前説
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外出を自粛して、家で待機している人も多いと思う。
どうしても家の中だったらやることが限定されてしまい、音楽を聴くことに勤しんでいる人も多いのではないだろうか。
そこで、この記事で最近気に入っているインディーズバンドをいくつか紹介したい。
本編
This is LAST
情感豊かなボーカルで魅了させていくバンド。
心をつんざく繊細な言葉遣いを丁寧に汲み取ることで、フレーズのひとつひとつを尖った刃物のように研ぎ澄ませていく。
泣かせることに重きを置いたマイナーな雰囲気のアルペジオとの相性があまりにも抜群すぎる。
疾走感のある歌も、しっとりとしたバラードも、しっかりと言葉が刺さってくるのが特徴である。
CRYAMY
言葉の強さならCRYAMYも圧倒的だと思う。
より、感情に対して率直な感じが伝わってくるというか、ギターのノイズすらも感情を表現する武器になっている。
荒削りだし、うるさいんだけど、不思議と繊細さも感じる不思議なバンドである。
飾っていくバンドが多い中で、泥臭さがにじみ出ている感じが良い。
ギターロックのかっこよさってこういうものなんだよなあ、っていうのを思い出させてくれるようなタイプのバンドである。
ユレニワ
ボーカルの声は甘いバンドである。
なので、勝手にカルピス原液みたいなノリをイメージしていたんだけど、実質はカルピスなんて言葉は表現できない複雑さが宿っている。
曲の展開も面白いし、バンドの勢いはパワフルだし。
カルピスだと思って飲んでみたら、スコールだったみたいなくらいにギャップを感じたのである。
で、スコールと思って味わっていたら、マッコリみたいな味もしてきたみたいなタイプのバンドで。
要はボーカルの声のイメージだけどは計り知ることが難しい、奥深いバンドだってこと。
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レベル27
ツインボーカルってところが、まず良い。
しかも二人の声のバランスがちょうど良いというか。
二人の声がハマったときのシンクロ具合がとても高いのである。
ふつう、ツインボーカルって個性がぶつかり合いがちで、ハモると良くも悪くも濁る感じがするんだけど、レベル27はそういうことがない。
すーっとお互いの声が溶け合っていくのである。
いや、ほんと、ハモリ方がすごく良いと思うんだよなあ。
なきごと
サウンドとボーカルだけで、圧倒的な世界観を作り上げるバンド。
その世界観にスキがないというか、蜃気楼に飲まれてしまうような、違う世界に巻き込まれてしまうような、心地を覚えてるのである。
これはやっぱりボーカルの表現力が優れているからだろうなーと思うのだ。
ある種、声優にも似た表現力を感じるのである。
だから、バンドサウンドだけで確固たる世界を作るし、余計な音を必要としないのである。
音楽って耳だけで感じさせるものだけど、不思議と目にも光景が浮かぶし、なんなら歌から「匂い」も感じさせるのである。
そういう類のバンドである。
とけた電球
もう界隈だとバズっているし、より広い範囲に存在感を示すのもすぐだと思う。
それくらいもう完成しているバンドである。
一曲一曲の完成度が高くて、短いドラマをみているようなどっぷり具合を感じさせるのである。
曲の盛り上げ方、歌詞の物語性、言葉選び。
挙げればキリがないほどの、ぐっとくるポイントが多々あるのである。
そして、そういう印象を決定づける透明感のあるボーカルがとにかく良い。
間違いなく、今のインディーズにおいても一歩ぬきんでた存在の一組だと思う。
まとめ
というわけで、4月のこのタイミングで改めて紹介してみたいインディーズバンドを紹介してみました。
今回はなるべく過去記事で触れてないバンドを中心に紹介してみました(まあ、一部過去記事で触れているバンドもいるけれど)。
時間がある方は、よかったら聴いてみてくださいな。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
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