前説

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実年齢に対して若いなーと思うアーティストが多い。

それを受けて、前回こんな記事を書いてみた。

関連記事:年齢詐称をするバンドたち

一方で、まだ○○歳なのに完成度高すぎちゃね?しっかりしすぎじゃね?存在感半端なくね?というアーティストやバンドも多い。

というわけで、この記事ではそういう「逆に年齢詐称疑惑のあるアーティストたち」と銘打って、若いのにすげえよなーと思うアーティストやバンドを紹介してみたいと思う。

本編

Mrs. GREEN APPLE

ボーカルの大森ってまだ24歳とかそれくらいでしょ?

シンジレナイ。

その辺のアラサーのバンドマンよりもしっかりしているし、歌唱力や楽曲制作のセンスも23歳のそれじゃない。

わりと女性アーティストだと20代前半で完成している人も多いが、男性でこの年齢でこういう成熟の仕方をする人は珍しいよなーと思う。

見た目よりも若いバンドが目立つなか、逆の意味で年齢詐称疑惑のある稀有なバンドだと思う。

関連記事:誤解されがちなバンド、Mrs. GREEN APPLEについて

崎山蒼志

何度ライブを観てもライブの実力が現役高校生のそれではない。

その辺の高校生の軽音楽部のライブと比べるまでもなく、崎山のライブクオリティーはとんでもないものだよなーと思う。

特にギターの腕前。

この時点ですでに成熟しているのに、ライブで観るたびにどんどん洗練されていて、マジでビビる。

10年後とかどんなレベルになっているのか今の時点で相当に恐ろしい。

ただ、MCをするとあどけなさが残っていて、この人も同じ「人間」なんだなーとは思ったりはする。

緑黄色社会

キャリアはわりと長いし、演奏はしっかりしているけれど、メンバーの平均年齢は20代前半。

ある意味でミセスと同じ匂いのする、若くしてしっかりしているバンドな感。

見た目は可愛らしい感じだし、多少「顔」で売ろうとしている部分もある。

けれど、ライブでみると紛れもなくライブバンドだし、昔から「若いのにかなりしっかりした演奏をするバンド」というイメージを持っていて、話題になってからけっこう経つからメンバーも20代半ばかなーと思ったらまだ全然そんなことなくて、いかにこのバンドが若いうちから完成されていたバンドだったのかを痛感するばかり。

ブレイクすると言われて今一歩頭を抜け出せない日々が続いている気がするが、実はこっそり応援しているバンドだったりする。

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突然少年

https://youtu.be/7ZQD3f6JdgQ

ちょっと前にライブをみたときは、このバンドメンバーの年齢を知らなかったのだ。

で、あまりにも切迫したパフォーマンスと哀愁があるというか、幾千もの修羅場をくぐり抜けたような説得力がMCにあったから、てっきり30代後半のバンドなのかなーと思って、よくよくMCを聴いていたらまだ二十歳とかそれくらいということを知って、おったまげたバンド。

ほんとね、ライブで観た時の迫力がやばすぎるのだ。

今、ドラムが抜けてちょっと大変そうだけど、すごく期待しているので、無事に平常運転に戻ってほしいなーと思う。

とにかくライブがやばかったので、一度見てみてほしい。

Crossfaith

絶対的なラスボス感があるというか、オーラがなんかもうすごい。

自分はメンバーとほど同い年なんだけど、絶対にオフィスとかにいたら敬語で話してしまうような威圧感を放っている。

ライブでの立ち振舞は本当に素晴らしくて、海外でのアクトを見ると、よりその心強さを感じるのである。

年齢に対して上にみえるというよりも、自分と同い年くらいのバンドとは思えない風格があるといったらいいだろうか。

世界というシーンでも引けを取らずにパフォーマンスするこのバンドにはリスペクトしかないし、Crossfaithだからこそ開拓できるシーンを切り開いてほしいなーと強く思う。

まとめ

というわけで、いくつかのバンドを紹介してみました。

いつまでも少年少女のように若々しいアーティストもいる一方で、どっしりしていたら重鎮のような存在感を放つ人たちもいるのが、この世界の面白いところ。

色んな意味で年齢とは何なのか・・・と思うことも多い日々。

なんにせよ、風格に対して実年齢が低いということは、それだけ今後の伸びしろがエグいということだし、そのアーティストの未来を想像するとただただ恐ろしさを感じてしまう次第。

では、今回はこの辺でおしまいとします。

それではまたどこかで。ではではでは。

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