※この記事は2016年の初稿をもとにしたレビューです。年齢や活動状況、作品への感想は当時のものです。

マンウィズ「1997」に感じる、AIR JAMへの想い

今回はMAN WITH A MISSIONの「1997」を取り上げてみたい。

歌詞全文と逐語訳の掲載は省き、ここでは楽曲が描く音楽への憧れと、AIR JAMへの想いを考えてみたい。以下は筆者の解釈である。

「1997」の歌詞の意味

歌詞中に3組のバンドと3組の楽曲が登場する。

Hi-standard「Stay Gold」
Husking Bee「Walk」
Super Stupid「Rock of Truth」

知っている人ならすぐわかるが、これらはハイスタ主催のイベントAIR JAMが初開催された1997年に出演したバンドと、その代表曲である。

この年のAIR JAMには、まだMADもBRAHMANも出演していない。

歌詞に登場するバンドや楽曲からは、音楽に心を動かされた記憶と、その衝動を持ち続けようとする姿勢が感じられる。

それを彼ら自身の歩みに重ねて聴くこともできるけれど、歌詞の描写だけで、結成前の経歴や活動上の決断を断定することはできない。

僕がこの歌に惹かれるのは、音楽を好きになったときの気持ちを、何度でも思い出させてくれるところなのだ。

時は流れ、2016年に4年ぶりに開催されるAIR JAM。

ついにそのステージに立つことになるマンウィズ。

きっとその喜びは言葉では言い表せないものだろう。

今回のAIR JAMには、ハスキンもSuper Stupidもいないけれども、マンウィズはそのステージに立つ。

かつてのAIR JAMで生まれた音楽の衝動が、今度はマンウィズの演奏を通して、新しい世代に届いていく。僕にはそんなつながりを感じさせるのだ。

憧れの音楽を受け取り、今度は自分たちの音楽を誰かに届けていく。そのつながりを感じながら聴きたい。

AIR JAMに参戦するマンウィズファンは「1997」を改めて聴きなおしてほしい。

この曲から感じられる熱量や想いに触れてもらえたら、きっと今よりもAIR JAMを楽しめるようになると思うから。

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