2021年秋、絶対にオススメしたい若手バンド9選
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このブログでは毎月一回ほど、月別に激烈プッシュしたい若手バンドを紹介する記事を書いている次第。
9月になったので、「2021年秋のオススメ」と題して、いくつかのバンドを紹介したい。
<若手バンド>という枠組みは恣意的なものなので、その辺りはご了承いただけたら幸いである。
では、どうぞ。
本編
ザ・モアイズユー
メロディーの美しさだったり、何気ない景色をドラマチックに表現するバンド、という意味では、ザ・モアイズユーは凄いバンドだと思う。
メロディーの洗練さと、ボーカルの包容力のバランス感が絶妙で。
backnumberのような音楽が好きだったら間違いなく刺さるグッド・ミュージック。
「秒針に振れて」に興味をもったらぜひ、2021年8月にリリースされた『Storage time』を聴いてみてほしい。
明くる夜の羊
今月、「花と枷」を発表した明くる夜の羊。
ボーカルだけで楽曲世界を鮮やかに作り出しているのが自分的にとても良いなーと思っていて。
小細工なんていらず、歌とボーカルだけで描く世界に魅力が満ち溢れているというか。
そこにバンドサウンドが合わさることで、その景色がより劇的で解像度が高いものになる。
鋭さと繊細を併せ持つ女性ボーカルのバンドが好きな人は、ぜひ聴いてみてほしいバンド。
バイリンジボーイ
2019年、前身バンドからの改名をして、新たに活動をはじめたバイリンジボーイ。
これまたボーカルの熱量とサウンドの温度感が絶妙なバンドで。
ボーカルがエネルギッシュで表情豊かだから、ソリッドなチューンがとにかく合うのである。
「cry cry cry」みたいな、上手さとかはひとまず向きにして何かをぶちまけているような感じのするタイプの楽曲が自分のツボ。
青春性のあるパワフルバンドがツボな方にぜひオススメしたいバンド。
chilldspot
東京出身の4人組バンド。
洒脱なサウンドと心地よいグルーヴが印象的である。
2021年8月に発表された「未定」は、このバンドが持つ魅力が色濃く投影された楽曲で、快楽にも近い中毒に身を包まれることになるはず。
今のうちに聴いておいた方が良いバンドのひとつ。
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ぜったくん
バンドじゃないんだけど、今のうちに推しておきたいということで、ここで紹介するのがぜったくん。
ラッパー / トラックメーカーという立ち位置にある彼。
人懐っこいボーカルと、ユニークな楽曲メイクが印象的で、ひとたび楽曲に触れるとツルツルとその世界に引き込まれることになる。
ニュートラルな雰囲気のする楽曲が多く、令和らしい雰囲気に満ちているのが個人的なツボ。
なお、くOfficial髭男dismなどを輩出したラストラム・ミュージックエンタテインメント主催の新人オーディション『ニューカマー発見伝』で優勝する、という経歴ももっている。
MINOR THIRD
ソリッドなサウンド × 凛とした女性ボーカル。
この組み合わせの威力が凄まじいMINOR THIRD。
とはいえ、ただ単にゴリゴリしているのではなく、切なさみたいなものも見え隠れするのが良いなーと思う。
ダークとポップの塩梅が絶妙。
yutori
ふと「君と癖」を聴いたとき、個人的にビビビときたので、なんてバンドなんだろうとみたらyutoriというバンドだと気がついた先日。
ギターロックが持つイノセントな感じが全面に出ている感じで、上手さを越えた地点で楽曲が胸に響く感じがある(いや、もちろん、バンドとしての完成度は高いんだけどね)。
楽曲そのものがダイレクトに胸に突き刺さる感じがするのだ。
<今>のむき出しな感じがたまらないバンドなので、ぜひ今のうちに刺さってみてほしいバンドである。
まなつ
くるりが好きでくるりが名前ひらがな3文字で単純な音楽だったんで、名前も単純にしようっていう理由で「まなつ」というバンド名にしたらしい。
良いエピソードである。
音楽性はくるりというよりも、もっと率直な青春感のあるギターロックだけど、楽曲のアプローチは幅は広く、おそらくキャリアを重ねたらどんどん面白い音を鳴らすバンドになるのだと思う。
そういう意味でも、早いうちに聴いておくと、その進化にドキドキさせられるのかなーと勝手に思っている。
かずき山盛り
コミック色が強いバンドなのかなーと思っていたけれど、楽曲を聴いてみると、これがかっこいい。
ロックバンドとしてのリズムアプローチがキレキレで、変幻自在なアプローチを鮮やかに取り入れていく。
「琉球サンライズ」は、<琉球>の取り入れ方が絶妙で、その音楽センスには脱帽するばかり。
TRUST RECORDSの傘下での活動になる今後、さらなる躍進が楽しみである。
まとめ
というわけで、2021年秋、絶対にオススメしたい若手バンド9選、を紹介してみました。
知らないバンドがもしいたら、この記事をきっかけに聞いてもらえたら嬉しい限り。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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