前説
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先日、関ジャムの特集が“すごいバンドはリズム隊がスゴかった!!リズム隊特集”だったらしい。
このテーマにあやかって、このブログでもリズムがキレキレだよなーと思うバンドをいくつか紹介したい。
本編
tricot
鮮やかな変拍子を繰り出すバンド。
リズムという部分では一切そのスタイルは、リズムがキレキレだからこそできる証。
「99.974℃」を聴いてもらうとわかるけれど、サビに至るまでに幾度となくリズムパターンが変わってくる。
ライブって手拍子をしながら聴くもんでしょ?と思っている人がいたら、そういう価値観をぶっ壊すような一連の流れ。
とにかくメロ部分はリズムで揺さぶりをかけるからこそ、サビでかちっとハマったときの爽快感は絶品だったりする。
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凛として時雨
スリーピースのバンドなのに、スリーピースとは思えない音圧でぶちかましてくるバンド。
ただ、このバンドのすごさは単なる「うるさい」だけじゃなくて、信じられないほどそれぞれの楽器のリフやリズムパターンが攻撃的なのだ。
特にドラムの手数が尋常じゃない。
よくこんな攻撃的なドラムを叩けるもんだなーとつくづく思う。
「Nakano Kill You」という歌では、歌のタイトルどおり、ドラムが色んな意味で殺しにかかってくる。
関連記事:個性が強すぎるバンド凛として時雨
マキシマム ザ ホルモン
ホルモンのリズムのキレも相当なものである。
今の人気若手バンドでもホルモンの「キレ」をコピーできるバンドは、あまりいないのではないだろうか。
ってか、学生のコピーバンドでホルモンをやる人がほとんどいない気がするしね。
色々理由はあるだろうが、ハードルの高さが理由のひとつになっているとは思う。
なんせ色んな音楽を咀嚼し、それを研ぎ澄ませてきたバンドなのだ。
だからこそ、音楽的な鋭さが楽曲の節々に宿っていて、それを真似するのが困難なのである。
ホルモンのファンが“腹ペコ”なのは、他のバンドではホルモンの代わりが務まらないからだろうし、その理由を一言で現すならリズムのキレになると思う。
関連記事:マキシマム ザ ホルモンの人気が不動な理由の考察!
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the band apart
ホルモンと方向性は違うけれど、リズムがキレキレという意味だったら個人的にはこのバンドは外せないと思う。
全パートが同時にまったく違うジャンルのロックを奏でるのに、不思議とそのアンサンブルが調和するという奇跡のバンド。
見てくれの「オシャレ」ではなく、楽器のリズムのキレキレさで「オシャレ」を感じさせる、本格派のオシャレバンドだと思う。
あと、オシャレっぽいバンドのフリをしながら、ギターだけはメタルっぽいリフを奏でてヘドバンしまくっている。
そういう面白さがあり、それがこのバンドの大きな魅力だと思う。
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ニガミ17才
リズムの妙で魅せる話題の若手バンドだったら、ニガミ17才は外せないと思う。
ライブのパフォーマンスでもリズムにスポットを当てた魅せ方をすることが多いけれど、ああいうパフォーマンスができるのはバンドのリズム隊が熟達しているからに他ならない。
勢いとかノリとかじゃなくて、バンドが演奏することそのもので魅了できるタイプのバンドというか。
バンドの根本で魅了している文字通り実力派のバンドだと思うから、ニガミにはどんどんとこれからも躍進していほしいなあと思う。
関連記事:2020年ブレイク候補ナンバーワンのニガミ17才について
cero
もはやリズムがキレキレすぎて、すごいのかどうかすらわかない境地に達したのがceroだと思う。
とにかくceroのリズムアプローチは、他のバンドじゃ絶対にできないレベルにある。
そのことは間違いない。
いわゆる“演奏がうまい”バンドはたくさんいるけれど、ceroのうまさって単純に「演奏がうまい」で収斂できるものじゃないのだ。
それぞれの楽器が違うリズムを生み出し、そこにズレが生まれることすらもリズムとして消化してしまうような底なし感があるのだ。
リズムに対してどこまでも自由なバンドであり、彼らが自由にあれるのは、それだけリズムがキレキレだからなのである。
東京事変
最強演奏力バンド、と言ってもいいのではないだろうか。
そりゃあそうだ。
メンバー全員のレベルの高さが圧倒的なのだから。
最強メンバー集結といっても過言ではない、エグいメンバー揃い。
東京事変が今でもカリスマ的な立ち位置なのは、今でも東京事変の演奏力が突き抜けているからにほかならない。
音楽に詳しくなくても、東京事変の演奏力のキレだけはビンビンに伝わってくる。
はっきり言って、色んな意味でチートだよなあ、と思う。
まとめ
というわけで、リズムだなーと思うバンドを紹介してみました。
この記事で紹介したバンドは間違いないと思うので、あまり聴いたことがないバンドに関してはぜひ聴いてみてほしいと思う限り。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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