前説
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お笑い芸人という成功を果たした人、アーティストとしても圧倒的な名曲を世の中に出している説がある。
というわけで、この記事では、お笑い芸人という肩書がありながらも圧倒的な名曲を出した人たちと、その楽曲をご紹介したい。
本編
浜田雅功
小室哲哉とタッグを組んだH Jungle with tで歴史的なセールスを打ち立てた浜田雅功。
「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」は未だに音楽シーンに輝くダンス・チューンだと思う。
200万枚を超えるセールスを放ったこともすごいけれど、この歌ってかなりチャレンジ性のある楽曲である。
楽曲の展開も普通とは違う展開だし、音の構築も当時のシーンではあまりないやり方をしていた。
そういう意欲作でありながら圧倒的なセールスを放ったのは、浜田と小室というキレキレの才能が混じり合ったからだと思う。
ブラックビスケッツ
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』という番組で結成されたユニット。
この番組からポケットビスケッツとブラックビスケッツというユニットが生まれたんだけど、この二組はとにかくすごかったのだ。
ポケットビスケッツは内村光良を中心に結成されたグループで、ブラックビスケッツは南原清隆が中心に結成されたグループなんだけど、このグループの功績だけをみても、いかに当時のウッチャンナンチャンがすごかったのがよく分かるという話である。
さて。
ポケットビスケッツとブラックビスケッツ、どちらが好きなのかはわりと好みが分かれるところだけど、今あらためてきくとブラックミュージックの成分をたぶんに膨らんだブラックビスケッツの音楽が心地よくて、好きである。
ポップなメロディーラインを持ちながらも、サウンドにもこだわった仕上がり。
バランス感覚にも優れた平成を代表する名曲のひとつだと思う。
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藤井隆
お笑い芸人の歌ものって、カラオケの歌ウマの延長線で歌う人と、きちっとその人の個性を出して「表現」に落とし込むパターンの二択があると思う。
そういった意味でいうなら、藤井隆は断然後者。
歌を歌うと「彼らならではのオリジナリティ」を発揮させるそういう独特なカリスマ性がある。
決してめっちゃ上手いというわけじゃないんだけど、歌を引き締める力が声に秘められているのである。
tofubeatsとタッグを組んだ「ディスコの神様」でも、そういう一面を垣間見せる。
tofubeatsの計算されたビートの中を、楽しそうに踊り回る藤井隆の声が良い。
アート的な要素と、遊び心のバランスが絶妙で、何度も聴きたくなっちゃうのだ。
ピコ太郎
は?
ピカチュウ?
PI・・・・・・・
そういや、昔、ポンキッキーにPちゃんってキャラクターがいたけど、あいつ、今どうなっているんだろうと、ふと回想にひたる。
有吉弘行
AKBのプロデューサーとしてもお馴染みの秋元康プロヂューサーでリリースされた猿岩石の「白い雲のように」。
90年代の音楽に馴染みがある人なら、誰もが知っている名曲である。
この歌を歌っている猿岩石のメンバーの一人が、今もっともお茶の間で存在感を示しているお笑い芸人の一人である有吉弘行である。
今でこそ有吉弘行はテレビで欠かせない存在になったわけだけど、波乱万丈な人生を歩んできた人間である。
まあ、その波乱万丈さは置いといて、「白い雲のように」って良い歌だよなーと思う。
チェッカーズの藤井兄弟が曲を書いているということもあるんだけど、哀愁ある切なさが楽曲に漂っているのだ。
その切なさが絶妙で、猿岩石の二人の声にマッチしているのである。
ってか、芸風と違って有吉の歌声があまりにも優しすぎて、なんか不思議な気分になる。
パワフルな歌声の森脇と、優しい歌声の有吉という対比が面白い。
にしても、良い曲である。
何回聴いても飽きることがない。
まとめ
というわけで、お笑い芸人で成功している人、アーティストとしても名曲を歌いがち説、なのでした。
いやーまじで、名曲多数だなーと思う。
ここでは名前を出さなかったけれど、とんねるずとかもヒット曲を出しているし、ひとつの分野で活躍した人はわりと名曲を生み出しがちだよなーと思う。
第七世代は、こういう方面で存在感を出すことがあるんだろうか。
ふとそのことが気になる。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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