2024年のGW後、個人的に勝手に注目している”若手”バンド特集
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タイトルの通り、最近自分的に気になっているバンドを紹介したいと思う。
なお、便宜上”若手”バンドという紹介の仕方をしているが、キャリアや結成歴などは特にきにせずに紹介している。では、どうぞ。
本篇
ORCALAND
東京・下北沢発の4人組ロックバンドであるORCALAND。
とにかく「テレキャスター・ヒーロー」の中毒性が半端なくて、今絶賛気に入っているバンドのひとつである。
「テレキャスター・ヒーロー」は自分的に、00年代前半の疾走感がギターロックみがあって、そういうロックが突き刺さった自分的に刺さるものがあるのだった。
実際、どの歌もリズムの切れ味がよく、メロディーもキャッチーで耳に残るものが多く、ボーカルの声もすーっと入ってくる。
ma℃ister
インスタのプロフィールをみると、”今を叫ぶ大阪発スリーピースロックバンド”を標榜している。
そのコピーに相応しく、疾走感があってエッジの効いたサウンドが印象的。
でも、楽曲によってはどこか儚げさや切なさややりきれなさみたいなものもあって。
勢いもあるバンドである一方、バンドだからこそ描くことできる機微も大切にしている感がしているのが、良いなあと思うポイント。
「2006」もそんな諸々が詰まっているなーと感じる楽曲。
でかくてまるい。
札幌発のバンドらしく、昔は「逆ビジュアル系ロックバンド」と銘打って活動していたらしい。
ただ、自分はそういう過去はあんまりよくしらなくて、2024年に発表された「国道」がめっちゃ良いなあと思ったのだった。
曲の構成としてはシンプルだし、特段変わったアプローチをしているタイプではないと思うんだけど、その真っ直ぐさが突き刺さったし、シンプルにこの歌を聴くと元気になる自分がいる。
何かが、ずどんと身体に落ちてきて、そのまま気がつくと拳が突き上がるような、そんな心地。
Telepathy
大阪のバンド。
サウンドを聴くと、まだまだ荒削り感があるんだけど、「ホワイトライ」という楽曲を聴くと、このバンドだからこその”世界”が見えた気がしたのだった。
うるさい感じと、儚い感じの隣り合わせの感じが良いなあと思っていて。
どこかのタイミングで、がらりと大化けするんじゃないかと思っている。
yummy’g
こちらも大阪を拠点にしているバンド。
十代白書の決勝進出を果たし、すでに頭角を表しつつあるバンド。
自分のルーツのロックはこれじゃい!が、なんとなくアウトプットから見える感じが、自分的に良いなあと思う。
楽曲ごとにみせる景色が違うので、ここからどんどん飛躍する予感。
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Aivy
ホームページのプロフィールをみると、「Popなセレナーデ。心に響くVoとサウンドが共鳴するAivy」と書いていた。
過去にはボーカリストが変わったこともあるバンドが、これまでにリリースされた楽曲のどれもが良いなのだ。
リンクでは「イルカと彗星」を紹介しているああ、今年リリースされた「ヘイミー!」も独自のカラーを出している。
余白もリズムに置き換えてグルーヴを生み出すような心地と、グルーヴを大切にしながらも耳心地の良さも残すポップなメロディーが印象。
First Love is Never Returned
NYにヴォーカル留学経験を持つKazuki Ishidaを中心に結成された北海道出身5人組バンド、とのこと。
とにかく甘い。
そして、心地よい。
いわゆる洒脱なバンドの楽曲が好きな人であれば、「People 365」は突き刺さりまくると思う。端的に、おすすめ。
えんぷてい
2020年6月に始動したインディーロックバンド、とのこと。
DIY感がどこまでもあって、サウンドや音色のこだわりは見事なひとこと。
文学的な歌詞も持ち味で、色んな角度から作品を楽しめる。
あえて言えば、ロッキンというよりはフジロック的な空気感があって、そういう音楽が好きな人は気持ちよく刺さりそうな感。
明くる夜の羊
東京、千葉を中心に活動する男女4人組バンド。
このバンドは少し前から知っていて、定期的に聴いていたんだけど、最近、自分の中での「良い」がより上昇してきた印象を受けるのだ。
2024年にリリースされた「はじまりの声」もよかったし、ボーカルの伸びやかさとバンドが持つバランスも良い感じで成熟した感があって。
ということもあって、GW後の今、より注目しているバンドのひとつとなっている。
まとめに代えて
キャリアも文脈も無視して、シンプルに自分が気になっているバンドばかりを紹介してみた。
とはいえ、紹介したバンドは素晴らしい楽曲を生み出しているので、騙されたと思って、うっかり一度音源を聴いてみてほしい。
きっと、新たな扉を開く快感を味わうことができると思うから。
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