前説

ちょっとだけUNISON SQUARE GARDENの話を書きたい。

マジで、ちょっとだけ、である。

本編

なにやら斎藤宏介が別のバンドの活動を始めるから、ユニゾンの活動を心配している、という話をきいた。

思えば、田淵智也も別バンドを組むし、鈴木貴雄はゲーマーとしてさらなる境地に向かうし、個々がユニゾン以外の活動で目立つようになったところはある。

色んなバンドが予期せぬタイミングでショッキングなニュースを提示しがちだし、心配になる気持ちもわからなくはない。

でも、ユニゾンのほど、優しい天の邪鬼なバンドもいないと思うのだ。

ぱっと思いつくだけでも、絶対にバンドの仲が良いはずなのに、バチバチのバンド仲であると言ってみせたり、ファンのことなんて興味がなくて自分たちは自分たちのやりたいことをやっているだけ、と言っておきながら、サブスクの配信の仕方ひとつとっても「ファンが少しでも得をするやり方」を考えたり、ファンクラブに入っていたらちゃんと一回はライブに行けるように頭を悩ませてみたりと、はっきり言って、その辺のバンドよりもファン想いの精神が強い。

少なくとも、ファンのことなんてどうでもいい、と思っているバンドがすることじゃないし、バンド以外は音楽作ってライブをしたらいいだけだ、なんて言いながらそれ以外の活動も丁寧に行っている超ファン想いなバンドである。

何がいいたいか。

ユニゾンは優しい天の邪鬼なバンドなのだ。

ファンにとって「む?」と思ってしまう言葉はだいたい、優しさの裏返し。

でも、いつだって天の邪鬼かといえば、そんなことはなくて、きっちりファンに向けて宣言した約束は果たす。

言うなれば、ださいことしない、とでも言えばいいだろうか。

なんというか、ユニゾンってそういうバンドなのだ。

“自分たち”のことを歌にしている率も、他のバンドに比べて多いような気がするし、三人の絆だって他のバンドの比じゃないと思うし、お互いが信用しあっているからこそ、ライブバンドとしての磨きが鋭くなったのだろうし。

何がいいたいか、よくわかんなくなったけれど、ユニゾンは余計な心配をしなくてもいいバンドだということだ。

少なくとも、僕はそう思う。

なにより、個々が別々の活動で考えているのは、きっとどうしたら「それ」をユニゾンに持ち帰ることができるのか?だと思うのだ。

もちろん、大げさな何かをやるってわけじゃないだろうけれど、次ライブをするときはさらにかっこいいライブをする!みたいな意欲はめっちゃ高いと思う。

ってか、もう20周年の構想もあるんでしょ?

ある意味、その辺はノリと対極で生きているバンドだしね。

何が言いたいかというと、斎藤宏介の別バンドのプロジェクト、楽しみだな〜ということ。

まあ、THE KEBABSのライブも観たことないので、どっかで観たいんだけどね。

まとめ

特になし。

関連記事:UNISON SQUARE GARDENの「クローバー」について

関連記事:UNISON SQUARE GARDENの新グッズとなったかれーぱんくんキーホルダーへの恋文

LINEで送る
Pocket