XGというガールズグループにハマっている件

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最近、XGというアーティストの音楽が面白くて良く聴いている。

なので、今回は、そんなXGを取り上げるような記事を書いてみたい。

XGというガールズグループについて

と言いながらも、自分はそこまでXGというアーティストのことを知らない。

ホームページのプロフィールを見ると、このように書いている。

JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組HIPHOP / R&Bガールズグループ。

“BOLD(大胆)” なカルチャーを全世界に発信し、独特な世界観を持つアーティストグループを輩出するグローバルエンタテインメントプロダクション「XGALX」から2022年3月に1st Single「Tippy Toes」でデビューした初のアーティスト。

7人組のグループであるということはわかったが、それ以外の固有名詞がちょっとむずい。

簡単に調べてみると、XGはavexとXGALXがタッグを組んだ、日韓共同プロジェクトX-GALAXYから誕生したグループとのことだった。

また、メンバーは全員日本人らしいが、アーティストの所属先を考えると、K-POPの括りになるという、独自の立ち位置のグループなのである。

確かに、XGの音楽を聴くと、良い意味で多国籍感を覚える。

あえて言えば、確かにK-POP感を覚える作風である。

まあ、POPをJとKで分けるのはナンセンスだし、分けるなら他の国のポップスを分けろよという話でもあるので、J-POPがどうとかK-POPがどうとかという表現は本来微妙だとは思う。

それでも、やっぱりXGの音楽を聴くと、確かにJ-POPと括られる音楽の中で、XGのような音楽を生み出している多人数のガールズグループって散見されないよなーとは思ってしまう。

ボーイズグループであれば、けっこうそういうテイストの音楽を生み出すグループも増えている印象だが、ガールズグループで考えたら、なかなかに散見されない実態があるように思う。

別にどっちが良いとか悪いとかではない。

ただ、確かにXGの音楽ってかっこいいし、対して、XGのような音楽を生み出しているガールズグループって日本の音楽シーンにはあまりいないとは思ってしまう自分がいるのである。

では、なぜXGの音楽がかっこいいのか、という話をしてみたい。

もちろん、聴いた感じ、かっこよさを感じたからだ、という以上の話はないんだけど、XGの音楽って、”かっこいい”と”かわいい”の織り交ぜたうえでの、音楽への落とし込み方が絶妙なように思うのだ。

なんというか、どうしてもJ-POPの音楽シーンを見渡すと、ガールズグループの音楽って、”かわいい”が独立していることが多いというか、”かっこいい”とか”アーティスト性”とかはその”かわいい”に織り交ぜることなく、それぞれを独立させて表現しているケースが多い印象を受けてしまうのだ。

もちろん、日本のJ-POPシーンでもPerfumeのように、”かわいい”も”かっこいい”も”アーティスト性”も織り交ぜて洗練させながら、それらを丁寧に音楽や表現に落とし込んでいく、無二性のあるアーティストもいる。

でも、Perfumeのような立ち位置って、やっぱり独特だよなーと思う。

もう少し言えば、ソロアーティストやユニットであれば、そういう人も多いんだけど、こと多人数のガールズグループという視点で考えると、そういう感じを受けてしまうケースが自分的には多いのである。

そして、XGはそこを織り交ぜながら表現に落とし込んでいるからこそ、かっこよく感じるし、それが「英語で歌っている」というだけの話ではない、グローバル感を覚えるきっかけにもなっているのかなーなんてことを思うのである。

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XGの音楽の話

代表曲である「MASCARA」や「SHOOTING STAR」を聴いても思うのは、シンプルに音楽がかっこいいなあという感想。

メロ→サビへの移行の仕方にも面白みがあるし、リズムやビートの乗りこなし方も身体的なのである。

そうそう。

いわゆるJ-POP感が強い音楽だと、良くも悪くも「手でリズムを取りたくなる歌」が多いのである。

実際、ライブでも「手」で音楽にのる人が多いけれど、歌の構造としても「手でリズムを取りやすい歌」が多い印象なのだ。

でも、XGの歌って「下半身でリズムを取りたくなる歌」が多い印象で。

だからこそ、ダンスミュージックにおける”ダンス”の部分が際立つことにもなるのかなーと思う。

アレンジにおける音の使い方もすごく現代的っぽく洗練されているし、音数の調整の仕方も絶妙だと思うし。

・・・という感じで、聴けば聴くほど、確かにXGの生み出している音楽って、このバックグラウンドだからこその響きをもっているなーと感じた自分。

そのうえで、独自の立ち位置や表現を築き上げて、この立ち位置だからこその自由さを獲得しているからこそ、音楽のひとつひとつに、より面白みを覚えるのである。

まとめに替えて

すでに界隈では大きな話題を勝ち取っていると思うが、XGはきっとここからさらにその存在を大きくしていく。

いくつかの作品を聴いていると、改めてそんなことを感じた次第。

自分もここからどんな作品を生み出すのか、勝手ながらに楽しみながら、今後も作品を聴いていこうと思った次第。

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