前説

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最近あんまり記事にしていなかったバンドで記事を書きたい。

そう思ったとき、最近自分はあんまりONE OK ROCKを題材にあげていないことに気がついた。

ならば、今日はワンオクについて書こう。

というわけで、この記事ではミルクボーイ構文でワンオクの記事を書いてみようと思う。

本編

「オカンがな、好きなロック・バンドの名前を忘れたらしいねん」
「そうなん?じゃあ俺も一緒に考えたるから、どんな特徴やったか教えてーや」
「えっとな、もともとはジャニーズに所属していたボーカルがとにかくカリスマ的で、バンド名は時間を示す単語らしくて、ラウドなロックシーンで、日本のみならず世界で存在感を示しているバンドらしいねん」
「それ、ONE OK ROCK、略してワンオクやん。そんなんすぐわかったわ。ワンオク、これで決まりやん」
「いや、俺もそう思ってん。でもなあ、オカンが言うには、そのバンドのボーカル、声量が半端ないねん」
「じゃあ、ワンオクやん。それただのワンオクの特徴やん。あんなに声量が半端ないバンド、そうはおらんからなあ。CDとライブで違いがないどころか、ライブみたあとやとCDすら迫力がないように感じてしまうほどのレベルやからなあ。そんなん、絶対ワンオクやん。これで決まり」

「でもな、そのバンド、初期の頃は中二病なタイトルの歌が多かったらしいねん」
「それもワンオクや。代表曲は『完全感覚Dreamer』やけど、普通のセンスじゃなかなかタイトルにならんような言葉の羅列やからな、あの歌。あと『努努-ゆめゆめ-』とか『キミシダイ列車』とかも、なかなかに中二病なネーミングセンスやからなあ。でも、そういう青臭さもワンオクの良さのひとつやったからね、なんなら俺はこの頃の方が好きやし。中二病すらかっこいい要素になる数少ないバンドのひとつやで。そんなん、絶対ワンオクやん。これで決まり」

「でもなあ、そのバンド、今は邦楽っていうより洋楽みたいな佇まいやねん」
「それも、ワンオクや!己の音楽を追求して世界を目指した結果、初期の頃に持っていた青臭さはナリを潜めて、今では洋楽顔負けのサウンドをかき鳴らしているからな。黙って新曲のサウンドだけ聴いたら、完全に海外のバンドやと思うからね。そんなん、絶対ワンオクやん。これで決まり」

「ちなみに、代表曲のタイトルは『おふくろさん』らしいわ」
「それはおとんやっ!完全におとんとごっちゃになってるわ!絶対にオカン、おとんと息子のことでごっちゃになってるって。ワンオクと森進一にごっちゃになってるだけやから。そんなん、絶対ワンオクやん。これで決まり」

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「あと、代表曲に『せんせい』って歌もあるらしいわ」
「今度はおかんとごっちゃになってるわ!絶対にオカン、おかんと息子のことでごっちゃになってるって。ってか、ここでいうオカンっていうのはおまえのオカンのことで、その後に出てくるおかんってのは森昌子のことやからなあ。オカンがおかんと勘違いするから、めっちゃ字面的にややこしなっとるやないかっ!でも、そんなん、絶対ワンオクやから。これで決まり」
「あと、代表曲に『不可逆リプレイス』って歌も・・・」
「言わせねえよ!!!!!絶対、そこは間違ったらあかんからね!!!!!!そのボケはボケではすまないやつやからな!!!!!!!絶対あかんからな!!!!マジで!!!!!!ほんとあかんから!!!!!」
「すまん」
「で、・・・・・・他に、なんか言ってなかったんか?」
「そのバンドのグッズやったら、マスコットキャラクターがプリントされたTシャツが一番のお気に入りらしいわ」
「ほな、ワンオクちゃうやないかっ!俺、ワンオクの全グッズを把握できてへんけど、ワンオクのグッズでキャラクターもんなんて聞いたことがないし、バンドもマスコットキャラクターをたてる素振り一切みせてないからね。ライブでもキャラクターのプリントTシャツ着てる人みたことないし、そんなん絶対ワンオクと違うやんかっ!」

まとめ

ワンオクって色んなタームを乗り越えたバンドである。

その独特の出自から揶揄されるような立場だったこともあった。

でも、今、日本のロック好きでワンオクの実力を認めていない人はほとんどいないだろう(もちろん、好き嫌いはあるにせよ)。

圧倒的なボーカル、重厚なサウンド、ソリッドなギターロックからバンドを超えたテクニカルなサウンドまで、幅広い音を鳴らす意欲的なバンドとして、多くの音楽好きが彼らのことを評価している。

ミスチルやエルレをはじめ、日本の偉大なロックバンドもワンオクの存在に影響されているし、音楽シーンに与えたインパクトは今なお、計り知れないものがある。

日本で屈指のロックバンドである、と言えるだろう。

「わからへんねん」
「わからへんことない、ワンオクで決まり、オカンが好きなバンドはワンオク、これで決まり!」
「でもな、オカンが言うにはワンオクではないっていうねん」
「ほな、絶対にワンオクちゃうやんか!」
「ごめんごめん。でな、オトンが言うには、そのアーティスト、森進一やないかって言うねん」
「いや、オトンがおとんに触れるな。話がややこしなるわ」

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