前説
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似たようなテーマで過去に記事を書いた気がする。
でも、今選ぶならメンツが変わるかもってことで、2020年の今、自分がバンドによるクリスマスソングを選ぶなら、って記事を書きたいと思う。
本編
BUMP OF CHICKEN 「Merry Christmas」
メロパートのメロディーラインが印象的な歌。
クリスマスソングって賑やかな歌が多い気がするんだけど、BUMP OF CHICKENのこの曲は妙な切なさがあってぐっとくる。
孤独をしっている人間によるクリスマスソングって感じがするから刺さるのかもしれない。
かといって、単なる悲しい歌にもなっていないところが絶妙で。
BUMP OF CHICKENらしいある種の包容力があるところも大きな聞き所だったりする。
flumpool 「Snowy Nights Serenade〜心までも繋ぎたい〜 X’mas ver.」
flumpoolらしいクリスマスソング。
もうイントロの段階でクリスマス感が全開で、この曲を聴けば、少なくとも耳の中はクリスマス色に染まっていく。
山村の歌声が、こういうロマンチックなムードの曲によく映えるのだ。
サウンド全体がしっとりしていて、メロディーの良さが際立っているところも、この曲を名曲たらしめている。
ELLEGARDEN 「サンタクロース」
ELLEGARDENって意外とこういう情感をたっぷり含んだ歌が多い。
サウンドはゴリゴリで、演奏は攻撃的。
でも、歌詞は切なさがあって、美しい。
だからこそ、ELLEGARDENの歌は今でも愛されているものが多いのかなーなんて改めて思う。
「サンタクロース」もまた、そんなELLEGARDENの名曲のひとつである。
羊文学 「1999」
羊文学のキラーチューンとしても名高い「1999」。
世界が終わる前のクリスマスを想像して作ったというこの歌は、他のクリスマスとはまた違った儚さを内包している。
表現は過剰になることなく、シンプルだからこそ、言葉がストレートに突き刺さる印象を持つ歌。
わかりやすい盛り上がりで突き抜けるのではなく、それぞれの楽器隊がじわりじわりと歌を盛り上げていく感じが、聴いていてたまらない。
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Silent Siren 「恋い雪」
見た目はキュートだけどパフォーマンスはアグレッシブなSilent Siren。
この歌もベースの低音をはじめ、各楽器帯がブリブリと自分の音を鳴らす。
冬の歌なんだけど、冬ソング定番のアレンジによることはなく、Silent Sirenらしいロックを奏でているところが良い。
かっこいいサウンドと吉田菫の澄み切ったボーカルのバランスも絶妙な一曲である。
wacci 「サンタクロースを僕に」
イントロの鈴の音からクリスマスソングらしい空気を作り上げるwacciの「サンタクロースを僕に」。
歌詞で丁寧に情景を描写するので、よりするっと曲の世界に入り込むことができる。
wacciの歌は切ない歌も多いけれど、この歌はなんだか胸がきゅんとする感じで、聴いていても気持ち良い気分になる。
あと、橋口のボーカルの甘さが絶品である。
back number 「クリスマスソング」
圧倒的王道クリスマスソングな感。
10年代にリリースされたバンドのクリスマスソングなら随一の存在感ではないだろうか。
やっぱりback numberはこういう王道のバラードを歌うと圧巻だよなーと感じる。
期待を裏切らない求心的なメロディーライン。
Aメロ→Bメロ→サビの美しい流れ。
清水 依与吏も力強くも優しい歌声。
全ての揃え方が完璧なのである。
この曲を聴くと、改めてそのことを実感する。
まとめ
というわけで、2020年のクリスマスに聴きたくなるバンドの冬ソング、なのでした。
とりあえず、思いついたものを並べてみました。
ぜひクリスマスのお供にしてもらえたら嬉しいかぎり。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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