前説
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なんか自粛期間が開けたことで、新しい生活に不安を覚えている人が多いらしい。
なにより春が先送りになって、ここから新たな門出の幕開けとなる人も多いようだ。
というわけで、この記事では落ち込んでいる気持ちや不安な気持ちを吹きとばせそうな、個人的に前向きになる楽曲を紹介してみたいと思う。
本編
キュウソネコカミ
今のキュウソネコカミは間違いなく熱いバンドだと思う。
ただ、最初から熱いバンドだったわけではなく、様々な屈折を乗り越えてたどり着いた「熱さ」である。
だからこそ、自分みたいなゆとり世代の人間にもその熱さが刺さってくるのである。
へらへらしているけれど、実は悔しい気持ちを持っていたりして、きちんとそういう気持ちも理解したうえで、熱い気持ちをバイブスしてくれる、みたいなところがあるから。
SUPER BEAVER
メッセージ性の熱さならビーバーも外せないよね、と思う。
どの曲も外せないところなんだけど、今回は新曲である「ハイライト」を紹介したい。
この歌は途中で、メンバーの声が重なるコーラスパートがある。
THE BLUE HEARTSのように、メンバーが同じメロディーで声を重ねる形で、昔のパンクロックバンドはこういう歌い方をよくしていた。
ビーバーのこの歌は、そういう懐かしめのロックバンドのアプローチを取り入れている。
これをやると、昔のロック・バンド臭さが出てしまうんだけど、その青さがこの歌は功を奏している印象を受ける。
日本語ロックでどしんと伝えたいメッセージを言葉にするような気迫を感じる。
だからこそ、落ち込んでいるときでもストレートなその言葉が胸に響くのである。
UVERworld
誰かが、ウーバーは歩く自己啓発本だと言っていた。
他のバンドなら臭そうになるセリフを、あまりにもまっすぐに言葉にし、磨けたサウンドと歌声でシャープに尖らせるものだから、そういう「臭さ」もありにしてします。
ウーバーはそういう凄さを持つバンドである。
確かにイキったセリフは日常生活で浴びるのはしんどいし、お腹いっぱいなところもあるけど、ビートにのせて音楽として享受する分にはアリだったりする。
ここまで研ぎ澄まされたら、逆に熱すぎるその言葉の数々も勇気をくれるエネルギーになる。
ウーバーの曲を聴くと、そう感じるのである。
10-FEET
ここ三年だと、中止になった数の方が多い京都大作戦。
普通のファスなら色んな意味で絶望的な気持ちにしかならないと思う。
でも、そういう自体すらも屈強な力でもって、伝説となる物語の序章に変えてしまう期待が持ててしまう。
それはきっと10-FEETがそういう視座のバンドだからだろうし、そういうエネルギーをもった曲を歌い、そういうパフォーマンスを繰り返してきたからだと思うのだ。
今が辛いという人もたくさんいることだろう。
でも、そういう人の苦労だって、あとから振り返れば、伝説の序章だった可能性はありうる。
10-FEETの歌を聴き、彼らが作った物語に思いをはせれば、そういう想像だって絵空事ではないと思えるようになるのだ。
要は、辛いときこそ10-FEETの歌はよく効くよね、って話。
タオルズ
まあ、バンドじゃないんだけど、受験とかのときに「君に幸あれ」って歌をよく聴いていたなーとふと思い出して。
某お笑い番組のエンディングに使われていて、それで気になった歌なんだけど、あまりにもストレートに「がんばれ」を言葉にするこの歌に背中を押されたことを思いだした。
「がんばれ」って劇薬な部分もあるんだけど、タイミングが合えばすごいエネルギーを生むんだよなーと思うのだ。
特に音楽における「がんばれ」は強い力になることが多い。
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amazarashi
ポジティブな姿勢そのものがしんどいときってある。
逆にネガティブな姿勢にこそ勇気づけられることってあると思う。
音楽好きなら、そういう人も多いのではないだろうか。
そういうときって、amazarashiの歌が刺さると思うのだ。
きちんと敗北者にも優しい眼差しを向けているところが、個人的にすごく救われる。
あと、秋田ひろむの声って声そのものから信じられないほどのパワーを宿しているように思うのだ。
覆っている闇に飲まれることはない強さが、声に宿っているように感じるのだ。
BUMP OF CHICKEN
こういうお題における、自分の絶対的な守護神。
もはやいつものパターンというところもあるけれど、やはり名前を出さないわけにはいかない。
どんな精神剤よりも、心にやすらぎを与えてくれる言葉と声。
心の奥深くに潜り込み、痛みに直接作用するような心地すら感じる。
もはや、薬に近い立ち位置。
ネガティブにもポジティブにも触れるところが、BUMPの最大の強さのような気がする。
Mr.Children
リアルに入試とかのときは、この歌をめちゃくちゃ聴きまくった。
ミスチルのザ・応援歌って感じで、とにかくこの歌詞がとてつもなく好きだったのである。
閉ざされたドアの向こうを想像しながら、何度もこの歌を聴いたことを思い出す。
シンプルなギターストロークが続く感じが、この歌の「終わりなき」感じを出していて、歌詞がすっと胸にはいってくるのだと思う。
もう20年以上前の歌だけど、なんだかんだで未だにバイブルなところがある。
まとめ
というわけで、個人的に前向きになる楽曲を紹介してみました。
自分の入試とか新卒だったときによく聴いていた歌に思いを巡らしつつも、新曲も取り入れたラインナップにしてみました。
落ち込んでいたり、不安になっている方はぜひ聴いてみてくださいな。
では、今回はこのへんで。
ではではでは。
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