前置き
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世の中にはたくさんバンドマンがいるが、声量の差には天と地の差がある。
そこで、この記事では声量がすごい(すごそうな)イメージのバンドを紹介したい。
いわゆる声のボリュームが大きい、というだけでなく「声」の存在が大きいバンドも並べながらご紹介できればなーと思う。
本編
ONE OK ROCK
伸びやかで、どこまでも突き抜けるボーカル。
声量のあるボーカルの見本のような存在感である。
実際、ライブでの迫力は凄まじいものがあるし、他のサウンドにもまったく飲まれない声の強さがそこにある。
中堅という立ち位置になった今、音楽シーンにおいても屈指のボーカリストがいるバンドだと実感する。
sumika
わりとこういう見た目のバンドってボーカルの声が弱々しいことが多い。
甘ったるいピルクルみたいな声のバンドが多いわけだ。
しかし、sumikaは違う。
見た目と、ボーカルの存在にあまりにも大きなギャップがある。
とにかく声の存在感が強い。
「栞」のときに、片岡だけ声の存在感が強すぎることを実感した人は多いと思うが、ボーカルの声の主張が強すぎるところがsumikaの大きな持ち味である。
きっと他のボーカルとコラボすればするほど、そのボーカルの存在感の強さが際立ってくると思う。
サンボマスター
まあ、サンボマスターの場合、歌声というよりもマイクパフォーマンスの声量がある、って言い方の方が正しい。
実際、ライブだと、サンボマスターってずっと全力で声を張り上げている。
絶対のどが枯れるだろう、ってレベルの叫びをみせ続ける。
なのに、歌に入ったとき、一切そこに乱れをみせないのだ。
あれほど叫んでいるはずなのに、信じられないほどボーカルが安定しているのだ。
こんなボーカル他にはいない。
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LUNA SEA
LUNA SEAもボーカルが信じられないほど伸びやかで、かつ安定しているバンドだと思う。
いわゆる「歌のうまさ」を単純に比較すると、やはりこの世代のバンドは「本物」が残っている印象が強い。
今って小手先の技術で上手くみせることが容易い。
でも、この時代のアーティストはそういう小手先がなかったからこそ、本当にすごい技術の人が残っているし、その技術の磨かれ方が尋常ではない印象なのだ。
いわゆる、V系バンドにおいては、先人たちがあまりにもカリスマすぎたことを改めて実感してしまうのである。(もちろん、V系というのは音楽を指す言葉ではないので、この言葉を使うときは慎重になる必要があるけども)
B’z
聴くたびにいつも思う。
あれ、稲葉さんって何歳だっけ?と。
要塞のようなアンプを積み上げ、バンドは容赦なく爆音を鳴らしている。
なのに、ボーカルがその音にかき消されることはない。
なぜなら、ボーカルの声量が圧倒的だからだ。
衰えることのない声量が、モンスターのような爆音サウンドすらも味方に変えてしまう。
そういう強靭なボーカルがそこに生み出される。
何度もいうのに、やっぱりこの世代のボーカルってすごい人が多いことを実感するのだ。
T.M.Revolution
声量おばけという異名をもっている唯一の男。
そして、その異名に対して、まったくの違和感を覚えさせないスキのないライブパフォーマンス。
西川さんは毎年、自分の主催フェスを行っており、他のアーティストとコラボすることも多いが、あまりにも西川さんのボーカルがすごすぎて他のアーティストのボーカルを飲み込んでしまうことも頻繁にある。
歪みのない破壊力は、仮に彼の音楽が好きではないリスナーでも認めてしまうほどの威力である。
そして、50歳を迎えようとしている今もなお、その声量に衰える様子はない・・・。
年齢とは一体何なのか。
そんなことを感じさせるほどの、圧倒的な声量なのである。
あ、ちなみにT.M.Revolutionはソロ・プロジェクトではあるが、半分バンドみたいなものってことで、この記事に入れさせてもらいましたので、悪しからず。
まとめ
正直、この括りにおいては、若手バンドが出てくるスキはあまりにも少ないように思う。
なんせ、上の人たちがあまりにもカリスマすぎるから。
単純な比較をしたら、上の人たちのボーカルとしての技術が段違いだから。
そう思うと、ボーカルの技術という観点だだけと、どうしても若手バンドは荒削りすぎるよなーとも思ってしまうし、まだまだ磨きをかけないといけない部分も多いのかなーなんて思ってしまうのである。(まあ、お前は誰目線やねんという話ではあるが)
ここでは挙げてないけれど、玉置浩二とかも相当だしね。
そういえば、B’zとか去年ライブを見たけれど、あまりにも凄まじかったもんなあ・・・・。
未だにトラウマレベルで記憶に刻み込まれているもんなあ・・・。
というわけで、今回はこの辺で終わりにしようと思います。
このバンドのボーカルも声量すごいぜ・・・っていうのがあれば、ぜひ教えて下さいな。
ではではでは。
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