前説
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探してみると、タイトルに怪獣とか恐竜が入っている歌が多いことに気づいた。
怪獣といっても曲のテイストはバンドごとに異なっていて、ユーモアのある曲もあれば、感動的なバラードもある。
というわけで、この記事では色んなバンド・アーティストの怪獣や恐竜の楽曲を紹介してみたい。
本編
超能力戦士ドリアン「恐竜博士は恐竜見たことないでしょ」
個人的にドリアンは元ネタにしているものの距離が近すぎて、その安易さがあんまり好きじゃない部分もあるんだけど、恐竜の愛している具合は邦ロック界隈でもダントツだと思うので、そこはすごく推せる。
ステージに出てくる恐竜のクオリティは目をみはるものがある。
この記事を書くうえでも、真っ先に頭に浮かんだのがドリアンだった。
キュウソネコカミ 「おいしい怪獣」
イントロのシンセの音がいかにもキュウソ感のある一曲。
「おいしい」と「怪獣」をあわせるところにセンスを感じる不思議な世界観の一曲。
子供の声が入っているコーラスがいい味を出している。
KEBABS 「恐竜あらわる」
恐竜をフィーチャーしているバンドという意味では、KEBABSも外すことができない。
販売しているグッズはどうみても恐竜推し。
なかなかにかわいいデザインが施されている。
ユニゾンでは難解で複雑な単語を使いがちな田淵だが、この歌はわりとシンプルな語彙力になっているのが特徴。
ベイビーみたいな英語がサマになっているのは佐々木の歌声がどこまでもロックンロールだからだろうと思う。
Vaundy 「怪獣の花唄」
Vaundyにおけるポップな側面が全面に出ている一曲。
「花唄」とは対照的な完成度の一曲だけど、とにかくサビが輝いている感じがたまらなく好きである。
気分がぐっと上がるような展開になっているのだ。
アルバムの中でもお気に入りの一曲である。
YUKI 「泣いてる怪獣」
イントロの段階でめっちゃ良い。
余韻を残すようなギターのリフ。
「megaphonic」のアルバムの中で一番好きな歌で、YUKIの持つポップネスが炸裂した歌である。
ロックサウンドを響かせたポップソング、という意味ではVaundyの歌とも通ずる部分があるような気もする。
米津玄師 「かいじゅうのマーチ」
「BOOTLEG」に収録されている一曲。
米津玄師の単行本にも「かいじゅう」というワードは入っているし、米津玄師の作品においてもかいじゅうは重要なワードなだろうと思う。
ただし、かいじゅうをひらがなで表現しているところに、他のアーティストとは「かいじゅう」の扱い方とかその意味が異なることが推察される。
そこにどんな思いが込められているのかはここでは明言しないが、内向的な表現を大切にする米津玄師ならではの表現のように強く感じる。
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ドミコ 「怪獣たちは」
アコースティックギターの音色で始まる歌。
インディー系のUKバンドのような風味が全体的にかおっているような一曲で、モノクロの映像ととても合いそうである。
ドミコの歌って音数が絞られていることが多いからこそ、コアなかっこよさが宿っているような気がするのだ。
Half time old「怪獣のお勉強」
「人生の使い方」に収録された一曲。
ソリッドなギターサウンドと、痛快なビートが印象的な一曲。
Half time oldらしいロックサウンドが詰まった一曲で、そのストレートさにぐっとくる。
Tempalay 「怪獣たちの島」
ローファイなサウンドで魅了するサイケデリックな一曲。
「怪獣」というキーワードで色んなバンドの歌を並べているけれど、こうやって聴き比べるとバンドの武器がそれぞれで異なることを改めて実感する。
「怪獣」がワードに入った歌でも、変わらずに独特な浮遊感を与えるTempalay。
ゆらいでいくサウンドがたまらなく気持ち良い。
きのこ帝国 「怪獣の腕のなか」
メジャー・デビューして最初にリリースされたアルバム「猫とアレルギー」の表題曲的な一曲。
うるさい音や、ある種の殺伐さが初期のきのこ帝国のウリだった。
メジャー・デビューをすると。そこから洗練された優しさを感じさせる歌が増えていく。
「怪獣の腕のなか」は当時のきのこ帝国のモードが詰まったような一曲だったように感じる。
その変化を良しとするかどうかは人によって違っていたのだろうが、自分はこの綺麗になったきのこ帝国が好きだった。
佐藤千亜妃の綺麗で透き通った歌声に、こういうサウンドは似合っていたと思うし、解像度の高い歌詞がより透き通っていく心地にさせられたから。
まとめ
というわけで、怪獣とか恐竜がタイトルに入っているバンドやアーティストの楽曲を紹介してみました。
わりとこの記事は、コアな歌も取り上げている気がするので、知らなかった歌がある人は聴いてみてほしい。
米津玄師以外はサブスクとかでも聴くことができるので。
というわけで、今回はこのへんで。
ではではでは。
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