2022春にぜひライブが観たいバンド特集
[ad]
コロナにおける状況はあいも変わらず・・・というところではある。
ライブに足を運んでいる人もいる一方で、なかなか状況的に足を運ぶのが難しい人もいると思う。
個人的には数年先あるいは数十年先も<あの頃>の良かったものをきちんと受け継ぐのが大事で、それを達成するうえではライブにいける人はルールの範囲内でライブを楽しむことも大切なことだと思っている。
・・・ということもあって、当ブログではライブの話もちょこちょこ記事にしている。
そんな中で、2022年春、改めてこのバンドのライブ、間違いないはずだからオススメしたい!!!!というバンドを紹介したい。
では、どうぞ。
本編
nolala
着飾ることよりも、そういう部分を大切にしているバンドに惹かれることが多い。
内なる衝動や葛藤や想いが<バンドの音>になっているバンドがかっこいいと自分は思っている。
nolalaもまた、そういうバンドなのではないかと思っている。
描かれる想いは楽曲によって異なる。
恋愛のことを歌うこともあれば、夢のことを歌うこともあるけれど、その本質はどれも似ていて、いつもどこかにソリッド感が宿っていて、そこにぐっとくるのだ。
どんな類の感情であれ真っ直ぐな想いを、真っ直ぐな音にのせて歌っているバンドは強いし、そういうバンドのライブの破壊力は総じてヤバイと思っている。
ガストバーナー
まず、紹介したいのが、ガストバーナー。
今の流行りの王道を貫くバンド・・・というタイプではなくて、どちらかというと、トリッキーな装いを感じさせるバンドである。
でも、トリッキーさ一本で魅せるバンドではなくて、バンドが持つ重厚なかっこよさ持ち合わせている印象。
絶対に音源で聴くよりも、ライブで聴く方がパンチ力のアンサンブルだと思うし、そういうバンドほどライブで観たときの<やばさ>が際立つ。
たぶんなんだけど、バンドが持つ青い衝動って煮込めば煮込むほどまろやかになっていくと思うのだ。
でも、ガストバーナーってバンドの衝動を煮込んで、円熟されたらさらにエッジが効いてきた・・・みたいな感じがするのである。
それが、どことなくバンドが持つトリッキーさに繋がっているのではないかと勝手なことを思っている。
いや、ただの偏見ではあるんだけども。
なんにしても、ぜひオススメしたいバンドである。
ハローモンテスキュー
ハローモンテスキューは、ロックというよりもポップなテイストが印象的なバンドだと思っている。
楽曲においても、耳馴染みの良いメロディーが特徴である。
なので、音源で聴くことが強いバンドなのかと思えば、そんなこともなくて。
一番印象的なのは、ボーカルのはたけの歌声のパワフルさ。
というよりも、音源で聴くと歌声の持つ美しさが際立つことになるんだけど、ライブで聴くと<ボーカル、想像以上にパワフルだ・・・!>という印象を覚えることになるのだ。
言ってしまえば、音源になると削ぎ落とされていた魅力がたくさんあることをライブで観ることで知ることになる。
こういうバンドが放つライブの迫力というのは、往々にしてとんでもない。
良い意味でライブを観るとイメージが変わる、そんなバンドのように思う。
[ad]
ネオンと無重力
ネオンと無重力は、とにかく「Borderless」という歌が好きで。
すごい良い雰囲気を持った楽曲だなーと思いながら、この曲を何度もリピートしたのだった。
おしゃれとかっこよさを両立する楽曲世界は見事なもので。
でも、他の楽曲を聴くと、色んなアプローチができるバンドであることを実感する。
とにかく楽曲が持つ雰囲気を確立しているバンドなので、ライブでもきっと良い意味で空間をその色に染め上げるように思う。
声にならないよ
とにかくボーカルの透明感と、そよ風のように清らかな世界観が印象的なバンドである。
マジで<透明感>とはこういう音を指すんだ・・・!と言わんばかりの透明感である。
とはいえ、透明感一本釣りではないことは楽曲だったり、実績をみれば納得することでもあって。
THE ORAL CIGARETTESやフレデリック、Saucy Dogが所属しているMASH A&R主催の「MASH HUNT vol.03」にて、ベストアーティスト受賞したのは、そんなひとつの証左であるように思う。
何より、今進化の真っ只中という感じのバンドなので、その進化の過程をぜひライブで目撃してほしいというところがある。
ドラマチックアラスカ
最後に紹介するのは、ライブ・バンドとして確かな実績を誇っているドラマチックアラスカ。
昨年は、見放題で彼らのライブを観たんだけど、コロナ禍を経てさらにライブ・バンドとしての説得力を増した印象だった。
MCひとつとっても、言葉の説得力がましたし、楽曲と楽曲のつなぎの流れも秀逸で、たくさんのライブを経たバンドだからこそのかっこよさがそこにあった。
何より、バンドが持つエネルギーの色合いが変わったように思っていて。
昔は、良くも悪くもバンドが持つエネルギーに鬱屈とした何かが宿っているようにみえた。
でも、今のドアラは余計な感情は弾け飛ばして、もっと純粋かつもっとシャープにかっこいい音を鳴らしているように思ったのだった。
だから、あの頃の歌はあの頃とは違うかっこよさを解き放つし、近年リリースした楽曲もあの頃とは違う輝きを解き放っている。
人気とか数字とはまったく違った部分で、今のドラマチックアラスカのライブにかっこよさを覚えるのである。
まとめ
バンドの魅力はライブを観ないとわからない。
そういう人もいる。
自分はわりとそんなことは思っていないんだけど、ライブは音源ではなかなか見えないそのバンドの魅力が炸裂しまくっていることには、同意する。(逆に言えば、音源はいいけど、ライブは微妙というバンドもいるわけだけど)
で、音源の場合は、わりと背伸びができるというか、技術でキャリアの溝を埋めることができるけれど、ライブは間違いなくそのバンドの積み重ねが見えるという意味でも、そのバンドの本質が発揮される場であるとも言える。
そんなことも踏まえながら、きっと間違いないライブをやる・・・と思うバンドをいくつか紹介してみた次第。
ライブをみれそうな機会があれば、ぜひ目撃してみてほしい。
では、今回はこの辺で。
ではではでは。
[ad]