Penthouseのキラキラ感、エグすぎる件

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バンドの良さを語る言葉って色々あると思う。

例えば、ゴリゴリ。

ゴリゴリといえば、なんだかサウンドがヘヴィで重厚なバンドを想像する人が多いと思う。

あるいは、ギラギラ。

ギラギラといえば、ボーカルがストイックでパフォーマンスがエゲツないバンドを想像する人が多いと思う。

こんな感じで、ゴリゴリとかギラギラといったワードでもバンドの良さって十全に語ることができる。

では、キラキラといえば、どんなバンドを想像するだろうか?

もしかしたら人によって違うかもしれないが、なんとなくサウンドが綺麗な感じはしそうである。

もう少し具体的にいえば、ピアノとかキーボードが入っているパターンも多そうな気がする。

メタルな感じというよりは、ポップなイメージが強くなるのかもしれない。

ボーカルの歌声は、伸びやかでハイトーン。

しかも、二人のボーカルが、美しいハーモニーを奏でるパターンもありそうである。

では、そんな”キラキラ”という形容が似合いそうなバンドといえば、誰を思い浮かべるだろうか?

もちろん、いくつかのバンドが頭を掠めることにはなると思う。

けれど、2023年1月にリリースされた楽曲の中からひとつ選ぶのだとしたら、自分は、Penthouseの「Take Me Maybe」を挙げたくなる。

そう。

Penthouseって、わりとどの歌もキラキラ感が半端ないのである。

本編

Penthouseの話

例えば、Penthouseの代表曲である「…恋に落ちたら」。

タイトルのチョイス、歌詞の構成、バンドが奏でるサウンド、キャッチーで洗練されたメロディー、そしてツインボーカルの美しいハーモニー。

全ての要素で、キラキラの魔法がかかっている。

それくらいに煌びやかな世界観に包まれた、眩しい楽曲になっている。

代表曲のひとつである、「流星群」もキラキラ感に満ちている。

流れ星というタイトルだから・・・ということを差し引いても、言葉の全てに光が解き放たれているのだ。

一番大きいのは、浪岡真太郎と大島真帆の鮮やかな男女ツインボーカル。

ここが確立しているから、Penthouseの音楽はキラキラ的な輝きに満ちている印象。

というのも、どちらのボーカルも甘さと凜とした佇まいの両方を持っているのだ。

なので、どちらのパートもエネルギーに満ちているし、歌割りも鮮やかに展開されていく。

さらに、ここぞの場面で二人の声が混ざるのがいい。

単純にハモリが美しいというのもあるんだけど、男女ツインボーカルということもあって、トータルの音域がとても広くて、ハモリ方が多種多様なのが良い。

それこそ「…恋に落ちたら」や「流星群 」でも色んなパターンのハモリを聴くこともできる。

・・・その上、二人が綺麗にハモっているかと思えば、いつの間にか二人同時に同じ旋律を歌っていることもあって、レパートリーの多さがたまらないのだ。

しかも、単に歌が綺麗なだけじゃなくて、二人とも歌そのものがパワフルなのだ。

そのため、単に楽曲が甘ったるくなるんじゃなくて、躍動感も生まれてくる。

カルピスっぽい部分もあるけれど、ジンジャーエール感もある・・・みたいな感じ。

・・・という言い方が正しいかはわからないけれど、歌ひとつとっても、単一の魅力では語ることができないということが伝われば幸いである。

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Penthouseのサウンド

Penthouseの魅力はボーカルだけではない。

6人組ということで、ツインのギターと、ピアノと、ベースと、ドラムで構成されたバンドになっているんだけど、どの楽器も小気味が良くてグルーヴが気持ちいいのである。

歌が主役の歌が多いけれど、踊りたくなるような心地の歌も多いのだ。

それこそ、「…恋に落ちたら」や「流星群」も、グルーヴが気持ち良い。

きっとこれらの歌が大きな話題になあったのは、楽曲が持つグルーヴによるところも大きいと思う。

男女ツインボーカルユニットではない。

Penthouseはバンドであり、バンドの魅力がたくさんある。

サウンドを聴くことで、そのことをより強く感じるのである。。

で。

Penthouseはサウンドも洗練されているからこそ、どの歌も圧倒的なキラキラ感を生み出すことになるのだろうなーと思うのである。

そう。

2023年1月に発表された「Take Me Maybe」もまた、そういうツインボーカルとしての魅力と、軽快でノリの良いリズムを感じさせてくれるサウンドの両輪がニヤリとするくらいに炸裂している楽曲になっているのだ。

なので、2023年1月を代表するキラキラソングだったのではないかと思う自分がいるのである。

Penthouseは2022年でバンドとして飛躍した部分も大きいと思う。

が、2023年、さらなる飛躍を予感せずにはいられない楽曲だなあと、「Take Me Maybe」を聴いて、感じるのである。

まとめに替えて

ピアノが入っている、ポップな楽曲を歌うバンドが好み、という人であれば、間違いなくPenthouseの音楽は串刺しになることだと思う。

それくらいに魅力に満ちている。

なので、ピアノバンドは好きだけど、Penthouseはあんまり知らなかった・・・という人はぜひこのタイミングにうっかり出会ってほしいなあーと思う。

まあ、言っている間に、どんどん大きなところで露出していく気はするけども。

なんにしても、マジで大オススメなバンドであるということは、記事に最後に改めて記しておきたいと思う次第。

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