前説

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ラップもちょいちょい聴くワタクシ。

この記事では、最近良いなーと思っているヒップホップアーティストやラッパーなどを紹介したいと思う。

本編

PUNPEE

ラップが上手くて、どの歌も安心して聴くことができる。

大物アーティストとのコラボも多いPUNPEE。

最近だと、KREVAとコラボした「夢追人」が印象的。

ドラマ性のあるMVが特に良い味を出している。

関連記事:個性がぶつかり合う最強無欠なコラボ曲特集

kZm

YENTOWNの最年初ラッパーでもあるkZm。

彼も心にぶっ刺さるリリックを披露するラッパーである。

今年は日本のヒップホップ界でも随一の存在感を放っているTohjiとコラボした「TEENAGE VIBE」が特に良い。

オートチューンの効かせ方が良い感じで、他のラップにはない響きを生み出している。

Mom

いわゆるラッパーとは違うんだけど、ラップの文脈に落とし込んだ曲が多いので、ここで紹介する。

とにかく楽曲の振り幅が大きく、新たな発明を感じさせる歌も多い。

時代とか流行とか関係なく、面白いと思ったものを噛み砕いてアウトプットする自由さがある。

今年リリースされた「21st Century Cultboi Ride a Sk8board」は良い意味で問題作なので、ぜひ色んな人に聴いてみてほしいと思ってしまう。

Awich

ドープな雰囲気の一曲で、スリリングで鮮烈なライムにはっとさせられる一曲。

「洗脳」というトピックは、現代の社会問題を考えるうえでも重要なので、この歌が綴るメッセージの批評性も考えると、よりぐっとくるものがある。

まあ、そういうのを抜きにしても、独特な雰囲気が中毒になるようなところはある。

今年のヒップホップシーンにおいても、随一の一曲なのではないだろう

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Moment Joon

韓国からの移住者ラッパーというだからこその視点で歌った一曲。

自分が感じていること、考えていることをそのまま表現して、言葉にするストレートさにぐっとくるところがある。

音楽は現実逃避をするためにあるものだという人もいるし、そういう側面もあるとは思う。

でも、現実にある問題と対峙するために、音楽があってもいいと思うし、Moment Joonの音楽はそういうエネルギーに満ちているように思う。

特に人種問題は未だにヘイトの対象となるし、このブログを呼んでいる人でも色んな意見の人がいると思う。

ただ、この「TENO HIRA」が作り出す優しさと希望の前に、短絡なヘイトは霞んでしまうのではないかと思う。

すべてのフレーズが心にぶっ刺さる、そういう類の一曲であるように思う。

chelmico

個人的には、RIPSLYME的なニオイを感じるchelmico。

ラップってメッセージの強い歌が多い分、片意地はっている作品も多いという印象を受けている人も多いだろう。

でも、chelmicoの歌は良い感じに力が抜けている。

抜くところは抜いて、決めるところはしっかり決める。

そういうクールなかっこよさがある。

「Easy Breezy」はサビのラインもキャッチーなので、聴きやすいし、特におすすめだったりする。

Creepy Nuts

ヒップホップってどうしても性質上、「村社会」になりがちである。

そんな中で、Creepy Nutsは本当に様々なシーンを横断している。

ロックフェスに出ても違和感がないし、今ならアニメイベントに出たしても納得する人が多いだろう。

一般的なライトな音楽好きの知名度も高いし、好き嫌いはともかく今もっとも知名度が高いヒップホップユニットだと思われる。

個人的には、このままどんどんヒップホップを身近なものにするような活動をバリバリ進めてほしい。

Creepy Nutsのやり方で、ヒップホップのかっこよさを浸透させてほしいと思う。

ヒップホップの入りがCreepy Nutsって贅沢な話である。

なぜなら、ラップもDJもキレキレのユニットだからだ。

関連記事:Creepy Nutsはマジでヤバイと感じる理由

まとめ

というわけで、最近ぐっときているラッパーやヒップホップユニットを紹介してみました。

このブログを読んでいる人は邦ロック好きが多いかもしれないが、ぜひこの記事をきっかけにヒップホップも聴いてもらえたら嬉しい限りである。

では今回はこの辺で。

ではではでは。

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