邦ロック聴き始めくらいの10代の子にオススメしたいバンドたち

スポンサーリンク

音楽ブログを続けていると、どんどんコアなところに向いがちである。

そこで、今回は少し原点に立ち返って、邦ロック聴き始めくらいの10代の子にオススメしたいバンドって何だろうと考えながらいくつかのバンドを紹介したい。

もちろん、どのラインで設定するかで答えって変わってくるとは思うけれど、個人の偏見と感性でいくつかのバンドを選び、紹介したいと思う。

本編

sumika

まず、紹介したいのはsumika。

こんなにもおじいちゃん・おばあちゃんにも安心して紹介できるバンド、そうはいないと思う。

子ども「おじいちゃんおばあちゃん、今からライブにいくよ!!」
おじい「誰のライブに行くんじゃ??????」
ってやり取りがあったとしても、すぐに名前を出せる安定感がある。

名前に棘があったり、言葉にするには過激するバンドもいる中で、sumikaの安定感は絶大。

誰の住処になっても差し支えなさそうな優しいビジュアルと、ポップで明るい音楽スタイルが、よりその印象を強めていく。

ポップとロックの駆け足になるような爽やかなサウンドも、バンド音楽を聴き始めた人に安心して勧めることができる要素だと思う。

関連記事:実はsumikaはとても危険なバンドである説

Saucy Dog

次に紹介したいのは、Saucy Dog。

Saucy Dogはバンドの雰囲気がどうのこうのというよりも、楽曲のテイスト的に聞きやすいからバンドの音楽にあんまり慣れていない人にも安心して勧めることができるんじゃないかなーという見立てである。

かといって、ポップという言葉に収めるだけのバンドというわけでもなくて、ロック・バンドらしいソリッドな音を鳴らすのも特徴で。

バンドの間口を広めるうえでもSaucy Dogはオススメなのではないかと思うわけだ。

ミディアムナンバーに代表曲が多いのもポイントのひとつ。

バンド音楽を聴けば聴くほど、色んな部分でバンド音楽に魅了されるわけだけど、最初のうちはメロディーの存在感が強い歌が良いよなーと思っていて。

聴きやすくて耳馴染みの良いメロディーの歌が多いSaucy Dogは、そういう意味でもオススメできるバンドなのではないかと思うわけだ。

関連記事:2020年のSaucy Dogがグッとくる件について

緑黄色社会

緑黄色社会の場合は、バンド音楽の初心者にオススメする、というよりも、最初の一歩を踏み出すきっかけになるバンド、という気もする。

緑黄色社会の音楽が好きだからバンドに興味を持つようになった・・・みたいな、そういうバンド音楽に興味を与えるきっかけになりうるバンドなのかなーと。

ただ、緑黄色社会ってそういう立ち位置になりうるバンドでありながら、実はサウンドはゴリゴリだったりする。

各パートともに相当荒ぶっていて、メロディーメインの楽曲のフリをしながらサウンドそのもので魅了する場面も多かったりするのだ。

いずれにしても、10代の若い感性に突き刺さりそうな瑞々しい音楽が多いことは確か。

オススメしたい。

関連記事:緑黄色社会というバンドのかっこよさについて

マカロニえんぴつ

マカロニえんぴつって不思議な立ち位置のバンドである。

きっと傍目からポップな立ち位置に見えるバンドだと思うのだ。

確かにキャッチーな歌を歌うこともある。

けれど、楽曲をしっかり聴けば聴くほど変化球色の強いバンドでもある。

独特の構成だったり、個性的なフレーズを使う、独自性の強いバンドでもあるように思うわけだ。

メジャーデビュー後も果敢にそういう楽曲を世に放っている。

そういう意味では、もっとマニアックな立ち位置になっても良いバンドなんだけど、良い意味でライトな音楽ファンも魅了しているのが面白い。

ユニコーンをはじめ、ルーツ音楽性も強いので、間口を広めていくうえでもオススメのバンドと言えるのではないだろうか。

関連記事:メジャーデビューをしてもポップと変化球の間なマカロニえんぴつの話

スポンサーリンク

SHE’S

鍵盤がいるため、優しくて眩しい音を鳴らすのが特徴のバンドである。

バンドによっては黒々しい闇のオーラを放つバンドもいるけれど、SHE’Sの音楽は妙な陰気さを放っていないので、バンド音楽初心者でも聴きやすいし、オススメしやすいと思うのだ。

最近はタイアップソングも多いので、「これ、聴いたことある!」という形で、オススメしやすいのも特徴である。

良い意味でロックバンドのイメージを変えることができそうな雰囲気を持つ楽曲が多いのも、このバンドの特徴ではないだろうか。

関連記事:SHE’Sは今年大きくハネると思う。その真意は何か?

Mr.ふぉるて

ひとつ好きなバンドができたとする。

そのあとに他のバンドを勧めるとしたら、どのバンドを勧めるのか。

そういう前提条件があるのであれば、個人的にはMr.ふぉるてを勧めたい。

というより、このバンドはなるべく若いうちに出会ってほしいなーなんて思うわけだ。

10代のときに出逢えば、よりMr.ふぉるてが持つかっこよさにぐっとくるように思うから。

ロックバンドが持つ焦燥感みたいなものが容赦なく音に込められている感じが良くて、こういう音にバーンって出会ったら、きっとバンドがもっと好きになって仕方ないんじゃないかなーなんて自分は思うわけだ。

そういう意味で、是が非でも勧めたいバンドなのである。

ニューロティカ

セカオワが好きな、10代のバンド音楽の初心者に、ワンチャンで勧めることができるんじゃないかと思っているバンド。

内実を知れば、10代には渋すぎるバンドであることを知ることになる恐れもある。

が、バンドとしてかっこいいことは間違いないので、ワンちゃん勧めるだけ勧めておきたい。

遠目からみたら、ビジュアルでセカオワと通ずるところがあるし。

・・・・・・・・・・ね。

まとめ

というわけで、邦ロック聴き始めくらいの10代の子にオススメしたいバンドたち、なのでした。

まあ、もっとライトな層に刺さるバンドに触れてもいいんだけど、今回は<このライン>で紹介してみました。

もし聴いたことがないバンドがいたとしたら、せっかくなので、このタイミングで出会えてもらえたら嬉しい限り。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket