前説
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ベースがかっこいいバンドが好きである。
というわけで、この記事ではベースが好きだなーと思うバンド、2020年ver(というほど新しい内容でもないけれど)を紹介したい。
本編
OKAMOTO’S
OKAMOTO’Sは演奏力の高さでも定評のバンドである。
その中でも、ハマ・オカモトのベースは目をみはるものがある。
ハマ・オカモトのベースってゴリゴリにスラップをやるとか、異常に速い動きをする、みたいな視覚的にわかりやすい凄さをゴリゴリやるって感じではなく、ベースとして基本に徹した凄さがある感じのベースという印象が強い。
でも、そういうわかりやすい凄さを使わずとも、キレキレのリズムでグルーヴを生み出すみたいな凄さがある。
星野源をはじめ、様々なアーティストが重宝していたり、ベース雑誌でも取り上げていることからも、いかに彼がベーシストして支持されているかがわかるというもの。
OKAMOTO’Sの楽曲が、全体的に聴いていて「気持ちいい」がいいのは、こういうリズム隊がキレキレだからなんだよなーと改めて思う。
ストレイテナー
ストレイテナーのベースといえば、ひなっちこと日向秀和である。
このベースも目をみはるものがある。
アグレッシブなプレイが特徴であるが、近年のテナーをみてもらうとわかる通り、楽曲によって自分の色を変えることもできる。
こういう細かいところにも気を配るプレイができることが、彼のベーシストとしての凄さをを物語っている。
また、Nothing’s Carved In Stoneをはじめ、バンドごとに彼のプレイの味が変わり、バンドや楽曲ごとにプレイの凄さを垣間見ることができる。
テナーの演奏に厚みがあるのは、間違いなく日向秀和がベースを務めているからだ。
マキシマム ザ ホルモン
楽曲を聴けばわかるけれど、ホルモンのリズムのキレが命なところがある。
リズムの部分でスキをみせた途端、音楽の破壊力が激減してしてしまうわけだ。
で、そういう音楽のキレを最大限にしているのは、上ちゃんのベースにあると思う。
人によっては、紅白でけん玉をやっていた人、というイメージしかないかもしれないが、ベースのプレイがとにかく凄まじくて。
ホルモンの音楽じゃないと「満腹」にならない人が多いのは、ホルモンの音楽にしかないかっこよさに魅了されているからだし、そのかっこよさの土台を作っているのは上ちゃんのベースであるという話。
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東京事変
東京事変のベースは亀田誠治である。
椎名林檎をはじめ、様々な大物アーティストのプロデューサーをしていることからもわかるとおり、そもそも音楽的な能力値の五角形が圧倒的に大きい亀田誠治。
プレイヤーとしても一流で、東京事変のヒリヒリさせる演奏の躍動感を生み出しているのは、亀田誠治のベースの部分も大きい。
東京事変なんて、全ての音が個性的なのに、その中でも個性を埋没させることなく輝きを放っているところをみても、彼のベースのカリスマ性がわかるというものである。
亀田誠治は、わりと音楽的な話を自分の口からたくさんしている方でもあるので、興味がある方は彼の音楽話に耳を傾けるのも一興かもしれない。
King Gnu
スピード感で魅了することが多い日本のバンドシーンの中で、ゆったりとした重さや色気で魅了するのがKing Gnuの強さである。
また、ポップス要素が強めになっても、単なるポップソングにならないのは、メンバーの演奏力がキレキレだからこそ。
King Gnuのベースは新井 和輝だが、彼はロック的なプレイのみならず、ジャズ的なアプローチも身体に刻んでいる変幻自在なプレイヤーである。
楽曲ごとにアプローチを変幻させるプレイヤーであり、ライブでもスタジオでも力を発揮するタイプ。
純粋にベースが上手いベーシストなのである。
まとめ
というわけで、個人的にベースが好きなバンドたち、なのでした。
まあ、こういうお題は過去の記事でも書いているような気がするけれど、過去に何を選んだのかは忘れて、今のタイミングで改めて選んでみました。
やっぱりベースがかっこいいバンドってかっこいいよね、ということを改めて実感する日々。
よかったらあなたの好きなベーシストを教えてくださいな。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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