前説
MIU404というドラマが放送されている。
このドラマに関わっている人たちの顔ぶれがすごい。
特に「音楽界隈」で圧倒的に名を馳せている人たちの顔ぶれがすごいのである。
この記事では、現時点でMIU404に関わりがある音楽界隈の凄い人たちを紹介していきたい。
本篇
星野源
MIU404の主演を担当している星野源。
役者としても素晴らしいお方だが、アーティストとしての才覚もずば抜けている。
アルバムをリリースすれば、メディア・ライター・ブロガー問わず、その年のベストアルバムに星野源のアルバムを挙げる人が多いことからも、その才能がずば抜けていることがわかる。
ブラック・ミュージック的なリズムをはじめ、その時期ごとの日本のポップスからは遠い要素を自分の音楽に組み込んでいく。
その視野の広さ、センス、考え抜かれる美的感覚とユーモアの数々。
そのどれもがすば抜けているのだ。
今年も音楽的なトピックでムーブを起こした星野源。
まだまだアーティストとして、ワクワクする未来を描いてくれるのだろう。
リリースする作品に心配はないけれど、働きすぎて倒れたりしないかだけがちょっと心配だったりする件。
米津玄師
星野源が役者としてもアーティストしても優れていることは間違いない。
そうなると、星野源の主演のドラマは星野源が主題歌でいいやん、という空気になりかねない。
もちろん、スケジュール的に難しいこともあるだろうから、別の方が作ることも多いはずだが、生半可なものを作れない空気があることも間違いない。
国内アーティストで、自信をもって質的な意味合いで星野源と提示できるアーティストはそこまで多くないと思う。
が、MIU404では見事に星野源以上に驚異的な存在感のアーティストが主題歌を担当することになる。
多くの人がご存知の通り、MIU404の主題歌は米津玄師の「感電」である。
米津玄師もまた、凄いアーティストである。
特に目をみはるのが「Lemon」以降の、音楽的な探究心。
「感電」もそうだが、サビのラインはキャッチーなんだけど、それ以外の部分の「遊び方」が凄いのである。
音のはめ込み方の感覚が、他のアーティストとまったく違うのだ。
異質な美しさを放っているのだ。
セールス的に化け物だけど、それ以上に生み出す音楽が化け物なのである(「化け物」といえば、星野源の歌っぽいけども)
菅田将暉
米津玄師とライバルであり、盟友のような立ち位置のアーティストといえば、菅田将暉を連想する人も多いのではないだろうか。
菅田将暉もMIU404に出演している。
米津玄師は菅田将暉に曲を提供しているが、あのヒットメイカーの米津玄師を難産に追い込んだというエピソードがある。
それほどまでに米津玄師にとって菅田将暉は特別な存在であるというわけだが、菅田将暉の凄さはオーラのある立ち振舞だと思う。
ひとたびマイクを握って歌を歌うと、一気に世界を自分のものにしてしまうダイソンのようなパワーがあるのである。
エンタメに対する志も高く、「美」とか「芸術性」みたいなものに対するこだわりも強い。
King Gnu
King Gnuのボーカルである井口もMIU404に出演した。
ドラマの中では役者・井口として、圧倒的な演技を披露していたが、ご存知のとおり、ボーカルとしての表現力もとてつもない。
千鳥のノブに「繊細過ぎる歌い出し」と言わしめた、ハイトーンで澄み切ったボーカル。
「白日」はサビよりも歌い出しが印象に残っている人も多いと思うが、その理由は井口のボーカルがとにかく繊細だからに他ならない。
King Gnuが若者のみならず、老若男女を魅了しているのは、井口の美しすぎるその歌声に依存している部分も大きいことだろう。
ってか、マジでラインナップが紅白とかそういう類のレベルなのである。
ライブイベントでこのメンツを呼ぶのはきっと無理なのだろうな・・・と思うその豪華さ。
もし一日でこのメンツを観るようなことがあれば、興奮しすぎて貧血で倒れてしまいそうである。
岡崎体育
岡崎体育もMIU404に出演した。
岡崎体育といえば、日本の音楽シーンに旋風を巻き起こしたマルチなクリエイターである。
Twitterのノリとか普段のパフォーマンスから「ネタ」の人というイメージを持っている人もいるかもだが、音楽的センスはピカイチで、ラップスキルはあのR-指定が一目を置く凄まじさなのである。
演技がうますぎるがゆえに、この人の本職なんだっけ・・・・と思ってしまうところだけが、傷であるけども、歌を聴けば、やっぱりこの人はアーティストだよなーと改めて思うのである。
まとめ
メンツが鬼すぎる。
これしか言えない。
マジでこれしか言えない。
お願いだから、どこかのタイミングでこの人達を同日で観ることができるライブイベント開催してくれないかなー。
そんな夢みたいなことを、ついつい夢想してしまうのである。