僕と君の関係性が変わるOfficial髭男dismの楽曲たち

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Official髭男dismの歌が好きなんだけど、好きな理由のひとつに楽曲によって、僕と君の関係性が鮮やかに変わるということがある。

同じ場面、同じフェーズの恋愛を切り取って歌にするんじゃなくて、移ろいゆく時間の経過と関係性の成熟、複数の歌を通じて見て取れるところにぐっとくるわけだ。

ん・・・・???

どういうこと・・・???

そう思う人もいると思うので、いくつか楽曲を紹介してみたいと思う。

本編

SWEET TWEET

甘酸っぱい恋のムードを音楽に閉じ込めた一曲。

初期のヒゲダンらしいソウルフルな感じにもぐっとくる。

僕と君の関係性も<初期感>があるのが良い。

恋の前ならえ

こういう多幸感のあるシーンを切り取らせたヒゲダンって秀逸だよなーと思う。

「SWEET TWEET」が<初期>感があるとすれば、もう少しその関係性に育みがみえる歌。

今のヒゲダンにはない、素朴なスケールの世界観にぐっとくる。

最後の恋煩い

ホーンセクションが炸裂するヒゲダンの一曲。

こういうテイストのヒゲダンの歌って良いよなーと思う。

「大丈夫だ」で締めくくる歌詞が、好きである。

LADY

描く恋愛の中に幼さと成熟さの両方を感じさせる一曲。

ヒゲダンの恋愛って、どこか関係性の末永さを感じさせるから不思議な響きを得るのである。

しっとりしたアレンジと、美しい藤原の歌声にも惹き込まれる一曲。

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115万キロのフィルム

ヒゲダンの結婚式の定番曲。

人生を映画に見立てた歌詞が良い。

今が幸せの絶頂感があるけれど、その幸せを末永く祈る感じにぐっとくる。

犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!

当然ながら、ずっと一緒にいたら、喧嘩をすることだって、ある。

でも、その喧嘩に暖かな眼差しを与えている一曲である。

犬かキャットにスポットを当てるユーモアある眼差しも良いなーと思う。

ビンテージ

長い関係性を築く二人だからこその恋愛ソングってあると思っていて。

「ビンテージ」って、そういう類の恋愛ソングだよなあと思うのだ。

だからこそ、「ビンテージ」という言葉も冴え渡るのかなーなんてことを思うのである。

アポトーシス

「アポトーシス」は、どことなく老後の景色が見える。

長く育んだ愛の先にある景色感があるのだ。

そういう意味でも、若干三十歳の人間が書いた歌詞と思えないし、藤原は人生二周目説をついつい唱えたくなる。

そんな説得力がこの歌にはあるのだ。

でも、そういう未来にも眼差しをむけて、誠実に言葉にするからこそ、ヒゲダンの歌って<刺さる>んだよなーと思ったりもするのである。

まとめ

というわけで、僕と君の関係性が変わるOfficial髭男dismの楽曲たち、なのでした。

ヒゲダンの歌って、ひとつの場面が歌になっているわけじゃないし、若いときにしか刺さらない恋愛ソングを歌うわけでもなくて。

恋愛ソングというひとつの切り口に限定したとしても、どの世代にも刺さる場面・景色が歌に込められているよなーと思うのだ。

だからこそ、彼らの歌は老若男女に支持されるんだろうなーなんて思うのである。

それでは、今回はこの辺で。

ではではでは。

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