前説

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一体おまえら何人で演奏しているんだ!?と驚愕したくなるくらいに強烈なバンドアンサンブルを奏でるバンドがいる。

というわけで、この記事では、バンドアンサンブルが強烈なバンドを紹介したい。

本編

そこに鳴る

想像を超える楽曲展開で魅了するそこに鳴る。

色んなバンド音楽を聴いた人でも、きっと予想のつかない展開がてんこ盛りで一気に曲の世界に惹き込まれると思う。

攻撃性の中に宿る美しさ。

「うるさい」と「美しい」を両立させた稀有なバンドである。

メンバーとしては二人なんだけど、この二人だからこそ生み出すことができる世界観にゾクゾクさせられる。

近年、さらに音を研ぎ澄ませているので、要注目のバンドとなっている。

Suspended 4th

巧妙かつアグレッシブなバンドアンサンブルで魅了するバンドといえば、Suspended 4thも挙げたくなる。

売れるとか売れないとかそんなのは関係なく、自分たちのバンドサウンドを磨きまくってきた温度感がたまらない。

早いテンポで魅了するだけではなく、余白があるようなアレンジでもゴリゴリに魅せていくのがこのバンドの凄さ。

「もういい」は一見すると派手さが薄まっている気がするけれど、丁寧に聴くとこのバンドのアンサンブルの凄まじさを体感できる一曲となっている。

UNISON SQUARE GARDEN

バンド界隈では十分にキャッチーな立ち位置であり、とっくに「見つかった存在」であるはずなのに、その音楽はどこまでも変態的。

ここでいう変態的というのは単純に楽曲がトリッキーというだけではなく、このバンドならではの独特かつ技巧的なアンサンブルが炸裂しているからなのである。

歌えないようなレベルの情報量のメロディーラインを軽やかに歌い、爆撃のようなリズム隊が楽曲をもりたてる。

ユニゾンにしか技で、ユニゾンにしか出せない魅力を貫き通していくのである。

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KEYTALK

見た目はカラフルだけど、サウンドはゴリゴリ。

だから、KEYTALKの音楽ってどこまでも突き刺さる。

トリッキーなリズムアプローチを鮮やかに楽曲の中に落とし込み、難解なアプローチも「軽やかなもの」に落とし込む。

すげえをすげえのままに提示させないところがKEYTALKの凄さだし、音楽的嗅覚の優れたメンバーが集まっているからこそ成立する魅せ方だと思う。

毎回、楽曲の中盤では楽曲のリズムアプローチが大きく変わるけれど、そういうものを鮮やかに行うのもこのバンドの凄さのひとつである。

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9mm Parabellum Bullet

突き刺すようなギターフレーズ。

歌謡曲的な要素の中にメタル的要素も放り込んだアンサンブルは唯一無二。

とにかくアイデアの数とそれを形にする表現力が凄まじいバンドだよなーと思う。

新しい曲を聴くと、よりサウンドを研ぎ澄ませてよりサウンドに鋭さを宿している。

何より、今でもバンドシーンの中でかっこいい音を鳴らしていることが誇らしい。

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眩暈SIREN

楽曲ごとにテクニカルかつ斬新なアプローチを見せつける眩暈SIREN。

「image _____」でいえば、静けさの中に宿る美しい暴力。

そんな言葉が脳内をかすめる音楽になっている印象。

鍵盤とゴリゴリのサウンドが融合する、ポストコードコアな装いだからこその世界観が構築されている。

サウンドは躍動している一方、ボーカルはどこまでも澄み切っている対比も重要な聴きどころのひとつだと思う。

凛として時雨

個々の活動も多くなった凛として時雨。

でも、やっぱり三人が揃ったときの破壊力こそが至高である。

新曲となる「Perfake Perfect」を聴くと、改めてそのことを強く感じさせる。

空間を塗りつぶすような重厚なサウンド。

その一方で、超絶技巧的なアプローチで魅了していく凄さもある。

全パートが個性的で、スリーピースバンドであることを忘れてしまう情報量の凄まじさにノックダウンさせられる。

未だに不動の立ち位置のバンドである。

改めてそのことを感じさせるのである。

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まとめ

というわけで、バンドアンサンブルが強烈なバンドたち、なのでした。

ロック・バンドと一口に言っても色んな魅せ方をするバンドがいることを実感する。

ただ、自分たちの美学に向けて技術を研ぎ澄ませているバンドの音を聴くとドキドキするなーと改めて思う。

新譜をリリースしたバンドも多いので、よかったら聴いてみてほしいなーなんて思う。

では、今回はこの辺で。

ではではでは。

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