前説
[ad]
バンドのベース音が好きである。
ただし、ベースが好きと言っても、色んな「好き」がある。
そこで、この記事ではベースのグルーヴが心地よいよなあと思うバンドを紹介したい。
本編
OKAMOTO’S
OKAMOTO’Sのベースは気持ち良い。
もちろん、バンドサウンドが熟達しており、全体的に心地よさがあるんだけど、その中でもやっぱりベースがキレキレで気持ち良いんだよなあと思ってしまう。
わりと派手さで魅せるタイプではないんだけど、だからこそベースの生み出すグルーヴにふれるたびにゾクゾクする。
OKAMOTO’Sのベースであるハマは、星野源をはじめ、様々なアーティストの後ろでもプレイする圧倒的な実力派。
フレデリック
最近のフレデリックのサウンドが心地よすぎてヤバすぎる問題がある。
音色そのものにこだわったレトロかつ近未来的なサウンド。
フレデリックならではのビートメイク。
このタッグで圧倒的にドキドキにのまれていくし、その中で躍動するベースに惚れ惚れしてしまうという仕様なのである。
Awesome City Club
サウンドが心地よいとバンドといえば、Awesome City Clubもぜひ名前を挙げたいバンドである。
「勿忘」は、コーラスの美しさが際立つ作品でもあるが、余計な音を削ぎ落としながらグルーヴの心地よさも大きな聴きどころのひとつ。
バンドとしては色んなフェーズを乗り越えて今の形になったわけだけど、「勿忘」を聴くとその進化の凄まじさにぐっとくると思う。
ストレイテナー
ストレイテナーもまたベースがとにかく心地よいバンドである。
躍動と丁寧さのふたつを持ち合わせた圧巻のベース。
そのため、激しい曲でもしっとりしたミディアムナンバーでもベースが際立つのだ。
日向秀和がいかにプレイヤーとして優れているのかがよくわかるという話でもある。
[ad]
Kroi
グルーヴが体現したようなバンドである。
ギター、ベース、ドラムの有機的な結びつきが絶妙で、音の深くまで潜り込んでしまうような心地を覚える。
バンドアンサンブルが全体的に気持ち良いので、ベースのみを切り取るのは勿体ないバンドである。
なんだけど、やっぱりベースがうねうね感が心地よいよなーと改めて。
2021年。
これからの活躍が大きく楽しみなバンドの一組である。
LUCKY TAPES
ソウルフルで横揺れを喚起させるビートを生み出すLUCKY TAPES。
スローテンポであることを武器にした絶妙な音の揺らぎ。
単体で楽器が目立っているというわけではなくて、全体的な構築が見事なバンドだとは思うんだけど、やっぱりベースが果たしている役割は大きいなーと思っていて。
お酒を飲みながら揺れて聴きたい音楽である。
Suchmos
活動休止を発表したSuchmos。
きっと今後の活動につなげるための前向きなものだとは思うけれど、改めてSuchmosの音楽を聴きたくなったので、ここで紹介。
初期のシティーポップな感じも、近年のサイケな感じも、どちらもSuchmosだからこそのサウンド感があってとても好きだった。
改めて思うのはリズムの刻み方の絶妙さであり、リズム隊が生み出すヒリヒリしたビートメイクがSuchmosの凄さのひとつだったということ。
ただし、それは流行りがどうとかではなくて、自分たちが良いと思うものを突き詰めた上でのそれだったので、どこまでも他のバンドにはない魅力が宿っていたんだろうなーと改めて思うのである。
いつかまたSuchmosはSuchmosの音を鳴らしてくれると思っている。
そのときは一体どんな音を鳴らすのか。
今はそれが楽しみで仕方がない。
まとめ
というわけで、ベースのグルーヴが気持ちよすぎるバンド特集、なのでした。
やっぱりそのバンドならではのグルーヴが冴え渡っているバンドのサウンドって気持ち良いよねーということが言いたいだけの記事なのでした。
そして、改めて自分はベースが踊るように動くサウンドが好きだなあなんて思うのでした。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
[ad]