IMP.の「CRUISIN’」と「I Got It」を聴いてみた感想

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あんまりこれまで聴いてなかったアーティストも一度聴いてみようとふと思い、色々とサブスクで音楽を聴いていたんだけど、その中で気になったアーティストのひとつがIMP.というアーティストだった。

というわけで、この記事では、そんなIMP.の話を書いてみたい。

「I Got It」を聴いてみた

自分が聴いていたのは、「I Got It」という楽曲だったんだけど、不思議な魅力を持つ楽曲だなあと思ったのだった。

というのも、「I Got It」って聴いてみると、どことなくダークな世界観を持った楽曲である。

色合いだけでいえば、白というよりは黒の感じがするというか。

でも、単に黒なんじゃなくて、それこそマゼンダピンクが入り混じったような色合いを感じるというか。

眩い光を解き放つというよりは、鋭い切れ味をもって魅了する楽曲のように感じるというか。

とはいえ、じゃあ、ただただ聴く人を選ぶような楽曲なのかというと、そんなこともなくて、楽曲全体としてはある種のキャッチーさだったり、聴き心地も内在している。

なので、「I Got It」って、なんだかその両方の性質を持っているような感じがして、自分はそこに”不思議な魅力”を感じたのだった。

イントロできっちりと楽曲の世界観を作り上げて、没入するように楽曲世界に誘ってくる。

そこから少し経つと、高速感のあるラップのパートに突入。

イントロで作り上げた世界観そのままに、それぞれのラップがより鮮やかにその世界を描いていく。

やがて、ラップのパートから歌のパートに切り替わるフェーズがある。

そこで、言葉の印象がより強くなっていき、ダークだった世界に光が差し込むように輝きがどんどん増していく。

そして、サビに入ると、リズムの存在が際立ち、アッパーかつリズムにのって楽曲を楽しみたくなるようなワクワクを生み出していく。

ここまで聴いたとき、良い意味でイントロからサビへのギャップがあるというか、変化があるんだけど、そのコントラストの絶妙さを覚えることになる。

2番に入ってからは、1番で作った空気感を継承しつつも、より楽曲世界を鮮やかなものにしている印象があって、ここまで聴いたときにIMP.の表現力があるからこその聴き心地であることを実感するのだった。

かつ、「I Got It」は楽曲終盤の30秒も聴きどころがあるなーと思っていて、どんどんビートの存在が際立っていき、アッパーかつ盛り上がるように楽曲が展開していく。

かと思ったら、ラストのアウトロの部分では、「お、そういう感じで終わるんだ」という絶妙な幕引きになっていて、余韻をもって楽曲が終わる構成になっているのも良いなあと感じるのだった。

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「CRUISIN’」の話

そこから過去の曲も聴いてみたんだけど、IMP.の代表曲である「CRUISIN’」はエネルギッシュで、ワクワク感に満ちた楽曲であるように感じた。

とにかく楽曲のドライブ感が心地よくて、楽曲全体としてはラップもあり、歌もあり、色んな展開やビートメイクで楽曲が展開していくんだけど、変に情報過多になっていなくて、聴いていて気持ち良い。

一度聴き進めると、ぐいぐいと楽曲を聴いてしまっているし、「CRUISIN’」は何よりもサビが印象的で、頭に残る。

一度耳に入れると、何度も頭の中でリフレインしてしまうような力強さがある。

「I Got It」を聴いたうえで、「CRUISIN’」を聴いているからこそ、よりキャッチーで華やかに展開していく部分が、より印象的に映ったのだった。

・・・ということを感じたときに、「CRUISIN’」も「I Got It」も華麗にパフォーマンスしてしまうIMP.のアーティストとしての魅力に惹かれてしまう自分がいたのだった。

まとめに代えて

まだまだ入り口の入り口の段階の感想ではあるんだけど、最初に聴いたときの印象を言葉にしようと思い、一旦記事として言葉にしてみた次第。

おそらく2024年、IMP.はより大きく飛躍する予感がしているので、ここから注目しながら活躍を追ってみたいと思った次第。

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