前説
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月に一本くらいの頻度で、いわゆるインディーズ(一部メジャーの若手バンド)にスポットを当てるような記事を書こうと面白いかも。
と、ふと思ったので、この記事では今、おすすめしておきたいそういうバンド(一部バンドじゃないかも)を紹介したいと思う。
なるべく、過去記事であまり取り上げていないバンド(一部違うかも)を中心に紹介するので、気になるバンドがいたら聴いてみてくださいな。
本編
Mr.ふぉるて
エモさを喚起させる楽曲展開に定評があるMr.ふぉるて。
言葉が突き刺さるというか、胸を熱くさせる歌を歌うのが本当に上手い。
「愛慕」は肌寒くなってきた今のシーズンにぴったりな歌で、独りがこっそりと聴いていたくなる歌である。
まあ、かなり「バンド感」がないアレンジなのは、Mr.ふぉるて的に攻めている感じもするが、その攻めが綺麗にハマっているところも良い。
このテイストにぐっとくるバンド好き、きっと多いのではないだろうか?
ルサンチマン
なんとなく初期のクリープハイプのソリッド感を感じさせるこの歌。
「歌自体が似ている」わけじゃないんだけど、こういう時期のバンドの妙な迫った感じに似たものを覚えるのだ。
溢れんばかりの何かを剥き出しにしている感じが良いし、こういうある種の棘が見えるところが若手バンドの良いところなんだよなーと思う。
新しいオルタナティブのロックの形がここにある・・・かもしれない。
マイアミパーティ
今日紹介するバンドは、気持ちを溢れんばかりに詰め込んだ激情系が多い気がする。
マイアミパーティもまた、メロディーに載った言葉の重い思いが強いタイプの人たちで思う。
実際、フレーズのひとつひとつがきっちり頭に残るのである。
「愛」とか「翼」って単語が煩わしくなく、胸に飛び込んでくるのはマイアミパーティの表現が為せる技。
最後のサビで一旦クールダウンして、その後に一気にアガる感じが、たまらない。
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The Songbards
この時期に聴く「夏の重力」がエモい。
なんか未練の残る夏だったからこそ、余計に後ろ髪が惹かれる気持ちになるのである。
でも、The Songbardsのボーカルとかサウンドが、夏の景色にハマるのだ。
「青い何か」と親和性のある音像というイメージだから、余計にそう感じるのかもしれない。
でも、MVの画面は微妙に暗めだったりして。
その辺りがバンドの「リアルさ」が表現されていて、絶妙な気がする。
かたこと
爽やか振り切り度数が圧倒的なバンド。
ここまですべての要素で「爽やか」であることを裏切らないバンドも珍しいと思う。
この時代のバンドって、やっぱり妙な擦り切れ具合がどこかしらに潜むんだけど、「待ちぼうけ」を聴いている限り、そういうものが見えてこないのだ。
歌詞に「健全」ってワードが出てくるけれど、この爽やかさには「健全」なものを覚える。
今後、どんな曲を生み出していくのかが楽しみで仕方ない。
明くる夜の羊
サカナクションの楽曲にありそうなバンド名だなーと思って、気になったバンド。
バンド自体はとくだんサカナクションっぽさはない。
ボーカル自体が魅力的で、世界観を作っているタイプのバンドだなーと思うので、そこからグイグイ引き込まれていく。
サビになって、ボーカルの声の表情がすーっと変わる心地が個人的なツボ。
色んなタイプの曲に映えそうなので、ここからどういう広がりを作っていくのかが楽しみである。
TRiDENT
重厚でパワフルなサウンド。
そして、そのサウンドに負けず劣らずの鋭いボーカル。
メンバー交代のタイミングで、ガールズロックバンド革命からTRiDENTへと変化を遂げたわけだけど、より彼女たちの武器が洗練されたような気がする。
このバンドならではの重たさとキャッチーさが融合した感じがするというか。
ここからより壮大なスケールの音を鳴らしていく予感がする。
まとめ
というわけで、新しいバンドが知りたいという邦ロックリスナーに届けたいインディーズバンドたち、なのでした。
まあ、インディーズバンドと書きながらメジャーなバンドもいるかもしれないが(あんまりこの辺ちゃんと調べていない)、きっかけは何であれ新しいバンドに出会うきっかけとなれたらいいなーと思った次第。
興味のあるバンドがいれば、よかったら聴いてみてほしい。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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