2024年1月のうちにオススメしておきたいバンド・アーティストたち
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年明けだと、今年バズるアーティストは何ですか?という質問を投げられることが多い。
ここに対する回答は、何をもってバズと捉えるかによって回答が変わる。
なので、そういう質問をもらった場合は、バズの設定を明確にしたうえで回答するようにさせてもらっている。
とはいえ、昨年のシャイトープの「ランデヴー」でもわかるとおり、もはや”業界の人が予想するバズる・バズらない”はほぼ無意味なものになっている。
シャイトープは良いバンドだということは知っている人はそれなりにいたはずだが、”バズりそう”の命題に積極的に名前を出していた人は、そう多くないと思うからだ。
なので、売れた・売れないはマジで結果論でしかないよなーと思う昨今。
ただ、ブログを運営する身としては、そんな中でも自分的にはこの人たちをオススメしたい、は積極的に言葉にしておこうと思う。「バズりそう」についてはただの予想の話だけど、「今のうちにオススメしたい」は自分の視点の話だと思うので、そういう自分の視点を大事にしながら、定期的に紹介していけたらなーという感じ。
というわけで、この記事では「2024年1月のうちにオススメしておきたいバンド・アーティストたち」と題して、自分が今のうちに強くオススメしたいなーと思うバンド・アーティストを紹介したいと思う。
では、どうぞ。
本編
乃紫
2023年から本格的に音楽活動を開始し、オリジナル楽曲の投稿するようになったらしい乃紫。
「全方向美少女」や「先輩」といった楽曲が話題を集め、界隈では要注目のアーティストとなっている。
作詞・作曲・編曲・歌唱・アートワークに至るまでをセルフプロデュースする新世代女性シンガーソングライター、として活動を続けており、確かに統一された世界観が惹かれるアーティストとなっている。
楽曲を聴いてみると、渋みの織り交ぜ方が絶妙で、カカオの濃度がちょうどいいビターなチョコレート的なおいしさを感じるアーティスト、といった感じ。
おそらく今年、より強烈に存在感を示すように思うし、実際発表された曲がどれも良いので、ぜひ今のうちに注目しておいてほしいアーティストである。
Mercy Woodpecker
2016年熊本にて結成。九州を中心に精力的にライブ活動を行う4人組ギターロックバンド。
「ストロボデイズ」が好きで、最近気になり度がどんどん上がっているバンドである。
歌心が大切にしたギターロックという感じがあって、どことなく懐かしさも感じさせる空気感があるんだけど、楽曲とサウンドの組み立て方がどこまでも自分のツボなのである。
ほどよくキャリアを重ねながら、自分たちの音楽を更新している感じがしていて、今のうちにぜひオススメしておきたいバンドになっている。
不眠旅行
滋賀県出身で、2022年から本格的に活動を始めた滋賀出身5人組のポップバンド、とのこと。
最近発表された「キロ」を聴いても、楽曲の澄み切り方が絶妙である。
自分的には、何にもない夜にひっそりと聴きたくなる澄み切り具合が宿っている印象。
ボーカルの歌声にも楽曲に沿った表現力がしっかり宿っており、ここから要注目していきたいバンド感が際立っている。
リルメシア
北海道発ギターロックバンド、とのこと。
「蝉時雨」という楽曲が気に入っている自分。
ボーカルの透き通り具合と、ギターの透明感と、でもバンドサウンド全体として疾走感をもってエネルギーに満ちている感じの混ざり具合が個人的に好き。
綺麗なのに、高揚感もある。
そんな不思議な魅力を放つバンド、というイメージ。
三四少女
以前もブログで名前を挙げて紹介していたんだけど、再び名前を紹介してみる。
三四少女は、わかりやすい形で個性を炸裂しているバンド、という印象。
AIとの疑似恋愛をテーマにしたという「ユートピア」は、その設定やMVの感じも含めて、個性的な部分が眩しく光っている。
トリッキーとオーソドックスな部分のバランスのとりかたもいいなーと思っていて、大阪を拠点におくバンドのひとつとして、注目している次第。
おもかげ
「18歳」という楽曲がサブスクで配信されたんだけど、この歌が良い。
ロックバンドとしての気持ちよさを上手く収音しているなーと感じる楽曲で。
青春みのあるパンチ力あるナンバーが好きな人は、ぜひ一度聴いてみてほしいなあと思う。
あと、単に勢いをまかせているんじゃなく、シンプルに楽曲そのものが良いのもポイントが高い。
LaughTONiC
歌が強くて伸びやか。
で、ボーカルを聴いたとき、女性として捉えることができそうなハイトーン感があったけれど、どうやら男性がボーカルのバンドらしく、衝撃的。
もちろん、男性ボーカルのハイトーンなバンドはいくつもいるが、そのどれとも被っていない眩い光を放っている印象。
徳島在住らしいが、2024年のスケジュールをみてもコンスタントに全国をライブしているようで、ここから更なる伸び代に期待せざるを得ない。
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN
読み方は、「チョコパコチョコキンキン」。
名前は読みづらくて仕方ないが、その音楽性は確かなもの。
1stアルバム『tradition』のリズムメイクがとにかく面白くて、音楽的に惹かれる部分が多い。
ワールドワイドな空気感を持ちつつ、でも日本の音楽だからこその空気感も持っている無二性の音楽で、ぜひ今のうちに体感してみてほしいバンドのひとつとなっている。
まとめに代えて
とにかくジャンルもキャリアも無視して、俺が今のうちに紹介したいバンド・アーティストを紹介してみた。
間違いない音楽性を持つバンド・アーティストばかりだと思うので、ぜひ一度聴いてみてほしいなーと思うばかり。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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