前説
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気がついたら、9月である。
そこで、この記事では「9月」な感じの楽曲をいくつか紹介していきたい。
本編
RADWIMPS 「セプテンバーさん」
いわゆる邦ロックが好きな人が「9月」というワードで思い出しがちな楽曲ランキング、高い確率で一位になりそうな歌。
ファンのみならず、ライトなファンにも知名度が高い屈指の「9月」ソングである。
夏から秋に変わる切なさが、ギターのアルペジオから香る一曲。
RADWIMPSの歌は暴力的な過激さが目につく歌も多いけれど、この歌はそういう要素とむしろ逆で、ギターロックの繊細さが際立っている。
teto 「9月になること」
RADWIMPS一強になりそうな「9月」ソングに一石を投じる一曲。
tetoの「9月」ソングもそうだけど、秋口を意識する曲は、そのバンドが持つパブリックな色と反するようにエモさを強調するアレンジにしている気がする。
ノスタルジーな雰囲気の色合いにギターの音色を変えがちというか。
まあ、tetoって激しいバンドでありながら、芸術肌な部分もあるので、その芸術肌な部分が炸裂したと歌と言えるのかもしれない。
9月って最初は熱いんだけど、月末にはすっかりと寒さを感じる季節になっていて、そういう移ろいみたいなものがこの歌では表現されている気がする。
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bloodthirsty butchers 「9月」
ノイジーなサウンドと、個性的な揺れのあるボーカルが印象的なbloodthirsty butchers。
楽曲によって色合いは大きく変わるけれど、bloodthirsty butchersの「9月」も、切なさが全開の楽曲となっている。
9月という季節自体がどうのこうのというより、夏が終わるというところにある種の喪失感を投影することが多いんだろうなーと思う。
まあ、bloodthirsty butchersは9月以外にも「3月」とか「8月」とか、月をタイトルにした歌がいくつもある。
感覚的に季節を切り取ったバンドだからこそ、その季節にしかないものを音にきっちりと反映してくる。
聞く人を選ぶバンドなのかもしれないが、どこまでも感覚的なものに対して繊細なバンドであったことは改めて記しておきたい。
aiko 「September」
aikoも「September」というタイトルの歌を発表している。
この歌は「夏服」というアルバムに収録されている歌である。
「夏」がタイトルのアルバムに収録されている中で「September」というタイトルの歌を歌うって、なんだかエモいなーと思う。
なお、「September」はルーツを感じるポップミュージックという感じで、様々な音楽を咀嚼しているaikoならではのセンスが炸裂している。
FAITH 「September 7th」
注目の若手バンドの一組であるFAITHもSeptemberの歌を歌っている。
わりと繊細さやエモさが際立つ歌が多かった9月の楽曲において、FAITHは自分たちの持つ爽快感を爆発させている。
痛快なギターを響かせて、自分たちがやりたいロックを鳴らしている感じ。
確かに「9月」の歌ってエモい歌が多いからこそ、こういうアプローチの歌が際立っているような気がする。
そこが痺れるし、クセになる次第である。
まとめ
というわけで、「9月」に相応しいエモさ溢れるバンド・アーティストの楽曲たち、なのでした。
まあ、ここで紹介した以外にも「9月」や「September」が入っている楽曲はいくつかあるんだけど、その中取り上げたいものを絞って紹介した次第。
特定の歌しか知らない人も多いかも知れないが、今回をきっかけに色んな「9月ソング」を掘り下げてもらえたらいいのではないかなーと思う。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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