前説
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たまにこの歌、危ないことを歌っているなーと思う歌と出会うことがある。
そこで、この記事では、この歌けっこうヤバいこと歌っているなーと思う歌をいくつか紹介したい。
本編
aiko 「ボーイフレンド」
あぁ テトラポット登って
これは、危険である。
テトラポットは一見すると可愛い見た目をしているが、テトラポットに登って誤って足を滑らせると大変な事故となる。
テトラポットはその構造上、誤って溝に落ちてしまうと抜け出すのが困難となり、大惨事になることがあるのだ。
甘い恋も一瞬で、おぞましき悲劇となる。
なので、テトラポットに登ろうとしているこの歌の主人公は、凄い危険なことをしていると言える。
ゆず 「夏色」
この長い長い下り坂を 君を自転車の後ろに乗せて
この歌は、サビのフレーズで道路交通法を違反している。
危険である。
自転車という乗り物の二人乗り運転は、法律で禁止されているのだ。
一見すると、甘い青春の1ページのように描いているが、二人乗りはれっきとした違反なのである。
なお、この歌は日本の夏の景色を歌っているふりをしていながら、五時半ですでに夕焼けが見えている情景が描かれており、微妙に時空が歪んでいるのも、この歌のポイントとなっている。
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L’Arc〜en〜Ciel 「Driver’s High」
この世の果てまで ぶっ飛ばして心中しよう
これは、単純に危ないよなーと。。
スピッツ 「青い車」
冷えた僕の手が君の首すじに
咬みついてはじけた朝
情景を想像すると、きっとこれも危ないやつである。
あいみょん 「貴方解剖純愛歌~死ね~」
死ね。
や、やめろぉぉぉぉぉおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!!
RADWIMPS 「五月の蝿」
僕は君を許さないよ 何があっても許さないよ
君が襲われ 身ぐるみ剥がされ レイプされポイってされ途方に暮れたとて
その横を満面の笑みで スキップでもしながら 鼻唄口ずさむんだ
僕は君を許さない もう許さない もう許さないから
哀しみや憂いの影の 一つも宿さず
かわいいと謂れ慣れて 醜く腐ったその表情
もうフォークを突き立てたいよ
あぁ死体 死体になった君を見たい
己が醜さ恥じて 髑髏を垂れ
名前より先にごめんなさいを口癖に
今日まで 手合わせ 生きてきたのに
バカみたい 君を見てると
まるで自分が世界一汚れなき者に思えてきたりもするんですが
生憎そんな遠回りせずとも僕は僕を大事にできるから
もういらないよ
僕は君を許さないよ 何があっても許さないよ
通り魔に刺され 腑は零れ 血反吐吐く君が助け求めたとて
ヘッドフォンで大好きな音楽聴きながら 溢れた腑で縄跳びをするんだ
僕は君を許さない もう許さない もう許さないから
君の罪裁く法律はない あぁ なんて世界だ
変わりに僕が罰してあげましょ なんて言うかよバカ
君にあげた僕の言葉達よ成仏せよ
その身体に解き放った 愛しの僕の精液を お願いよ 取り返したいの
かわいそう かわいそうで泣きそう
空が蒼いように 華が散るように 君が嫌い 他に説明は不可
君が主演の映画の中で 僕はそう 最強最悪の悪役
激動の果てに やっと辿り着いた 僕にもできた絶対的な存在
こうやって人は生きてゆくんでしょ? 生まれてはじめての宗教が君です
ポリティカルコレクトだったり、人を傷つけない笑いが重視されがちな昨今。
どこまでここに舵をとるのかは人によって違うだろうが、多かれ少なかれ過激な本音はしまいがちになっている。
が、この歌はその逆をいくような歌になっている。
RADWIMPSの歌と捉えても相当に過激かつ率直な言葉を歌ったこの歌は、聴く人を間違えるととんでもなく<危険な歌>となる。
西野カナ 「トリセツ」
全部。
一見すると、女の子の繊細な恋心を歌っている歌のように見える。
しかし、フレーズの中に散見される圧倒的な矛盾にはツッコミをいれずにはいられない。
法律を丁寧に勉強している人であれば、この歌が歌っている<契約>に対して大きく均衡が崩れることを認めざるをえないし、フレーズにしたたまれている言葉の数々はある種の暴論であると言わざるを得ない。
もし、これが芸能事務所とタレントの契約内容だとしたら、大問題になるような危険な契約内容であるといえよう。
危険のベクトルは他の歌と違うかもしれないが、この歌が語る危険性については鋭く指摘しても問題がないはず。
というわけで、見事、危険な歌詞としてノミネートされたのでした。
まとめ
以上、危険な歌詞を歌うバンド・アーティスト特集、なのでした。
<危ない>をどう捉えるかは、人の物差しによると思うし、危ないことを歌うからこそ描ける情景や感情もあると思うので、それ自体はきっと悪いことだとは思わない。
まあ、ひとつのネタ記事として受け止めてもらえたら嬉しいかぎり。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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