2023年10月の「今こそ」ライブを観たいバンドたち
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自分の中でライブを観たいバンドというのはたくさんいる。
んだけど、「今こそ」を枕詞に付けると、そこで名前をあげるバンドは限定的なものとなる。
そこで、今自分がマジのマジに、今こそライブを観たいバンドの名前をあげて、紹介してみようと思う。
では、どうぞ。
本編
あるゆえ
爆発力のあるサウンドと、力強さのあるボーカルが持ち味のあるゆえ。
良い意味で、楽曲から猛々しさが溢れ出ていて、ロックバンドとしての切れ味が全面に溢れ出ている。
あるゆえの代表曲である「騒音楽」は、そんなあるゆえらしいパンチ力を体感できるキラーチューンであるように思う。
ただ、猛々しさが溢れているからといって、いわゆるパンクロック的なサウンド一辺倒で魅せるバンドなのかというと、そんなことはなくて、エネルギーに満ちている一方で、切なさの表現も絶妙なバンドだったりする。
これまたバンドの代表曲である「讃美歌」を聴くと、そのことを強く実感する。
冒頭のコーラスワークと、そこに接続する”大きな物語が始まりそうな予感のするイントロ”は、あゆるえが持つ二面生が綺麗な形で音楽に落とし込まれた楽曲であるように思う。
そんなあるゆえは音源だけでもバンドが持つパワーはヒリヒリに感じさせてくれるんだけど、その真骨頂はライブに宿る”ライブバンド”でもあるのだ。
2019年から活動を開始して、コロナ禍を経て、今どんどん進化を遂げている真っ只中であるように感じるので、そういう意味で、ぜひ「今こそ」ライブを観ておきたいバンドであるように感じる。
Chevon
自分が主催しているライブイベントにも出演してもらったことがあるChevon。
Chevonに出演してもらったこの日のライブでは、Chevonの仕上がりがあまりにもバチバチで、後ろから爆発的な盛り上がりを披露していたのだった。
なぜそんなに盛り上がったのかというと、披露する楽曲がどこまでも中毒的であること、そして披露するバンドの表現力がどこまでも優れていて、お客様の衝動をブッ刺しにきたから、であるように思う。
Chevonは今年、たくさんの楽曲を発表した。
「サクラループ」「ノックブーツ」「Banquet」「ボクらの夏休み戦争」「薄明光線」
セメテモノダンス」「光ってろ正義」・・・。
それらの楽曲がどれもキラーチューンかつ、良い意味で予測不能の楽曲になっているというか、変幻自在なボーカルとバンドアプローチでもって楽曲に披露していくのである。
おそらく2024年は大きく飛躍するだろうし、ライブにおいてもより大きな会場でライブをする機会が増えるのではないかなーと勝手ながらに思っている。
ということを考えると、「これくらいのキャパ」で観られるうちに観ておくべきバンドだよなーと思ってしまうので、そういう意味でも「今こそ」ライブを観ておくべきバンドであるように感じる。
MOSHIMO
2015年から活動を開始しているMOSHIMO。
「命短し恋せよ乙女」をはじめ、数々のキラーチューンを世に放っており、バンド好きの中には、その楽曲をすでに耳にしている人も多いのかもしれない。
MOSHIMOは、ボーカルが女性の男女混成のバンドであるが、楽曲内容とバンドとしての魅せ方が独特のバンドである。
なんというか、生み出す楽曲はユーモラスな空気があるし、<MOSHIMOらしい視点>で生み出された楽曲が多い。
でも、サウンドはゴリゴリにパンキッシュ。
当然ながらライブもパワフルだし、アガるビートで獰猛なエネルギーを与えてくれる。
2023年にリリースされた新しいアルバム「CRAZY ABOUT YOU」でも、その根本は健在。
「やなこっと」では、高速テンポのビートが痛快で、聴いているだけで飛び出したくなる気持ちよさを感じる。
よりバンドサウンドは洗練されて、言葉に対するボーカルの表現力も格段に素晴らしいものになっていて、パンクなバンドとしても、青春(?)な眼差しを歌うバンドとしても、攻撃力を増したことを実感する。
そして、ふと今バンドシーンを観たとき、MOSHIMOの立ち位置って不動であることを実感する。
独自な立ち位置で、激烈に己の道を開拓し続けるMOSHIMOの存在感。
完全に油が乗りまくっている「今こそ」、ぜひライブを観たいバンドだなーと思うわけである。
まとめに替えて
というわけで、2023年10月の「今こそ」ライブを観たいバンドたち、なのでした。
今こそライブを観たいバンドをざーっと紹介したわけなんだけど、そんなバンドを1日で観ることができるライブイベントが東京に存在している。
musicるTV×ロッキン・ライフ presents musicるライフ、である。
https://www.music-ru.com/news/detail.html?id=1004&csidmusicru=4lr0r6nhbcm9e2cj1nj22pdh66
出演者を選ぶにあたっては、自分も意見を出させていただきながら、最終的にこのラインナップに決まった。
おそらく他のライブイベントとは少し異なる展開・体験になるライブイベントだとは思うので、来られる方は、ぜひぜひ楽しみにしてほしいし、今回はスケジュール的に厳しいことも、今回紹介したバンドはぜひ今後注目していただき、どこかのタイミングでライブを観てもらえたらなーと思う次第である。
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