バンドマンは彼氏にするな。
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奴らはクズである。
バンドマンを恋人にした経験がある人は口を揃えてそう言う。
もちろん、誠実な人だっているわけだけど、なぜバンドマンの彼氏はクズと言われるのが、改めて分析したいと思う。
①収入ほぼO
まずはこれに尽きると思う。
売れていないバンドマンにとって、ライブというのはやればやるほど赤字になる、逆打ち出の小槌である(ライブをするのはお金がかかる)。
そんなレベルのバンドマンならば、新譜を作る制作費を回収することなんて、夢のまた夢だろう。
楽器の維持費にもそれなりにお金がかかるし、色んな現場に顔を出す交友費にもお金がかかる。
基本的にはバイトをして首の皮を繋ぐわけだが、上記の諸々の活動で、それ以上のお金をどんどん使っていくわけだ。
経済力はOである。
つまり、恋人になれば自ずとバンドマンはヒモになり、養わなければならない。
少なくとも、そういう覚悟が必要になる。
しかも、将来芽が出るかは怪しい。
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②女好きで、すぐ浮気をする。
夢を見るってすごく素敵なことだし、その夢のために行動を起こせるって本当にすごいことだと思う。
でもこれって、自分のしたいことに対しては我慢をしないということの現れであり、それは往々にして人付き合いにも現れる。
男は基本的に一人の人に依存するよりも、たくさんの女の人に好かれるようとしたがるだろうし、たくさんの人と関係を持ちたがるはずだ。
ただ、普通の人はそういう欲望が頭にあったとしても、理性がその働きにストップをかけるし、刹那的にしたいことよりも、長期的な視野で物事を考え、本当に守るべきものを選択をするわけだ。
しかし、バンドマンはそのときに自分がしたいことを優先する奴が多い(もちろん人による)
そうなると、自ずとちゃらくなってしまうし、欲望めがけてまっしぐらになる人も多い。
ゆえに、浮気しがちなのだ。
もっといえば、お金がないときはヒモとして寄生するのに、小金ができれば欲望のままに動き、苦しいときを支えてくれた恋人を一瞬にして裏切ってしまい、新しい人に手を出してしまいがちなのである。
①と②が全てだ。
バンドマンがクズなのは、そういうことである。
なぜバンドマンがバンドをするのかといえば、音楽が好きだから、というのも当然あるだろうが、承認欲求の強さ、たくさんの人たちに「すげえー」と言われたいという思いがすごく強いから、というのもある。
言ってしまえば、チヤホヤされたい欲が強いわけだ。
こういう性格の人は、狭く深くという人間関係の構築はしないで、広く浅くをモットーにすることが多い。
そうなると、なおのこと浮気に走りがちなのだ。
とはいえ、世にいるバンドマンの全てがクズかといえばそんなことはないし、むしろ売れるバンドマンは人間的に尊敬できる人が多い。
なにより、バンドマンという仕事をしてなくても、クズな男はクズだし、そういう男は想像以上に多いのだ。
大事なのは、カテゴライズして人を見るのではなく、もっと根本的なところで人の本質を見抜く力を持つこと。
それができれば、きっとあなたの将来は明るいものになるはずだ。
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