前説

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CDJのライブアクトが全て発表された。

逆にいえば、今年出演しないバンドが決まってしまったわけだ。

BUMPやRADのようにたま〜に出演して、場のパワーバランス(主にグッズ売り場のパワーバランス)を崩すタイプのバンドが出ないのは、なんとなくわかるし、今年は「そういう年」なんだなあと思うに留まる。

けれど、なんとなく今年もきっと出てくれるはず!と思っていたバンドの名前がないと悲しいし、単純にライブを観れる機会がひとつ減ることが残念で仕方ない。

というわけで、この記事では、CDJに出ないけれど、CDJでライブを観たかったバンドたちを紹介したい。

本編

UNISON SQUARE GARDEN

定期的な出演実績のある中堅バンドは基本的に出演率が高い。

でも、たまにそういう法則を無視して、天の邪鬼な出演の仕方をするバンドがいる。

ユニゾンだ。

今年は15周年ということで、色んなフェスにも出たし、トリビュートライブも行った。

だから、今年の締めくくりとして冬フェスに出るはず。

そう思っていた人も多いだろうに、この結末。

らしいっちゃらしいけれど、ライブを観たかった人も多かったはず。

これもまたひとつのCheap Cheap Endrollなのかもしれないなーなんて思う。

なお、ベースのみ、別バンドで出演する模様。

the telephones

今年はコンスタントにライブ活動を行ったthe telephones。

活動休止期間を除けば、当たり前のようにCDJに出演していたからこそ、今年も出るものとばかり思っていた人が多いのではないだろうか。

オファーがあったのに断ったのか、そもそも初めからオファーがなかったのかは測りかねるところである。

まあ、メンバーそれぞれが別のバンド活動をしているし、色んなスケジュールの都合で「出ない」という判断をした可能性もあるわけだけども。

なんにせよ、the telephonesがいないCDJにはやはり寂しさがあるよなーと思う。

Mrs. GREEN APPLE

冬フェスってライブ出演というよりも、バンドにとってはメディア出演の意味合いが強いと思うのだ。

自分たちのアルバムやツアーのためのプロモーションの場とでも言えばいいだろうか。

つまり、アルバムをリリースしたタイミングの場合、わりと冬フェスをプロモーションの重要な場と位置づけて、予定を組むバンドも多い。

なのに。

このバンドは「Attitude」という名盤を今年リリースしておきながら、冬フェスという名のプロモーションには出演しないという選択をしたのだ。

絶好の機会なのに、あえてスルーするという選択を取ったのだ。

年をまたいでアリーナツアーを行っており、バンドとしての完成度としても申し分のないタイミングでありながら。

もちろん、(オファーがあったのに出演しないのだとしたら)ツアーに集中したいから、というのが主な理由だとは思うんだけど、アリーナツアーという規模のツアーすらも「宣伝」する必要がないところにミセスの凄さを感じてしまう。

でも、思うのだ。

今の完成度のミセス、フェス尺でもいいから観たいよなーと。

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東京スカパラダイスオーケストラ

出演したら、毎回、会場を大円弾にさせてしまうスカパラが不在なのも寂しい。

近年はコラボ曲が増えたこともあって、その日のメンツだからこそ観れるステージがあるのも楽しみのひとつとなっていて、フェスにおいて必須の存在となりつつあるからこそ、今年の不在が寂しい。

30年のキャリアがありながらも、若いリスナーもきっちりと集客できる珍しいタイプのバンドなのに、出演しないのが寂しい。

あと、谷中さんのフェス会場における自撮り写真がアップされないという、その事実が、たまらなく寂しくて仕方ない。

エレファントカシマシ

宮本浩次のソロでの出演はあるのだからそれで許してくれよ、という話かもしれないが、やっぱりエレカシというバンドがCDJに出演しないのは残念である。

スカパラもそうだが、ずっとCDJを盛り上げてきたバンドが不在になるのは寂しいし、毎年エレカシを楽しみにCDJに足を運んでいる人の気持ちを考えると、残念だよなーという気持ちが強くなってくる。

ところで、28日は比較的出演メンツが若いんだけど、楽屋にいる宮本浩次は仲の良いアーティストがいるのだろうか。

心置きなく話せる相手が、誰かいるのだろうか?

奥田民生は年が近いけど、仲が良いイメージがないので、そこが勝手に気になっている。

Dragon Ash

色々あったからそりゃあ出演はないよなーと思うけれど、なんだかんだで夏のフィナーレを飾ったわけだから、不在となると寂しいよなーと思う。(まあ、例の一軒があってもなくても、冬は出るつもりがなかった気はするけども)

なお、KenKenは11月に別のアーティストのステージで復帰する模様。

NICO Touches the Walls

これは口を酸っぱくして言いたいんだけど、「QUIZMASTER」は今年のアルバムでも指折りの名盤だと僕は思っている。

今年はたくさんのバンドがアルバムをリリースし、そのどれもが素晴らしかったけども、それでも僕はNICOのアルバムの印象が強い。

とも良いアルバムだったと今でも思っている。

だからこそ、そういう素敵なアルバムを引っさげて、今年の冬フェスに出演するものだと思っていた。

なのに。

今年に限って、NICOはCDJに出演しないという。

当たり前のように毎年出演していたからこそ、これは驚いたし、スケジュール的にも問題なさそうだからこそ、なぜこのような決断をしたのかが気になる。

もちろん、そこを考えても答えは出ないんだけど、単純に今、油がのっているNICOが、冬フェスに出ないのは単純にもったいないよなーと思うのだ。

ライトなファンの自分がそう思うんだから、ガチファンの人は筆舌に尽くしがたい想いを抱いているのだろうと察する。

まとめ

というわけで、CDJに出ないけれど、ライブが観たかったなーと思うバンドを取り上げてみました。

あと、他にもイエモンとかセカオワとかワンオクとかback numberとかWANIMAとかエルレもいるでしょ?って意見もあるけれど、あえてその辺りは触れないようにしてみました。

まあ、決まったものは仕方ないので、行かれる方は出演バンドに想いを馳せて楽しんできてくださいな。

では、今回はこの辺で。

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