前説
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今回の記事は、ロッキン・ライフ出張版ということで、ロクロラの店長であるだんちゃんに、SHIMAのボーカルであるEGACCHOさんにインタビューしてもらいました。その模様を記事にしたいと思います。
では、どうぞ。
本編
だんちゃんのインタビューへの意気込み
今回、福岡のサーキットフェス『ONTAQ』に遊びに行ってきました。
で、せっかく九州にやって来たのに、そのまま手ぶらで帰るのはロクロラ店長としての名が廃ってしまいます。
なんとしても福岡にロクロラ店長としての爪痕を残したい。そんな思いの中で、何かしたいとな〜と思いついたのが、ロッキン・ライフ派遣員として九州バンドにインタビューをするというものでした。
しかし、インタビューをするといっても、色んなバンドがいます。
頭を悩ませてしまう。九州と言えば・・・。一体、誰だろう・・・。
考え続けること、およそ5秒。
唐突に頭に閃きが生まれました。インタビューするならこのバンドしかない、と。
九州在住でTRIANGLEでもトリを務め、関西ならポルノ超特急やSAKAI MEETING等フェスも引っ張りだこのバンド。
そうです。SHIMAです。
というわけで、今回は、そんなSHIMAのVo.EGACCHO(以下、えが)さんに突撃取材してきました!
インタビュー開始
だん:今日はよろしくお願いします!
えが:福岡へようこそ!こちらこそよろしくお願いします!
だん:今回ONTAQに来て、どなたにインタビューしようかと迷ったのですが…やはり福岡在住で地元からの支持もアツいSHIMAしかないと思い、お声がけさせていただきました。
えが:自分では周りからの評価が分からないので、そう言ってもらえると嬉しいです。
だん:ロクロラに来る九州のお客さんの話を聞いていても、在住ということが特に支持されているように思います。神戸のガガガSP、大阪のGOOD4NOTHING、京都の10-FEETみたいな地元にいてくれるバンドってやっぱり愛着がわきますし。
えが:やっぱり福岡が好きですので(在住で活動しています)。在住だからこそ密接な関係を築けて協力してくれる人も増えますし。昨年6月の地元ワンマンも完売して、(完売してしまってチケットが見つからないので)チケットを探してくれるお客さんがたくさんいたのは嬉しかったですね。
だん:同じように九州在住バンドで盟友と呼べるようなバンドさんっていますか?
えが:昔から一緒にやっているのはTHE FOREVER YOUNG、S.M.N、Jolly Bobby SEXとかですね。
だん:やっぱりSHIMAとセットでよく聞く面々ですね。
えが:在住でもやれるって事は長崎のSHANKが証明してくれているし、僕たちも頑張りたいですね。
福岡ライブシーンについて
だん:今ってフェスでライブ人口は増えているけど、ライブハウスに来る人は減っていると言われますが、何か実感はありますか?
えが:そうですね。やっぱりそれは現実としてあると思います。ただ、福岡はバンドも増えているし盛り上がっている印象もあります。もちろんもっともっと増えて欲しいとは思いますが。
だん:ライブハウスにもっと人を呼ぶにはどうしたらいいと思いますか?
えが:やっぱりライブハウスって硬派な場所で、来てもらうハードルが高いと思うんですよ。カラオケやボーリングに行く感覚で来てもらえるようになったらいいなとは思います。
だん:目当てのバンドを見に来る場所であって、海外みたいにちょっと飲みに…今日はどんなバンドがいるかな?とかじゃないですもんね。バー営業なんかでももっと気楽に行ってみて欲しいとは思いますけど。
えが:やっぱりそれはライブハウス側が楽しい・来やすい雰囲気を作ったり、提供するお酒の質を上げたり、接客って部分も大事にしていかないといけないのかなとは思います。
だん:なるほど。でもまずライブハウスに足を運んでもらうという意味では、(ONTAQのような)サーキットフェスはいいですよね。色んなライブハウスを見ることができたり、新しいバンドを発掘できたり。
えが:そう思ってライブハウスを回ってもらえると嬉しいですね。目当てのバンドだけ見て帰るんじゃなくて、ぜひ新しいモノにたくさん触れて欲しいです。SHIMAを見た事ない人も、サーキットで見るチャンスがあればぜひ。
だん:本当にSHIMAもライブが楽しいバンドだからぜひ見て欲しいですね。他にもこのバンドを見とけ!ってオススメの福岡バンドとかいますか?
えが:Paledusk、Bermuda△、the shirafu、Handsome Geek、くっつくパピーとか…勝手に期待しているだけなんですけどね。
だん:一体どのバンドがSHIMAを脅かすような存在になってくるのか…。これから楽しみですね!
アルバムについて
だん:SHIMAは4月17日に2ndアルバム『BLAST』がリリースということなんですが。
えが:はい、超自信作なので、ぜひ聴いてください!
だん:トレーラーだけ聴かせていただいたんですが、前作より尖ってる印象を受けました。
えが:そうですね、極悪です!
だん:極悪…。
えが:極悪で極楽です!!振り幅大きく、振り切る曲もあってもいいなと楽しみながら作りました。
だん:なるほど。今作はHEY-SMITHの猪狩さんがプロデュースということでどんな変化がありましたか?
えが:何もかも変わりましたね…!至らなかったところを気付かせてもらえたり、足りてなかった部分が補強できたりと。
だん:そもそもどういった経緯で猪狩さんがプロデュースという形になったんでしょうか?
えが:昔からガリちゃんに声をかけてもらってたんです。『俺、SHIMAが好きだし、アレンジも得意だから第三者を入れるならぜひ声かけて!』って。でも、昔は第三者を入れるとSHIMAがSHIMAじゃなくなる気がしていて考えてなかった。けれど、前作リリース後、新しい刺激が欲しくなって…バンド内でも誰かに頼もうかって話になった。最初は、音楽性的にも好きなOVER ARM THROWのキクさんや、dustboxのスガさん等候補が挙がったんですけど、やっぱり前から声をかけてくれてたし、みんな楽曲も好きだったので、(最終的に)ガリちゃんにお願いをしました。
だん:縁を大事にしつつ音楽性のリスペクトもあって実現したんですね。今作で特に注目して欲しいポイントはどこでしょうか?
えが:全体的にパワーアップしてるので全部聴いて欲しいんですが・・・「特に」と言うのであれば、ギターですね。
だん:なぜギターなんですか?
えが:(ギターの)ヒッキーにギターヒーローになってくれと!と言ったんですよ。存在感やソロも含めて。で、ガリちゃんのアドバイスもあり、本当にパワーアップしたと思います。世界的な方にマスタリングもお願いしたりと、かなり(音の質にも)力を入れているので、良い環境で聴いて欲しいですね。
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ツアーについて
だん:リリース後はツアーが始まる訳ですが、ツアーに向けての意気込みなどあればお聞かせください。
えが:無事故です!!(車による交通関係の)事故の多いバンドなんで(笑)
だん:ツアーも長いですもんね。ところで、CAFFEINE BOMB(レーベルの名前です)って、なんでどのバンドもあんなにツアーが長いんですか?
えが:みんなアホなんでしょ!あとはやっぱりツアーが好きだったり、各地に会いたい人がいたり。
だん:各地のファンからすると、それだけ全国周ってくれるのは本当に嬉しいですよね。
えが:そうですね。まあ、後はご当地のグルメを食べ尽くしたいのもありますが。
だん:ああ(笑)まあ、それを糧に充電してよりよいライブを続けていくということですね。
えが:そうですね。長いツアーですが、一つも同じライブはないし、日々全力なので、ぜひライブハウスに見に来てください。
今後の目標
だん:では、最後にSHIMAとしての今後の目標やビジョンを教えていただけますか?
えが:そうですね…。SHIMAで大きなイベントをやってみたいですね。
だん:フェスですか?
えが:屋内がいいなとは思うんですけどね。今、主催でやっているJOINT SOULSを大きい規模でとか、フェスにも繋がればいいなと(いう思いはあります)。福岡も大きい会場はあっても、そこでライブをしている人は少ないので、やってみたいのはありますね。
だん:福岡のライブハウスシーンの盛り上げにもなるし、応援してます。その時は絶対遊びに来ますね!!!!!!!!(ロクロラ店長の名に恥じない全力の媚びた笑顔)
えが:ザイマス!!
だんちゃんのまとめ
今回EGACCHOさんにインタビューさせていただいて、やっぱりSHIMAが地元で愛されてる理由がよく分かったし、地域ごとのライブハウスシーンの特色など勉強になりました。
僕はライブハウスが居場所だった・ライブハウスに救われた人間だから、みんなにもライブハウスの楽しさを知ってもらいたいし、色んな地域の状況を知って、何かライブハウスシーンの為になる事ができたらいいなと思います。
次はもつ鍋でもつつきながらもっと深い話もしたいなー!
ザイマス!!
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