前説
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今年のCDJ、まわるならこんなタイムテーブルでまわりたいという妄想を記事にしたいと思う。
なお、この記事は二日目の話。
一日目は下記の記事に記しているので、興味があれば読んでみてくださいね。
関連記事:2019〜2020年のCDJで観たいバンド・アーティストたち(12月28日編)
本編
sumika
トップバッターがsumikaってなんかいいよなあと思う。
sumikaの良さって色々あるけれど、力強いボーカルが特に大きいと思う。
ボーカルだけでグイグイと引っ張ってくれる感じと言えばいいだろうか。
しかもいわゆるハイトーンのボーカルではなく、男性的な強さのあるボーカルであるところがさらに良い。
でっかいステージこそsumikaの歌って映えると思うし、そういうスケールの大きな歌が一日の幕開けになるって素敵だと思う。
だからこそ、この日はsumikaをトップに観たいなあと思うのだ。
関連記事:sumikaのアルバム「Chime」の良いところと悪いところ
04 Limited Sazabys
サタニックでもトリを務め、パンクをルーツにしているバンドとして、もっとも存在感を放つバンドの一組となったフォーリミ。
sumikaのようにホールやアリーナというスケールが似合う形で進化をするバンドがいる一方で、あくまでも自分たちは“ライブハウスのバンド“として軸を据えた曲を作り、そういうパフォーマンスを磨くフォーリミのようなバンドもいる。
もちろん、フォーリミの場合、単にライブハウスのヒーローになりたい、ってだけじゃなくて、自分たち発信のカルチャーを作りたいという大きな野望があるようだが、とはいえ、軸としてあるのは、ライブハウスのスケール感を大事する姿勢だと思う。
そして、新曲はそういう姿勢を感じさせられたわけである。
パッケージ含めて、「SEED」という作品は、これからのフォーリミの指針になるんだろうなあ、と改めて思ったのである。
そんなフォーリミの姿を年末、目に焼き付けたいなーと思ったので、この時間帯、観るならフォーリミを選びたい。
関連記事:2019年の04 Limited Sazabysの作品で感じたもの
HYDE
単純にオーラーがすごい。
昨年、フェス尺ではあるが、HYDEのライブをみて、そのことをすごく感じた。
ステージからこんなにも色気が漂うアーティストもそうはいないよなーと思うのだ。
sumikaやフォーリミは、自分と同世代ということもあり、なんだかんだで親近感が湧く部分もあるんだけど、HYDEは雲の上の人って感じがすごくする。
来年はラルクとしての活動もあるわけで、そろそろリハーサルも始まっていると思うんだけど、これはHYDEのライブとして、何かしらの影響を与えるものなのだろうか?
その部分も、気になる。
amazarashi
ベクトルは違うけれど、sumikaなんかと同様、amazarashiもボーカルの個性が明確で、声の存在がとても強いバンドである。
アジカンのトリビュートなんかを聴いたときにすごく感じたんだけど、秋田ひろむって何をどう歌わせても「秋田ひろむの歌」にしてしまうような声の力を持っている。
たぶん底抜けに明るい歌をカバーしたとしても、色んな感情を内包させた、「底の深い歌」に置き換えてしまう力を持っていると思う。
声と言葉が真ん中にあるamazarashiの歌。
ノリの良さとか、テンポで魅了するバンドが多いからこそ、amazarashiのように言葉でぐっと引き込むバンドのライブが、一段と輝く。
きっと、この日のCDJもそんなライブを披露するのだろう。
関連記事:amazarashiというマイノリティーなバンドの話
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私立恵比寿中学
歌うのかは知らないんだけど、「曇天」がめっちゃ好きなので、この歌を生で聴きたい。
あと、私立恵比寿中学って歌が上手いし、歌割りが巧みだと思うので、その辺りがライブでどう化けているのかも観てみたい。
ミーハーなので、ライブを観たことがないのだ。
歌がうまいことは承知をしているいからこそ、ライブでの熱狂をぜひ体感してみたい。
関連記事:エビ中こと私立恵比寿中学のニューアルバム「MUSiC」を全力で推していく記事
dustbox
dustboxの歌はとにかく気持ち良い。
難しいことを考えずにただただロックの気持ち良さに酔いしれることができる。
でも、単に軽い歌なのかといえば、そんなことはなくて、歌詞もぐっとくるものが多い。
というか、長いキャリアのバンドだからこその重さがある歌が多い、とでも言えばいいだろうか。
ここで紹介した歌はハイスタへの想いを綴った歌であり、好きな人が聞けばよりぐっとくるものを感じる。
それにしても、ダストって変わらずに、ロックとしてのワクワクを与えてくれる曲ばかりを作るよなーと思うし、良い意味で本当に変わらない。
激しい音楽はフォーリミとかしらんって人は、ぜひダストのライブも観てほしいよなーと思う。
たぶん刺さる。
ストレイテナー
ナナイロエレクトリックを対バンという“対決”として捉えたとき、思い出補正とかそういうのを抜きにしたら、間違いなくテナーが優勝していたと僕は思う。
なぜなら、ライブが一番よかったから。
音の作り上げ方や、表現の仕方、バンドとしての完成度とか、鳴らされる音楽から作り出される景色まで、あの日のテナーのライブは神がかっていたと思うし、こだわりながらサウンドとソングライティングを磨き上げてきたバンドだからこその境地なんだろなーと感じた。
dustboxみたいにジャンルとして大きく変わらないことが良さのバンドもいる一方、テナーのように変わることの良さを教えてくれるバンドもいる。
そして、単純に僕はテナーの変わり方が、とにかくツボなのだ。
こういうテナーのバラード調の歌がとにかくツボなのだ。
だから、もっとライブで観たいし、CDJでも観たいと思うわけである。
関連記事:ストレイテナーに感じる僕なりの魅力
代役に立つ誰か
誰がくるのかわかんないけど、あえて、今はここにベットしておきたい。
MAN WITH A MISSION
何気に今年リリースした歌が1000万再生を突破している数少ないバンドの一組となっているマンウィズ。
この手のジャンルを鳴らすバンドは、懐古趣味的になりがちというか、年配層しか聴かないことも多くなりがちな中、マンウィズはきちんと老若男女問わずに音楽を届けているからすごい。
ってか、この記事を書いて改めて思ったけど、マンウィズって楽曲の人気に関しては、全盛期に比べて下火になっているのかと思ったら、全然そんなことないのな。
1000万再生いってるって知って本当にびっくりした。
マジですごい。
そりゃあドラマ主題歌なわけだけど、とはいえドラマのタイアップになっても伸びない歌やバンドだって多い中で、マンウィズの歌はきっちりお茶の間に届いているわけで、やっぱりこの狼たち、すごいよなーと思う。
ギターが荒ぶるかっこいい歌も、バンドサウンドを引っ込めがちな優しい歌も歌いこなせることができるマンウィズ。
ライブでは両方を武器にして、最後は下記みたいな感じになるのだと思う。
ヾ(°口°ヾ)(ノ”°∀°)ノ”
ヾ(°口°ヾ)(ノ”°∀°)ノ”
関連記事:マンウィズは本当に究極の生命体なのか、それともただのおっさんなのか検証してみた
ユアネス
最後はアジカンではなく、ユアネスをみて、終わりにしたい。
なぜかといえば、今はアジカンよりユアネスが観たいからである。
ユアネスはずっと自分の中で、今年こそブレイクするバンドだと思っている。
理由は、とにかく良い歌を作っているからだ。
「凩」もそうだんけど、スマートなギターロックの中に、切なさやエモい景色を貪欲に作り出している。
若い時にこんなの聞かされたら一発でノックアウトするわ、って思うのである。
だから改めて言いたい。
ユアネスは、来年こそ、来ると思うのだ。
そういう期待も含めて、この日のラストはユアネスのライブを観たいのである。
まとめ
というわけで、二日目、まわるとしたらこんな感じかなーという妄想を書いてみました。
タイムテーブルを決めきれないなーという人は参考にしてもらえたら幸いである。
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