楽曲「KILLING ME」について
SiMの「KILLING ME」の歌詞をみていきたい。
「SEEDS OF HOPE」というアルバムに収録されている、彼らのライブでも定番のキラーチューン。
まずは、歌詞が描く相手との関係に注目してみたい。
作詞:MAH
作曲:SiM
歌詞全文と逐語訳の掲載は省き、ここでは楽曲の描写から読み取れるテーマを考えてみたい。以下は筆者の解釈であり、作者の意図を断定するものではない。
「KILLING ME」の歌詞の意味と解釈
「君」とは何を指しているのか?
歌詞をみていくと、ラブソングのように読める一方で、それだけでは捉えきれない不穏さも感じる。
ポイントは「君」とは何なのかということ。
表面的には恋人を歌った楽曲のように読めるが、よくよく言葉を吟味してみると、ただ単に「君=恋人」という解釈ではしっくりこない描写がいくつも仕込まれていることに気づくはずだ。
何かに強く惹かれてしまう感覚
相手に救われるように感じる一方で、その存在に振り回されてもいる。そうした関係として読むと、この歌には、恋愛に限らず何かを強く求めてしまう感覚も重なるように思う。
ただし、具体的に何を指しているかは、歌詞の主人公と作者本人を同一視せずに考えたい。
SiM「KILLING ME」が描いているものは?
僕にはこの歌が、ラブソングの体裁を借りながら、何かに強く依存してしまう感覚も描いた歌に聴こえる。だからこそ、表面のラブソングらしさと裏側の暗さが共存する不穏な美しさが、この曲の中毒性そのものになっている。
SiMというバンドが持つラウドなサウンドと、MAHの書く言葉のセンスが噛み合った、まさに代表曲と呼ぶに相応しい一曲である。
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