チケットが即完するバンドと即完しないバンド。〜Zepp Osaka Baysideのスケジュールからの考察!

僕は大阪在住なので、大阪のどこのライブハウスでライブをやるのかで、そのアーティストの勢いを図りがちだし、このキャパのライブハウスも完売させるなんて、このバンド、すげえなーって思いながら観察しがちである。

で、最近大阪では新たなデカ箱としてZepp Osaka Baysideなるものが建設された。

1階と2階を合わせた3000人くらい入れられる大型ライブハウスであり、ここをソールドアウトさせることができたら、間違いなく「勢いあるバンド」の称号を得ることができる、初代ポケモンの四天王でいえばワタル的存在のライブハウスなわけである。

さて、ここベイサイドで、秋口も色んなバンドがワンマンライブを行う。

ここで、各バンドの券売状況をみていきたい。

My Hair is Bad→ややこしいチケット申し込み方法を採用しているためか即完ではなかったものの、地方のファンも遠征する覚悟を決めたため、見事ソールドアウトを達成。(知らんけど)

THE ORAL CIGARETTES→熱心なファン層の厚さもあり、こちらもやはりソールドアウト。

Suchmos→世間ではGood nightの一発屋みたいな扱いにしがちだけど、そんな見方こそ早計だろ、って感じで、圧巻のソールドアウト。

MONOEYES、the HIATUS→なんでどの若手バンドよりもチケット安いんだよ!車なら俺が運転するから、少しは休んでくれよ!と願うまもなく、やはり即完。(エイタスはチケット一般発売日は9月30日だけども)

BUMP OF CHICKEN→まだ一般発売していないけども、誰が何と言おうと秒で即完するのは目に見えている魔物。ちなみに、彼らの今回のツアータイトルは「探検者」とか「開拓者」という意味だが、チケット争奪戦を思うと、別の意味にも見えてくる。

最初のツアー発表時からライブハウス公演も組まれていたことを思うと、なおさらそういう連想をしてしまう。

さて、他にもライブスケジュールはこんな感じになっている。

ご覧のように、並々ならぬバンドが名を連ねており、ほとんどのバンドの公演が、即日ソールドアウトすることが予測される。

聖夜のライブはユニコーンである。

それにしても、ユニコーンはライブのことを「勤労」と言い切ってしまう姿勢が良いと思う。

せっかく聖夜なのだし、客席が多幸感に包まれるようなステージを観せてほしいし、年末らしい特別な夜をユニコーンには見せてほしいと切に願う。

ところで、どのバンドも完売しているのかといえば、完売していないバンドも何組かいる。

例えば、ゲスの極みとKANA-BOON。

このふた組は、以前と比べてワンマンの売れ行きに変化が出ているように見える。

マジでチケットの売れ行きが悪くなっているこのふた組。

だって、このふた組、以前は大阪城ホールでワンマンをして、ほぼほぼ完売に近い数字を挙げていたのである。

にもかかわらず、今はこのアリサマ。

逆にいえば、カナブンやゲスがブイブイ言われてる頃は、まだまだ辛酸を舐めていたマイヘアやオーラルがブイブイ言わせまくっているわけで、単に時代の移ろいという指摘もある。

ワンマンの売れ行きが悪くなる理由は三つ考えられて、ひとつは「昔は当たり前のようにライブに足を運んでくれていた勢が他の若手バンドに心変わりをして、推す対象を変えてしまった」のか、「遠征する情熱ある人間の数が減り、昔は遠征勢のおかげでソールドしてたが、そういう伸び代がなくなったことにより、即完しなくなった」のか、「単に新曲が微妙でライブに行くほどでもないや」と思われてしまったのか。

この理由の掘り下げは別の記事に譲るとするが、2013年くらいにブレイクしたバンドですら、もはやある種の回顧の対象となりつつあるような時代がやってきているわけである。

時の流れは早いのだ。

新しいバンドが出てくるということは、それまで不動の人気だったバンドに陰りが出てくるわけで、ライブハウスのスケジュールを見ていると、そういう力関係が見えてくるんだよね、というそういう話。

そう考えたら、ずっと売れ続けてるBUMPは化け物だよなーと改めて思うのでした。