2025年に飛躍しそうなバンド・アーティストは誰か?
「飛躍」って何を指すのかは人によって温度感が変わるの。
なので、こういう切り口で語るのって正直難しい。
だけど、お題としては誰もが気になるし、語りたくなる話だとは思う。
なので、自分は自分の観測範囲の中で、2025年の”シーン”を語るうえで存在感を増すんじゃないかと勝手に思っているアーティストたちをどどんと紹介してみたいと思うわけだ。
では、どうぞ。
本編
CLAN QUEEN
もし、自分にバズリズムの「今年コレがバズるぞ!」の企画の投票権があるなら、たぶんこのアーティストを秒速で推薦すると思う。
それくらいに、絶対的に、来年、よりシーンで存在感を示すことになるはず!と思っているのが、CLAN QUEEN。
まず、2024年にリリースされた楽曲がどれも素晴らしい。
しかも、ライブで聴いたとき、どの楽曲も完成度が高く、パフォーマンスとしての素晴らしさも体感したわけだ。
飛躍する、の軸で考えると、外せない。
音楽のみならず、アートワークの精度も高く、自分の感覚ではKing Gnuがインディーズ的な立ち位置から一気にシーンの象徴的なアーティストになったくらい、大胆で明確な頭角の表し方をするのではないか・・・とずっと思っている。
TRACK15
信じられないほどの透明感。
歌、歌詞、ボーカル、楽曲、サウンド。
どれも同じ方向を向いており、刺さる人にはどこまでも刺さる安心感が、このバンドにはある。
歌そのもので魅了できるバンドとしての強さを体感しつつも、ライブもコンスタントに行っており、パフォーマンスで魅せる部分も折り紙付き。
何年も前から活動は知っているけれど、来年、あまりにも明確にどーんとシーンに頭角を表すのではないかと考えている。
ガラクタ
ガラクタは自分の主催イベントに出演してもらっており、そのときの盛り上がり具合や人を惹きつける力的にも「お、これは来年以降、凄いことになりそう」と実感したのだった。
あと生み出す楽曲がどれも人懐っこいのも特徴で、色んな方向からアプローチできる無敵感も覚える感じ。
ここからどう変化していくのかが楽しみ。
猫背のネイビーセゾン
フレデリックのような、クセのある、でも中毒性がとんでもないバンド好きは絶対に刺さる。
しかも、バンドとしての厚みがここ数年でさらに増している印象。
来年はサーキットイベントなどでもどんどん存在感が際立つ存在になりそうな予感。
終活クラブ
この中毒性、一度飛び込んでしまったら沼。
しかも、その沼は深淵。楽曲を聴けば、言いたいことは全てわかるはず!
らそんぶる
バンドとしてはまだまだ荒削りな部分はあるが、バンドが持つ求心力を考えると、来年もしかすると、シーンでもひとつ頭角を表すんじゃないかと考えているのが、このバンド。
開催されたワンマンは即完したという話で、バンドの規模感はこの一年でも大きく上昇している。
来年は「去年は出なかったイベント」にも顔を出す機会が増える気がするし、自分のみならず、注目している人も多いだろうし、ひとつフェーズを上げて活動していくのではないかと予感している。
Dannie May
トリッキーで刺激的な音楽センスと緻密で安定感のあるライブパフォーマンスで、今年もどんどんファンを増やしていたバンド。
自分もライブを観たとき、良い意味でその熱狂に巻き込まれる心地を覚えたもので、ライブを観たら一発で好きになる人ってきっと多いと思う。
実際、自分もライブに心惹かれた人間の一人だったりする。
Blue Mash
他のバンドにはない立ち位置、しかもそれはBlue Mashにしか辿り着けない境地に行けるはず。
自分の主催イベントで観た時も、他のイベントでライブを観た時も、毎回このバンドにしか起こせないアプローチで、このバンドにしかできない事件を起こしていて、シンプルにライブを観ることをこんなにワクワクするバンド、そうはいないと思う。
色んなタイプのバンドを観たうえで、あえて比較したうえでもそう思っている自分がいるし、きっとそう感じている人はいるはず。
まとめにかえて
実際のところはどうなるか、蓋を開けないとわからないが、自分はこう思っている。
それを率直に書いてみた次第。
あの人はどうなの?この人はどうなの?ももちろんあるとは思うが、この記事においては、あまり網羅的には語らず、今頭の中でよぎったアーティストを並べた形だ。
イベントに出てもらったことがある人もない人も、そんなのは無視して、シンプルに「今選ぶなら」で選んでみた次第。
よかったら参考にしてみてね。