前説
[ad]
卒業式なんて随分前の話だけど、やっぱりこのシーズンだとふとそのときのことを思い出す。
そこで、この記事では今、個人的に卒業式に聴きたいバンドの曲を紹介しようと思う。
では、どうぞ
本編
back number 「水平線」
別に春をテーマにした歌というわけではないんだけど、個人的には卒業式というシチェーションにマッチする歌なのではないかと思う。
優しくも力強く響く清水依与吏の歌声。
鮮やかなストリングスも、求心力のあるメロディーが大舞台に映える。
back numberの歌ってスケールが大きなシチェーションほど、輝く歌が多いよなーと改めて思う。
UNISON SQUARE GARDEN 「春が来てぼくら」
UNISON SQUARE GARDENの春ソングでも屈指の個人的なツボなこの歌。
ぶっきら棒なのに、どこか優しくてユニゾンらしい爽やかなポップソングになっているのが良い。
歌詞のワードチョイスも良いなあと思っていて、特に良いのが「片道切符」という言葉。
人生は戻ることができないからこそ素晴らしいし、だからこそ卒業式はどこまでも感動的な印象を与えるのだと思う。
まあ、なんにせよ、今、自分が卒業式を迎えるならぜひ聴きたい一曲である。
クリープハイプ 「栞」
「栞」は発表されたときからずっと好きな歌なんだけど、今でもその好きの濃度が変わっていない。
後悔を引き連れた言葉選びが絶妙でぐっときてしまう。
あと、こういう歌詞に対して、ソリッドかつ鋭いロックギターで彩るのも良いなあと改めて思う。
いわゆる<春ソング>と違うテイストだからこそ、歌詞が持つ侘び寂びが際立つというか。
地面に泣いた涙のおかげで、地面から芽を出す構成があまりにも鮮やかなだよなーと、いつ聴いても思う。
BLUE ENCOUNT 「だいじょうぶ」
BLUE ENCOUNTは卒業式nシチェーションに似合う歌が多いけれど、今自分が選ぶなら「だいじょうぶ」。
卒業式ということは、次は違うステージに歩を進めるわけだけど、おおよそ不安がまとわりついてくる。
特に高校の卒業だったりすると、次の月からまったく違う環境で生きることになる人だって多いはずで、不安は大きくなる。
そんなとき、きっと「だいじょうぶ」って歌があれば、勇気づけられたんじゃないかなーなんて思うわけである。
疾走感のあるビートメイクと、田邉の甘くも力強い歌声のコントラストが絶妙。
BLUE ENCOUNTらしい元気の出る一曲である。
[ad]
レミオロメン 「3月9日」
自分くらいの世代だと、やっぱりこの歌がどうしても頭によぎってしまうところがある。
時代を超えて愛される3月の一曲だと思う。
マジの青春思い出ソング。
シンプルなアレンジが歌声や歌詞の切なさを際立たせている。
アイビーカラー 「春を忘れても」
自分はアイビーカラーの季節の描き方がとても好きである。
<春>の景色を音と言葉で丁寧に描いた「春を忘れても」もぐっとくる一曲である。
耳に入るだけで、どこまでも春の景色が広がっていくのである。
とても綺麗に景色を切り取るからこそ、どこか歌の中で感じる物悲しい感じが胸に響いていく。
SUPER BEAVER 「ありがとう」
SUPER BEAVERの歌も、またこういうシーンに間違いのない歌である。
間違いないの歌が多すぎて選ぶのに逆に苦労してしまうやつだが、今は気分で「ありがとう」をセレクト。
今、改めて聴くと、今のSUPER BEAVERとはちょっと違う荒削りなものが聴こえてきて、その真っ直ぐな感じが逆にぐっとくる。
今のSUPER BEAVERとは違う泥臭さが楽曲全体にあふれている感じが、たまらない。
Official髭男dism 「宿命」
春というよりは、夏のテイストの方がイメージに近いのかもしれないが、個人的には卒業式のシーズンに聴きたい歌だったりする。
背中の押し方が、自分的にちょうどいい歌というか。
押し付けがましくなく、かといってひねくれているわけでもない。
そういう温度感が宿っていて良い。
あと、この歌は管楽器のアレンジが良いんだよなーと改めて思う。
BUMP OF CHICKEN 「友達の唄」
出会いと別れ、そして未来への出会いへの期待。
そういうことを歌にする卒業ソングって多い。
でも、BUMP OF CHICKENの歌って、同じようなテーマを歌っていてもどこか眼差しが違っていて、歌の響き方も違うのだ。
変な言い方もしれないけれど、友達がいない人生だったとしても、この歌の<友達>ならすっと胸に入ってくるというか。
そういう不思議なぬくもりがこの歌に宿っているのだ。
だからこそ、よりグッと響く。
卒業式のシーズンにぐっと響く。
そんな気がするのである。
まとめ
というわけで、卒業式のシーズンに聴きたいバンドの楽曲、なのでした。
とりあえず、思いついたままに並べた次第。
今でも、こうやって聴きなおすとぐっとくる歌が多いなーなんて思う次第。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
[ad]