前説

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緊急事態宣言が解除されていく地域が増えている。

ライブができるようになるかどうかはまだ予断を許さない状態だが、少しずつ「終わり」が近づいていることだけは間違いないと思う。

その予感を覚えるとライブに行きたくなるというような音楽好きの性だと思う。

その中で、このバンドの音源を聴いているとよりライブに行きたくなった、と感じたバンドをいくつか紹介したい。

いわゆる、ライブバンドであるかどうかというよりも、個人的な好みを反映した内容になっているので悪しからず。

本編

ハンブレッダーズ

ライブハウスのことについて歌ったハンブレ。

「ライブハウス」というテーマがこんなにも似合うサウンドと歌声のバンドもそうはいないのではないだろうか。

ストレートなギターロックがそういう印象を与えるのだと思う。

あと、ハンブレって周りに馴染めない人が、こっそりと牙をむいて心の中で反逆する、っていうテーマがぴったりのイメージが自分の中にあって。

教室の隅で、クラスに馴染めずに好きな音楽に没頭している、昔のロック好きのイメージがぴったりあうというか。

そういう影を感じさせる音楽好きの像がぴったりとあるからこそ、「ライブハウス」という日の当たらない場所で輝く大切さを説得力を持って歌えるのかなーなんて思うのである。

なんかややこしい言い方をしたけれど、要は歌っている言葉がぐさりと刺さるという、そういう話である。

ナードマグネット

自分は一昔前のロック好きだから、いわゆるモッシュを生み出すようなハイテンポな歌よりも、ちょっとミディアムなテンポで腕が付き上がる感じのギターロックにぐっときてしまう。

Weezerなどの音楽を咀嚼したパワーポップバンドであるナードマグネットの音楽って、まさしくこういうロックにある懐かしさを感じさせるから、たまらなく自分の中でツボなのである。

シンプルで澄み切ったギターの音色。

バンドの音に飲まれない強さを持ったボーカルの声。

その爽快さが、たまらなく気持ち良いのである。

UNISON SQUARE GARDEN

https://youtu.be/_zts-hp22Pc

積極的にYouTube上でライブを披露したり、新しいコンテンツを発信をするバンドもいる一方で、ユニゾンはあまりそういうことを積極的に行わないバンドだった。

このことに対する意見は田淵が自身のブログでも綴っているわけだが、そういう言葉を読むたびにやっぱりこのバンドはライブで観たいよなーと思ってしまうのである。

まあ、このバンドに限っては地球が爆発でもしない限りは、きちっとしかるべきタイミングでしかるべきライブを魅せてくれることがわかっているので、そういう意味では安心でもあるわけだけど。

あと、今年リリースされると言われている新しいアルバムが楽しみである。

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Age Factory

ここ最近聴いたロック・バンドの新譜の中でも、かっこよさが随一だったのはAge Factoryだった。

なんというか、リズムもメロディーもテンポも、他のバンドではかっこよくならなそうなものなのだ。

でも、Age Factoryは研ぎ澄ましたバンドサウンドによって、そういうものを間違いなくかっこいいものに変えてしまう。

しかも音の足し算はなし。

自分たちのバンドだけでそのかっこよさを生み出してしまうのだから、強い。

バンドにおける売れ線とはまったく違う方向性だからこそ、際立つかっこよさ。

ぜひ生でその音を浴びてみたいと思ってしまうのである。

赤い公園

ずっとずっとライブが観たいと思っているバンド。

今年リリースされたアルバムを聴いて、その想いはなおのこと強くなった。

音源だけでこんなにもヒリヒリさせられるのだから、生の音をくらったたらきっととんでもないことになると思うのだ。

ギターから離れて打ち込みから多用するバンドも多いし、そういう進化を遂げるバンドが多い中で、赤い公園は生のバンドサウンドをより研ぎ澄ましている感じがするからしびれるのである。

この声とこのサウンドだからこその世界観が、圧倒的なのである。

フレデリック

積極的にYouTubeで仕掛けていき、YouTubeならではの魅せ方をしているフレデリック。

こういうバランス感覚があるところもフレデリックの面白さだと思う。

ただ、四人の才能が爆発する場所はライブだよなーとも思うのである。

楽曲に触れている時間が長くなればなるほど、じゃあ今の状態でライブを聴いたらどうなるんだろうという気持ちが膨れ上がるという罠。

フレデリックの手中で踊らされているのかもしれないが、そういう想像がめぐってしまうのだから仕方がないよね、という話。

ポルノグラフィティ

まだライブを見たことがない。

だからこそ、まだ比較的自由にライブが行けるうちにライブを見ておきたいバンドナンバーワン。

それがポルノグラフィティだ。

幸い、ポルノはどんどんボーカルも作曲センスも磨きをかけているので、まだまだ「現役である」という意味では安心できるんだけど、やっぱり今の熟達した彼らを観たいという気持ちは拭えない。

ちなみに個人的に聴きたい歌は「カメレオン・レンズ」である。

まとめ

というわけで、楽曲を聴いているとライブに行きたくなったバンドたちを紹介してみました。

レジェンドから若手まで、いろんなバンドの音を浴びたいなーと思ってしまう性。

まだまだ予断は許さない状態だが、いつかくるはずの「解禁」の日を夢見て。

胸をワクワクさせたいと思う所存なのである。

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