前説
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タイトルはややこしいことを書いているけど、今年リリースしたバラードソングで、これよかったねっていうのを紹介する記事です。
では、どうぞ。
本篇
Omoinotake 「モラトリアム」
バラードの魅力が詰まった一曲だなーと思うのが、Omoinotakeの「モラトリアム」。
劇的な楽曲展開、サビに向けて盛り上がりが駆け抜けていく感じ。
ハイトーンボイスと美しいメロディーライン。
そういうところにある種の王道をこのバラードに感じるのである。
とはいえ、ありきたりなバラードかといえばそんなことはなくて、それはサウンドアプローチにOmoinotakeらしさがあるからだと思う。
ドラムの音が打ち込みっぽい感じなのが、わりと大きなポイントじゃないかなーと思っている。
秋山黄色 「モノローグ」
メロディーの骨格は王道のバラードだと思うのだ。
でも、いわゆるバラードらしい響きではなく、この歌から力強さを感じさせる。
なぜなら、秋山黄色が持つロック性がこの歌に込められまくっているからだ。
アグレッシブなギターサウンドと、力強い歌声。
この感じは、秋山黄色だからこそ生み出せるものだよなーと思う。
あいみょん 「裸の心」
美しいメロディーを美しいサウンドで仕立て上げる。
ここでいう美しいメロディーとは、弾き語りでも成立するような求心力のあるメロディーライン。
あいみょんの歌って、素朴な仕立てでも良さが変わらないような歌を歌うことが多い。
そういう強さが「裸の心」のバラードの王道なバラード感を生み出している。
the peggies 「アネモネ」
切ない春の香りを感じさせる一曲。
恋愛をこういう切り取り方されたら、そりゃあぐっときてしまうわーと思ってしまう一曲。
サビの最後のメロディーラインが個人的に好きで、ここだけで何杯もごはんがいけちゃう感じ。
あと、こういうサウンドがこのボーカルとよく合っているんだよなーと思う。
個人的に、もっとたくさんの人に聴いてほしい今年の名曲。
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LAMP IN TERREN 「EYE」
王道っていうとちょっと違うんだけど、でも、この並びに入れたかったので、放り込んでみた。
まあ、多重で豪華なコーラスは、ある種の王道さを感じさせるのかもなーなんて思う。
メロディーと声の良さで楽曲世界にいざなわれる歌。
聞けば聞くほどに愛したくなる、そんな類のバラードである。
ビッケブランカ 「ミラージュ」
普段は変化球な歌を歌うことが多いビッケブランカ。
でも、この歌はわりと王道に向き合っている感じがする。
なんというか、シンプルに素敵なメロディーを情感込めて歌い上げている感じがするというか。
歌の盛り上げ方がストレートであるというか。
だからこそ、他の歌にはない撃ち抜かれ方をこの歌にされてしまうのである。
Official髭男dism 「Laughter」
今年の王道バラードだったらこの歌は絶対に外せない。
自分の2020年の好きな音楽作品においても、重要な一曲である。
この歌ほど、王道という言葉が似合うバラードもないんじゃないだろうか。
ストリングスを入れ方やサビに至るまでの道中は、まぎれもなく王道だって思うから。
この歌の凄さは王道を受け入れつつも、その王道を更新するような破壊力にみなぎっているということ。
言ってしまえば、王道でありながら、きっちりと髭男にしかたどり着けない境地をこの歌で表現しているということ。
いやー何度聴いても良い歌だなーと思ってしまうのである。
まとめ
王道かどうかはともかく、自分の中で間違いないなーと思う歌を並べてみました。
こうやって聴いていくと、2020年って良い歌が多いなーと勝手なことを思ってしまう。
まあ、こういう歌が自分の中での好みだっていう話なだけなんだけどね。
というわけで、今回はこの辺で。
ではではでは。
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