2025年に紹介したいバンド・アーティスト10選
以前、2024年に「2025年に飛躍しそうなバンド・アーティストは誰か?」と題した記事を執筆した。これはこれで今も本気で思っている一覧ではあるんだけど、それ以外にプッシュしたいアーティストはいくつかいる。
そこで前回紹介したい人たち以外で、2025年の今、飛躍しそうと考えているバンド・アーティストを10選でどどんと紹介したい。
では、どうぞ。
本編
NELKE
アーティスト紹介
NELKE(ネルケ)は、シンガーソングライターのRIRIKOを中心に結成された5人組バンド。2023年にRIRIKOのバンドプロジェクト「RIRIKO BAND」として始動し、2024年春に現在のバンド名「NELKE」へと改名。キーボードもいるバンドだからこそのポップスやロックを基調とした多彩なサウンドが特徴。
好きなところ
音も歌詞も鮮やかで、聴きながら情景が浮かび上がってくるところ
本当にアレンジが多彩で、楽曲ごとに然るべき音色が変わるところ
歌もアレンジも多彩だが、その中でもちゃんとボーカルが軸になっているところ
ミーマイナー
アーティスト紹介
2024年9月に結成された男女混成のフォーピースバンド。東京を拠点に活動しており、結成から1年足らずでありながら、SNSを中心に話題を集め、ライブ活動も精力的に行なっている注目株。等身大な歌詞と、シンプルながら感情に突き刺さる楽曲構成が魅力。
好きなところ
4人がそれぞれのプロフェッショナルを発揮しているところ
歌詞の視点と、ボーカルのトーンの”一致感”
アレンジやアプローチが多彩なので、楽曲の世界に入り込みやすいところ
Broken my toybox
アーティスト紹介
2016年5月に結成されたバンド。東京を中心に活動している。独自のポップスとロックを掘り下げた情感豊かな楽曲と、エネルギーのあるライブパフォーマンスが特徴で、年々磨きがかかっている印象で、今年一気に飛躍する予感をひしひし感じている。
好きなところ
「Fantasia」のような、壮大なスケールを歌いこなすところ
「tasty」のような、パンチ力のある歌も歌いこなすところ
バンドとしても着実にキャリアをつんでいるからこそ、アンサンブルに安定感があるところ
omeme tenten
アーティスト紹介
2022年春に東京で結成されたバンド。東京を拠点に活動している。伸びやかで切なさも帯びている灯のボーカルと、爽快かつ繊細なバンドアンサンブルが魅力。バンドとしてのバランス感が絶妙で、シーンにいそうでいなかったインパクトを与える。
好きなところ
・全てのバランスが、自分的にどこまでも絶妙なところ
・ボーカルの際立ち方と、でも、しっかりサウンドも存在感を出している感じ
・「エターナル」のエネルギーが迸っているところ
ORCALAND
アーティスト紹介
2019年9月に東京・下北沢で結成された4人組ロックバンド。東京を拠点に活動している。スリリングなアプローチも、ぐっと楽曲に引き込むアプローチも定評があり、サーキットイベントなどでの存在感も年々強まっている。
好きなところ
「テレキャスター・ヒーター」の痛快な耳心地
シンプルに聴いていると、めっちゃエネルギーをもらえる
バンドとしての躍動感
夕方と猫
アーティスト紹介
大阪を中心に活動する4人組バンド。独特な世界観で構成された楽曲が多く、新曲をリリースするたびに「次はこんな表現するとは!」とドキドキさせられるバンド。中毒性のある楽曲も多く、一聴すると、その世界に誘われる。
好きなところ
毎回、新しい個性を解き放った楽曲をリリースするところ
歌の中に、毎回新たな”世界”が見えるところ
「ラブソングは聴かない」でみせた、新境地感
Gum-9
アーティスト紹介
2017年に結成された東京発の4人組ギターロックバンド。九段中等教育学校発とのことで、東京都高等学校軽音楽コンテストに向けて活動したことが結成のきっかけとのこと。そういう背景もあるからか、青春感が漂よう、ピュアで真っ直ぐで時に繊細で切ない歌が多い印象。
好きなところ
バンドとしての激しさを持ち合わせつつ、独特の美しさも表現してみせるところ
なんだか青空の下で聴きたくなるような楽曲が多いところ
「スイセンノウ」の、どうしようもない澄み切った聴き感触
徒然書簡
アーティスト紹介
2021年5月に東京を拠点に結成されたバンド。スキのない緻密なサウンドと、言葉選びが印象的。その上で、ボーカルのクリアな歌声が、ドラマチックな歌の世界と混ざり合ったときの輝く反応が半端ない。
好きなところ
楽曲ごとのワードチョイス
計算されたアレンジと、言葉の世界のシンクロ具合
kuuの凛とした真っ直ぐな歌声
luv
アーティスト紹介
023年6月に活動を開始した関西発の5人組バンド。ネオソウルがベースになったスタイリッシュなサウンドと、洗練されたクールなメロディーが印象的。洒脱な音楽が好きな人は全員今こそ聞くべき、圧倒的な聴き心地。
好きなところ
グルーヴが気持ちよさすぎるところ
サンプリングの秀逸性
ジャズやファンク的なアプローチの匂いも感じられるところ
AKASAKI
アーティスト紹介
愛知県出身の18歳(2024年現在)のシンガーソングライターで、現役高校生。16歳から音楽制作を始め、1年後の2023年9月にTikTokでオリジナル曲の投稿を開始、「Bunny Girl」が大きな反響を呼び、2024年10月に正式リリースとなった、そんな新星。
好きなところ
すでに安定感を覚える楽曲の完成度
ちょっとした渋みがボーカルの中にあって、結果、歌声の虜になる
「Bunny Girl」の懐かしいけど、新しい感じ
まとめに替えて
すでにブレイクしている人も含めて、2025年にさらなる飛躍をするんじゃないかなーというラインナップをそろえた次第。
どのバンド・アーティストも魅力的なので、よかったら聴いてみてくださいな。
では、今回はこの辺で!