現代的視点からバンドのタイプを大別してみた
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世の中には色んなバンドがいる。
でも、色んなバンドがいる、で話を終わらせてしまったら、ちょっと見通しが悪くなってしまう。
なので、たくさんいるバンドを色んな軸でもって大別することがある。
こと、一般的な音楽メディアの場合は、メタルとかパンクといった音楽ジャンル(鳴らし方の法則)でもって、バンドを大別することが一般的だ。
ただ、そういう分け方は他の音楽メディアでいっぱいやっていると思うので、このブログのこの記事ではもう少し違う視点でバンドを大別しようと思う。
では、どうぞ。
本編
TikTokをめっちゃ意識しているバンド
最近の傾向として、めっちゃTikTokを意識しているバンドが多い。
というよりも、「あ、このバンドはTikTokを意識している」と思うバンドと、「あ、このバンドはTikTokを意識していない」と思うバンドで、わりとはっきり分けられる気がするのだ。
それほどにTikTokは、新しい層、特にティーンに音楽を届けるうえで重要なメディアと捉えているバンドが多い印象である。
実際、数値的な面でみても、そういう実績はある。
なので、TikTokを意識しているバンドが多い。
ただ、TikTokを意識すると、バンドの音楽をある種の”型”にハメる必要がある。
なので、そういう型のハメ方が嫌だというバンドは、そもそもTikTokを意識すらしないということになっている印象である。
あと、若いバンドほど、TikTokの影響を実感している人が多いので、相対的にTikTokを意識しているバンドが多い印象はある。
TikTokはそこまで意識していないが、SNSはめっちゃ意識しているバンド
仮にTikTokを意識していないバンドでも、他のSNSはめっちゃ意識しているバンド、というのもいる。
他のSNSがインスタなのか、Twitterなのかはバンドによって異なるが、TikTok的に型にハマるつもりはないが、インターネットのバズの影響力は十分に考慮しているバンドは、こういう方向に進みやすい。
生み出す音楽が、TikTokでバズるつもりはなさそうだけど、Twitterでバズることは計算に入れてそうだなーと思う楽曲をリリースしている印象のバンドは、自分的にこのカテゴリーにハマるかなーと思っている。
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SNSはそこまで意識していないが、自分の音楽が届いている範囲は意識しているバンド
そもそも、全SNSのバズとかは興味がない、というバンドもたくさんいる。
そもそも、バンド公式のSNSはあるが、100%インフォメーションしか流さない、というバンドだと、SNSがどうのこうのという舵の切り方はしないことが多い印象。
じゃあ、誰を意識しているのかといえば、自分の音楽が届いている範囲。
いわば、それはファンとかリスナーという言葉に置き換えられると思う。
なので、自分のファンの動向をエゴサする、くらいの使い方はしているのかもしれないが、見込み客のことは考慮にいれず、あくまでもファンだけの焦点を当てて音楽を生み出しているバンドは、このカテゴリーに入ると思っている。
なので、他者の反応を重視した結果、音楽ジャンルがころころ変わる、ということはしないし、軸をきっちりもって活動しているバンドほど、このカテゴリーに入るのかなーと勝手に思っている。
音楽が届いている範囲が大きかろうが少なかろうが、ライブに来た目の前にいるお客様のことを”一番”にして向き合っているバンド
ファンとかリスナーという括りではなく、ライブに来ている目の前にいる人、が絶対軸のバンドというのもいる。
こういうバンドはそもそも音源の反応がどうのこうのということすらしない。
その日にやるその日のライブにとにかく全力。
その日の反応こそが全て、という態度でごりごりにバンドを進め続ける印象。
こういうバンドは世代問わず、一定数いると思うし、こういうバンドが結果的にSNSなどでも話題を勝ち取るというケースも確かにある印象だ。
誰にも何にも関心がない、仏のようなバンド
そもそもマジで何にも興味がないバンド、というのもいる。
普通、こういうテンションのバンドはなかなか売れることがないので人目につかないケースが多い。
でも、ごくまれになぜか売れてしまうケースというのもある。
が、そういうバンドはよくよくみると、きちんとファンを大切にしているし、意外と色々と考えながら活動しているケースが多い。
なので、こういう仏のようなバンドというのは、ある種の幻なのかもしれない、とも思う。
まとめに替えて
というわけで、自分なりの見立てでバンドを大別してみた。
どういう軸であれば、バンドを分けていくことで見通しができるということもある。
なので、その見通しをたてるうえでの一助になれば幸いである。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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