Official髭男dismの話
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Official髭男dism…
出始めこそ「なんだその変なバンド名」と言われていた彼らも、今や世間に名を轟かせる名バンドとなった。
新曲「Pretender」は、ストリーミング5週連続一位、そして彼らの人気に火をつけた「ノーダウト」もランクインし5週連続2作同時TOP10入りという快挙も成し遂げた。
今や飛ぶ鳥落とす勢いのヒゲダン…
ワンマンツアー中でありながら、次のホールワンマンも発表したヒゲダン…
最新曲「宿命」が熱闘甲子園のテーマソングに決定しているヒゲダン…
これから好きになりそうな人、これからツアーに行ってみたい人もたくさんいると思うので、ヒゲダンファンの個人的おすすめ曲を書いていこうと思う。
ちなみに「Stand By You」や「Pretender」で、ファンであるわたしの予想を超えるヒットを飛ばし、はやくも「宿命」がヒットしそうな雰囲気を出しているのでこの3曲以外の曲をおすすめしたいと思う。
この3曲も最高すぎるので是非聞いてみてください。
そしてヒゲダンについて語ろう!わたしと!!!
ヒゲダンのオススメの4曲
「ノーダウト」
ヒゲダン人気に火をつけた一曲。
インディーズで出したアルバム、エスカパレードに含まれる一曲だが、メジャーデビューシングルともなった珍しい曲でもある。
月9主題歌となったこともヒット要因ではあった。
が、主題歌になっても曲が良くなきゃ人気は出ないわけで。
まず、ドラマにすごく合っていた。
この点に関しては主題歌であるという点から考えても重要な要素だ。
歌詞がドラマの内容とリンクしていて、ドラマを見ながらすっと入ってくる点はポイントが高い。
そして曲がとてもキャッチー。
イントロが流れた瞬間に「キターッ!!!」と思わせる耳に残るメロディが秀逸だ。
ヒゲダンの曲全体を通して多いのだが、この曲も基本はループミュージックだ。
コードもだしイントロで使われるメロディも裏でずっとループしている。
それにもかかわらず飽きずに聞けるのは歌が上手いことと、演奏力の高さ、そして楽器の使い方の上手さにあると思う。
ノーダウトに関して言えばラテンの要素も取り入れていて、イントロすぐに入るパーカッションが恐らくドラムのタムやスネア以外のティンバレスあたりを使っている。
このティンバレスのパキッとしたパーカスの音がスタートからメリハリを与えている。
ちなみにMVではメンバー4人でインディアンポーカーをやっていて微笑ましい映像なのだが、個人的には「ダウトじゃないんだ…」と思った。
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「Tell Me Baby」
関ジャニ∞の音楽番組「関ジャム完全燃焼」で蔦屋好位置が紹介し話題になった一曲。
蔦屋好位置が「ブルーノマーズの最新曲かと思った」と言う通り、洋楽、とりわけブラックミュージックの要素がふんだんに含まれている。
この曲も前段で述べたノーダウトと同じようにループミュージック。
コード進行と裏で鳴っているシンセのメロディがずっとループしている。
このシンセが肝で、ループし続けているからこそ耳にずっと残る。耳に残ることで気がつくと曲を無意識のうちに覚えている。
間奏のキーボード、ギター、ベースによるユニゾンもまた印象的だ。
ライブアレンジではこのユニゾンが複数回ある上にアウトロではヒップホップ調のアレンジも加わるのでこちらも是非聞いてみてほしい。つまり是非ライブに足を運んでほしい。
「未完成なままで」
本当は「犬かキャットか死ぬまで喧嘩しよう!」や「115万キロのフィルム」、「SWEET TWEET」のような定番曲を勧めようかとも思ったのだが、個人的にはこの曲が1番好きなのでここで紹介。
曲としてはバンドサウンドと打ち込みの要素が良い具合に噛み合った一曲。
ただ、最近のライブではあまり演奏していない印象がある。
この曲で1番おすすめしたい点は歌詞だ。
もう最初から最後まで、中学・高校の頃のわたしのことを歌ってるんでしょ?と聞いてしまいたくなる歌詞なのである。
例えば
友達の描く未来は
数式のようにクリアで焦った
「それに比べて自分は…」と
何度も回答用紙を睨んだ
や、
採点なんて頼んでもない
誰にも評価なんてさせない
といった、将来について全く考えつかないにもかかわらず、先を決めていかなければいけないあの頃の気持ちが歌われているのだ。
社会人になった今でさえ、先が見えなかったり、「今の自分はこれでいいのか?昔の自分の理想とは程遠いな」と落ち込み思い悩む時がある。
そんな時に聞くと、うっかり涙を零してしまいそうな一曲である。
将来を考えて辛くなった時にはこの曲を聞いて元気になってほしい。
「Trailer」
最後の曲はこちら。
夜更けに聴きたくなる、バラード調の落ち着いた一曲。
ギターが後ろでずっと同じメロディをループさせているヒゲダン定番のループミュージックだ。
ただ、このギターが秀逸で、乱れのないテンポ感がこの曲を引き立てている。
こういった曲調であればピアノでループさせた方が曲の雰囲気が出るし何よりもテンポに乱れが出る可能性は低いと思う。
しかし、ギター、しかもアコギではなくエレキギターでループさせることで音に豊かさが出ている。
途中からノイズ混じりにも聞こえるシンセが加わるのだが、歪みのないエレキと歪みのあるシンセという組み合わせがクセになるので必聴である。
また、
間違って間違って間違って間違ってもいい
どんな孤独よりもマシさ
間違って間違って間違って間違ってもいい
今夜眠れるなら 今夜眠れるなら
という歌詞は、失敗して落ち込んで帰った夜なんかに聞くと、泣いちゃうので注意した方がいい。
わたし自身、仕事で結構なミスをしてめちゃくちゃ落ち込んだ日の夜、寝る前に聞いて大号泣したことがあるので泣きたくない夜は聞かない方がいいかもしれない。
まとめ
もう本当であれば全曲素晴らしいのでおすすめしたいのだが、今回はこの4曲を勧めて終わりとしようと思う。
楽しい時も悲しい時も辛い時も聞ける曲があるので、どんどんスケールが大きくなっているヒゲダンを聞いてみてほしい。
ちなみに全楽曲の作詞・作曲を行うボーカル藤原聡は本当に天才で、ダンスボーカルグループDa-iCEに楽曲提供した「FAKE ME FAKE ME OUT」という曲もすんごい良いので、ヒゲダンにはまりそうな人はこちらも是非聞いてみてください。
ヒゲダンらしさにプラスして、ダンスが加わった時に格好良さがさらに引き立つ曲になっていて「こりゃすげえ…」ってなります。
自分達の曲のみならず、提供でも魅力を発信し続けるヒゲダン。
オススメです。
関連記事:綺麗なのはお前のメロディーだよと思うOfficial髭男dismの新曲の感想
筆者紹介
くすだくすこ(@kusudakusuko12)
北の大地に住むただの音楽好き。アイドルでもバンドでもなんでも聞きます。ほぼ更新されないブログを運営しています。
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