前説
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バンドって<若者に人気>という振り込みで世の中に登場することが多い。
でも、特定のバンドは若者に限らず、というか世代を問わず絶大な存在感を放つことがある。
そこで、この記事では「世代を問わず圧倒的な存在感を放つバンド特集」と題して、そういったバンドを紹介したい。
本編
Official髭男dism
今、もっとも老若男女問わずに圧倒的な存在感を放つバンドといえば、きっとこのバンドの名前を挙げる人が多いと思う。
本当にこのバンドは世代を問わないファン層を抱えているし、ヒゲダンが音楽にハマるきっかけとなった人だってきっと多いと思う。
しっかりと下積みを積んだうえで今の立ち位置だからこそ、アウトプットの質がずば抜けており、曲を出すたびにファン層を広げているような凄まじさを感じている。
今は国内で存在感を放っているバンドだけど、最近はアニメとのタイアップ曲も多いから、こういう間口からよりワールドワイドな存在感を放つようになるのではないかと思っている。
「Cry Baby」は、新しい層に届けるための音楽としても申し分ないと思うしね。
なんにせよ、様々な世代で存在感を放っているバンドだと思う。
関連記事:Official髭男dismが放つ「Cry Baby」のおぞましい世界観
King Gnu
Official髭男dismにひけをとらず、世代問わずに圧倒的な存在感を放っているといえば、King Gnuも忘れてはならない。
King Gnuが凄いのは、いわゆる<ポップ>という言葉に回収されないようなチャレンジングな音楽でも大衆を引きつけるところである。
「泡」は、King Gnuだからこその美学が詰まった一曲だけど、こういった楽曲でもマニアックな界隈のみの話題にならず、たくさんの層に広がっているのが印象的である。
こういう音楽すらも身近なものにしていく。
そういう凄みがKing Gnuにはあって、かっこいいと思う。
あまりにも人気すぎてなかなかチケットを取ることができないのが、唯一の難点である。
関連記事:King Gnuの「泡」、ヤバすぎる説
sumika
人気がどうとか以前に(もちろん人気も凄いのだが)、単純に存在感が世代問わない感があるよなーと思うバンド。
sumika=住処という名前もダテじゃない。
というのも、King Gnuとかだと本当にそのバンドを知らない人からしたら、少し怖いイメージを与えると思うのだ。
でも、sumikaは彼らのことを知らない人にも安心して紹介することができる感がある。
音楽とか全然聴かないおばあちゃんとかにも安心して勧められそうな心地がある。
そういう意味で、真の意味で世代を問わずに愛されたバンドといえるのではないだろうか。
あと、音楽番組で演奏し終わったあとにしっかりお辞儀をする辺りもポイントが高い。
優しくて、力強いバンドである。
サカナクション
サカナクションも世代を越えて愛されているバンドだと思う。
特に2010年代に存在感を放つようになったバンドに限定するし、随一ではないかと思うわけだ。
バンドをあまり聴かない人でも、サカナクションなら認識していることが多い気がするしね。
なにより、サカナクションの音楽って、そこまで音楽だったりバンドだったりに造形がない人でも、ぐっと惹き込んでしまう凄みがあるしね。
最近、配信ライブの映像をみて、改めてそのことを思った次第。
関連記事:サカナクションのアルバムで好きな曲を一曲ずつ選ぶなら?選手権
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YOASOBI
すごく偏見であるが、あまり若者の間で流行っている音楽を知らない先輩の方が若者の音楽を知ったかするときは、YOASOBIから「うっせぇわ」のことを話に挙げる率が高い気がする。
こういう言い方をすると少し皮肉っぽい聞こえ方をするかもしれないけれど、つまるところそれは彼・彼女の音楽が世代を越えて届いていることの現れでもある。
本当にこの半年での知名度の上がり方は尋常ではない。
YOASOBIはよくヨルシカやずとまよと並べて語られることもあるけれど、界隈を越えての届き方をみると、YOASOBIの存在感は圧倒的である。
今年になっても、勢いを落としていないことが、このバンドの存在感を示しているとも言える。
良い曲揃いである。
関連記事:YOASOBIの楽曲、紛らわしすぎる説
打首獄門同好会
色んな意味で世代を超越したバンド。
このバンドをみると、人のことを年齢で分けることなんて、そんなに意味がないことを痛感させられる。
まあ、それは置いといて、ライブをみていても、幅広い層にこのバンドは愛されていることを実感する。
若い子もいるかと思ったら、年配の方もゴリゴリに打首の音楽を楽しんでいるし。
考えてみたら、バンド名はけっこうパンチのある怖さがあるはずなんだけど、存在感という意味でまったくそういう怖さがないところが凄い。
関連記事:話題だらけのバンド・打首獄門同好会
BUMP OF CHICKEN
普通バンドってキャリアを重ねたらファンの年齢層って上がるものである。
そりゃあバンドとともにファンだって年をとるのだから当然である。
しかし、このバンドはあるタイミングでファン層が若返るという奇跡を起こす。
というのも、もともと既存のファンだけでもかなりの数がいるはずのBUMPにおいて、それ以上に新しい若いファンも作り、魅了しているのである。
なので、あるタイミングをさかいに、どんどんファン層が若返っていくという奇跡を生み出したのだ。
こんなバンド、BUMPをのぞいていないのではないかと思う。
時代時代で形を変えて表現しつつも、根っこの部分は変えていかないBUMPならではのあり方だと思う。
つまるところ、世代を越えて存在感を放っているバンドの代表といえるわけである。
関連記事:BUMP OF CHICKENの歌が疲れたときほど心に染みる件
まとめ
というわけで、世代を問わず圧倒的な存在感を放つバンド特集、なのでした。
まあ、あのバンドがいないこのバンドがいないはあるかと思うけれど、何かしらの参考にしてもらえたら嬉しい限り。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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