2022年8月の今、個人的に気になっている”若手バンド”たち
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8月ももう終わろうとしているので、久しぶりに”若手バンド”の中で最近ぐっときているバンドをいくつか紹介してみようと思う。
とはいえ、条件を定めずに紹介をはじめるとカオスになってしまうので、今回は、回遊イベント「旬は巡る。」(https://twitter.com/envelopefes)に出演するバンドの中から自分が気に入っているバンドをいくつか紹介したい。
ちなみに、「旬は巡る。」とは、下北沢4会場で開催されるサーキットイベントであり、出演バンドに「おお・・・!」と思うバンドが多かったので、今回はここを起点に紹介をしてみようと思う次第。
では、どうぞ。
本編
Hello Hello
奈良発のスリーピースバンドであるHello Hello。
「Stay with Me」もそうなんだけど、素直にメロディーと声が良いと思えて、楽曲に漂う仄かな切なさに胸がうたれてしまう。
音楽番組をみていると、すぐに「バズっている云々」の視点でその音楽の<強さ>を語る。
Hello Helloは必ずしも「ネットでバズを生み出すようなわかりやすい飛び道具を用意している感じではなく、スリーピースだからこその骨太いバンドサウンドで魅了している感じがして、そこにぐっとくる自分がいる。
“ひとり一人に寄り添う音楽を”というキャッチコピーを掲げていることもあって、曲を聴けば聴くほどにその音楽が突き刺さる印象。
ねがえり。
東京発のフォーピースバンド。
「生活の一部」もそうなんだけど、すっぴんのバンドの音と、その音を加工して自分たちの世界観を作り上げるバランス感が絶妙だなあと思うバンド。
今年リリースされた「twilight」も、ボーカルのエフェクトのかけかたと、バンドとバンド外のアレンジの融合のさせ方が絶妙な心地なのだ。
バンドの美学が見える感じがするのが好き、とでも言えばいいだろうか。
ぜひまずは、代表曲を何曲か聴いてみてほしいなと思ってしまうタイプのバンド。
フィルフリーク
男女混声バンドであるフィルフリーク。
男女混成であることをバンドのコピーにしていることもあって、コントラストのある歌声や美しいコーラスワークが大きな魅力だと感じる。
ポップかつ華やかな歌が多く、それがよりボーカルの美しさを際立たせている。
特に「サイドストーリー」のサビのハモリが特に好きで。
楽曲の完成度が高くどっしりとしている印象を受けるので、ひょんなタイミングで大きな存在感になりそうな感。
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amanojac
名古屋発3ピースロックバンド。
ブログを書いていると、次にブレイクしそうなバンドは何ですか?という問いをもらうことが多い。
ブレイクするしないは正直運というか、タイミングもあるので一概に言えないところではあるんだけど、規模とかはそういうのは脇に置いて、ライブを披露するたびに、きっとどんどんファンが増えるんだなあと予感させてくれるバンドということであれば、自分はamanojacの名前を挙げたくなる。
なぜ、そう思うのかは「生活」や「サーサイドガール」といった、彼らのキラーチューンを聴いてもらったら納得してもらえると思う。
それくらいに楽曲全体にエネルギーが満ちているのだ。
しかも、飽きる間も無く楽曲が終わってしまう(それだけ楽曲の世界にのまれてしまう)のである。
きっとライブの切れ味も鋭いと思うし、この切れ味を生で体感したら惚れるだろうな〜と、そんなことを思うのである。
アスノポラリス
広島を拠点に持つバンド4人組ロックバンド。
歌メロ的な強さがあって、聴き惚れてしまう部分が強い。
「ささくれ」は、今年の母の日にぜひ聴きたい歌だと思うし、楽曲が持つメッセージがしっかりしているのも良いなあと思っているし。
ただ、単純な<聴かせる>バンドかというと、まったくそんなことはなくて。
パワフルで勢いのあるサウンドでも魅了するので、油断ならないというか。
もっとたくさんのシーンで話題になってもいいと思っている、そんなバンド。
月追う彼方
北九州発スリーピースロックバンド。
ボーカルの雰囲気と表情の作り方が自分好みで気になっているバンド。
ソリッドなギターロック然としているんだけど、常に楽曲の中にはエモさが宿っている感じもする。
また、「明け暮れ」などを聴いていると、楽曲の展開やリズムアプローチも細かくて、素朴なんだけど新鮮さを感じるのも特徴である。
まとめ
というわけで、2022年8月の今、個人的に気になっている”若手バンド”たち、なのでした。
今回は、回遊イベント「旬は巡る。」に出演しているバンドの中から選出してみました。
出ているバンドはどのバンドも魅力的なのは承知のうえで、その中でも特に気に入っているバンドをいくつかピックアップしてみました。
関東近郊の方は、回遊イベント「旬は巡る。」(https://twitter.com/envelopefes)に遊びにいくのもアリではないかと思っていた次第。
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