前説
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大阪は、邦ロックが好きな飲食店が集う宝庫だと思っている。
今回紹介したのは、ここ。
コジーナ邸というラーメン屋さんである。
2018年にオープンしたイタリアンラーメン店である。
ブログを初めておよそ5年。
昔に比べたら多少コミュ力があがったワタクシが、今回、おっかなびっくりで、コジーナ邸に取材しにいきました。
その模様をお伝えさせていただきます。
本編
コジーナ邸への食レポ
大阪の地下鉄にある駅のひとつ「本町」。
コジーナ邸の最寄り駅は、その「本町」なのである。
ちなみに、グーグルマップで<コジーナ邸>と検索したらお店の詳細が出てくるし、きちんとお店の場所を教えてくれる。
グーグル先生の情報によると、駅から歩いておよそ15分、とのこと。
15分といえば、ちびまる子ちゃんで言えば1話分、サザエさんならギリ2話分、昔おはスタで放送されていたショート枠のアニメ(学級王ヤマザキとかその枠だったんだけど、そもそも読み手の皆様はこの漫画のことをご存知だろうか)なら3本という、非常な微妙な時間である。
駅近というわけではない。
かといって、遠すぎるというわけでもない。
そんな絶妙な距離に、コジーナ邸は聳え立っている。
コジーナ邸まで歩いてみた
歩いていくと、建物が連なる場所にたどり着く。
色んな飲食店が散見されるのだ。
きっと初めて足を踏み入れた人ならきっとこう思うんじゃないだろうか?
あれ?どの建物がコジーナ邸なのだろう、と。
そうなのだ。
歩いても歩いても、一向にラーメン店らしき建物が見えてこないのだ。
もしや、俺はグーグル先生が嵌められたのではないか?
そんな恐ろしい想像が頭をかすめつつも歩き続けると、やがてグーグル先生はこう言う。
ここが、ゴールやぞ、と。
でも。
360度視線を這わせてみても、ラーメン店らしきものは見えない。
もしや、Google先生とコジーナ邸が共謀して、俺にドッキリを仕掛けたのではないか?
人間とAIに対して疑心暗鬼になっていたとき、ふと視界に文字が目に入る。
コジーナ・・・・てい・・・・???
そうなのだ。
ビルをまじまじと見つめていると、「コジーナ邸」と書いてあるのだ。
となり居酒屋「八月」が存在感を出していたから、すっかり気が付かなかったが、このビルの中にコジーナ邸はあるのである。
ラーメン店だからてっきり一軒家のお店なのかと思ったのだが、違うのだ。
コジーナ邸はビルの階段をあがって、2階にお店があるのだ。
隠れ家的な雰囲気のあるオシャレカフェばりの佇まいで、客を待ち構えているのである。
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取材レポ
実は、この取材は、突撃レポではない。
事前に「取材にいかせてもらいますね〜」と、声をかけたみたいなところがあるし、店主は「取材」することに身構えているフシがあった。
だから、おそらく当日は、多少の”おめかし”はしているんだろうなーと思っていた。
が、予想を遥かに超えていた。
階段を上りきり、店内を様子を伺おうと、開口一番、店内を見回してみると、店主の姿が目に付き、
いやいやいやいや、待ち構えすぎやん。
ポケモンのジムリーダーばりの仁王立ちですやん。
初代ポケモンのジムリーダー、たけしを彷彿とさせる屈強な肉体。
いやむしろ、初代ポケモンのジームリーダー、マチス的な肉体美すら感じさせるところがある。
まあ、初代ポケモンリーダーの話はどうでもいいので、店主である小島さんと簡単にお話をしたんだけど、マジ小島さん、良い人なのである。
若干の強面感、しっぺを食らわせたら人の腕に重大なダメージを与えそうな肉体。
はっきり言って、少し怖い。
でも、しゃべるとめっちゃ良い人。
椎名林檎、BUMP OF CHICKEN、マキシマム ザ ホルモンが大好きな、音楽好きな店主なのである。
見た目と性格のギャップがあるという点で、ホルモンメンバーと通ずるところがあるような気もする。
そうそう。
この日も頼んでもいないのに、ホルモン愛が透けて見えるようなTシャツを身に着けてくれている。
愛があるのだ。素敵だ。
前置きが長くなってしまったけれど、食レポとして出されたのが、こちらだった。
白ラーメンである。
出されたので、早速食ってみる。
お、おおおおおおおおおおおいししい!!!!!!!!!!!
いや、ね。
文面でこう書いてもヤラセにしか見えないのは、わかっている。
でも、どう表現したらいいのかわからないのだ。
この旨さを文字にするのは、切実にムズい。
あえて例えるならば、脳内にいる彦丸が、あまりのおいしさに自分の役割を忘れてしまい、何の例えも思いつかないままに素のテンションで「うんまっ!」っていってしまうような感じの味、とでも言えば、少しはその美味しさが伝わるだろうか。
他にも、チーズフォンデュつけ麺とかもあるし、季節ごとに期間限定のメニューも提供している。
僕が初めてコジーナ邸に行ったのは、マンウィズの甲子園ライブのときだったんだけど、そのときはなんかマンウィズをモチーフにしていたラーメンを出していた。
それもおいしかったのである。
まとめ
色々と話をさせてもらったし、取材した言葉をつらつらと記事に書いてみたりもしたんだけど、それではちっともお店の良さが伝わらなかった。
だから、ここで一言だけ言わせてほしいのだ。
食ってみたら、マジ旨いことがわかるぞ!と。
これに尽きる。
お店に来たことがある人なら、これだけで十分わかると思うのだ。
ぶっちゃけ、邦ロックに媚びているお店は、味においては普通ということも多いなかで、コジーナ邸の味はガチ。
マジで、普通に、めっちゃ、うまいのだ。
あと、量に対して値段が安いのもウリのひとつで、金欠ぎみのライブキッズにも優しい価格になっている。
もしかしたら、このブログを読んでお店に来たんで、なんかサービスしてくださいよ!って店主に言えば、なにかサービスしてくれるかもしれない。
いや、しらんけどね。何の話もしてないけどね。
まあ、そこは小島さんと交渉してくださいな。
そして、ぜひ大阪にお立ち寄りの際は、コジーナ邸に足を運んでみてくださいな。
きっと素敵なラーメンがあたなの胃袋を満たしてくれますから。
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