕の持ち主なのである。

オーソドックスなプレイはもちろんのこと、プログレッシブなプレイスタイルもお手の物だし、アジカンなんかのバンドのサポートに入ったこともあり、プレイヤーとして重宝されているところにも、その腕前の凄さが現れている。

なお、アジカンとの関わりは音楽面のみならず、アジカンの伊地知と共著で、料理本も出版している。

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マカロニえんぴつ

「ブルーベリー・ナイツ」のイントロを聴いてもらったらわかるけども、マカロニえんぴつもキーボードが在籍しているバンドである。

やはり、他のキーボード在籍バンドと同じように、ロックとポップのバランスが巧みであるし、キーボードがいるからこそ、マカロ二えんぴつのメロディーが良い感じに響いているんだろうなーと思うことが強い。

関連記事:今のマカロニえんぴつは最強な説

パスピエ

バンドにおけるキーボードって、サウンドにおける「プラスα」であることも多いんだけど、パスピエの場合は間違いなくキーボードがサウンドをグイグイ引っ張っている。

まあ、キーボード担当である成田ハネダがパスピエの心臓なのだから、当たり前と言えば当たり前の話なのだが。

で、パスピエのサウンドの面白さを一言で言うならば、どこかアジアン感があるところである。

そうなのだ。

アジカンよりもアジアン感が強いのである。

関連記事:昔はパスピエ聴いてたなーって人に読んでほしい記事

テスラは泣かない。

バンド名の語尾に「。」が付いているバンドである。

大胆なピアノを取り入れた印象的な歌が多く、ひとクセもふたクセもあることが多い。

クセになる中毒性のあるメロディーと、少しひねくれたリズムアプローチが特徴のバンドなのである。

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ゲスの極み乙女。

語尾に「。」が付くキーボードバンドといえば、ゲスを思い浮かべる人も多いのではないだろうか?

メンバー全員の個性が強すぎて(音楽面の個性も含めて)、語る要素が多すぎるバンドなんだけど、ゲスのキャッチーさを担っているのは(キャラ的な意味でも、サウンド的な意味でも)キーボード担当のちゃんMARIだと思う。

もし、ちゃんMARIがいないゲスを想像すると、色んな意味で怖くなるし(絵的な意味でも、ライブの空気的も意味でも、サウンド的な意味でも、メンバー同士のMCにおける空気的な意味でも)、本当にゲスにはちゃんMARIがいてくれてよかったなーと思うのである。

コポゥ。

関連記事:全員が個性的なゲスの極み乙女。というバンドについて

SHE’S

今年、三ヶ月連続でデジタルシングルをリリース、12月にはepを発売する彼ら。

結成のきっかけが「ピアノを取り入れたロックバンドをやりたい」ということもあり、ピアノやキーボードを主体にした歌が多い。

基本的に、バンドでキーボードやピアノを担当するメンバーはほぼ例外なく、子どもの頃にピアノを習わされたからそのパートを担当していることが多く、SHE’Sの井上も例にもれず、子どもの頃からピアノを弾いていた身である。

そういえば、キーボードバンドって身なりが綺麗なバンドが多いように思う。

そして、その理由は子どもの頃からピアノが弾けるような部分と関係があるのかなーなんて思ったりする。

それほどまでに、SHE’Sって、サウンドもバンドの雰囲気も綺麗なバンドなのである。

関連記事:SHE’Sというバンドが持つ、他のバンドにはない魅力について

Omoinotake

同じキーボードがいるバンドでも、ブラックミュージックの臭いが強いバンドであり、この記事においては、少しサウンドの個性が違うように思う。

横揺れを生むようなグルーヴで、音楽的な快楽を生む、そういう類のバンドなのである。

なお、メンバー全員が島根県出身。

関連記事:Omoinotakeの「モラトリアム」がヤバい件

Official髭男dism

キーボードがいるバンドで真っ先にこのバンドが頭に浮かんだ人も多いのではないだろうか?

そんな彼らも島根出身のバンドである。

ちなみに、髭男ってキーボードバンドの総括みたいな存在感だよなーと思うのである。

だって、ポップな側面も持ち合わせているし、ブラックミュージックのような音楽を奏でることもあるし、キーボードがいるバンドだからこその可能性をすべて開けているようなバンドである気がするからだ。

なんせ髭男はミスチルからの文脈で語ることもできれば、THE 1975なんかの文脈で語ることもできるし、海外で大流行のラップミュージック的な視座で語ることもできるわけで、本当にそのスケールって、キーボードがどうのこうのというレベルを超えているよなーと思うのである。

本当に凄いバンドである。

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まとめ

というわけで、キーボードがいるバンドをいくつか取り上げてみました。

例によって、あのバンドがいない、このバンドがいないという意見はあるかと思う。

そういう意見があるのは当然だと思うので、期待していたバンドが出なかったのであれば、許してもらえたら幸いである。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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