前説

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2021年も早く1/4が終わろうとしている。

残り3/4がどんな様相になるのかはまったくわかんない・・・・けど。

この時点で、ひとつだけ言えることがある。

バズリズム2021年のランキング、全然あてになってないじゃん、というアレ。

いや、もちろんあのランキングで名前を挙げられたバンド、アーティストは着実に自分たちのキャリアを更新していると思うし、それ自体は素晴らしいことだと思うんだよ。

ただ、あのランキングで紹介されている<すでに売れていた人>たちよりも、当時はまだそこまで名前が出ていなかった人があっさりと存在感を示しているのを何度もみてしまうと、流石にあのランキング、どうなのよという思いは拭えないわけで。

そうなると、やっぱりあのランキングで取り上げるべき人はもっと他にもいたでしょうに、という気持ちが拭えないわけである。(まあ、別にいいいんだけども)

本編

2021年のブレイクアーティスト

バズリズムのランキングにはまったく登場しなかったが、今ものすごく存在感を示しているアーティスト。

その代表として、、まず一番に名前を挙げる必要があるアーティストは、Adoだと思う。

「うっせぇわ」は、すでにYouTubeにて1億再生を突破。

サブスクのランキングでも常に上位にランキングされていて、老若男女問わず、広い層に認知されている歌になっている。

良いも悪いも含めて、様々な観点で話題にされるこの曲は、この時点でも2021年の代表曲といってもいいのではないだろうか。

件のバズリズムのランキングは当然のようにスルーされていたAdo。

しかし、1/4しか経過していない時点で、今年の代表のアーティストになることになったのである。

Adoは昨年の5月にデビューしていた存在だったので、<音楽関係者>であれば、まったく存在は知らなかったとは思えないわけで、まあ色々となんかアレだなーなんて思ったりもするわけだけど、これは単純に悪いニュースというよりも、「バズる」とか「売れる」という視座は簡単に予想なんてできないということを示しているのだということ。

もっと言えば、大人のマネーゲームだけで、売れる・売れないはコントロールできないということである。

Adoに関して、今年リリースされた「ギラギラ」でも圧倒的な存在をはなっているので、一発屋という勲章すらもはや退けた存在となっている。

色んな意味で今年を代表するアーティストになることだろう。

バズリズムに名前が挙がらなかったが、今とても存在感を示している人といえば、この人も名前を挙げられるだろう。

川崎鷹也である。

彼もまた、バズリズムで名前が上がらなかったが、圧倒的に今存在感を示しているアーティストである。

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代表曲となった「魔法の絨毯」は昨年の9月には発表されていたわけで、まったく「知らない」わけなんてないはずなのに、なぜスルーされたんだろうと不思議に思う。

まあ、それはおいといて川崎鷹也「魔法の絨毯」は、すでにYouTube上で1000万を超える再生を誇っている。

サブスクでも上位にランキングしているこの歌。

この歌をもって、Mステなどの音楽番組の出演も果たしているし、文字通り、今年を彩るアーティストの一人となっている。

昨年から今年にかけて着実に話題性を強めているという意味では、もさを。も忘れてはならない。

「ぎゅっと」はすでに彼の代表曲となっており、去年のこの時期のYOASOBIの「夜をに駆ける」にひけをとらないような再生数をたたきだしている。

今思うと、数々のヒットソングを飛ばしている優里もなぜかバズリズムで名前があがらなかった。

まあ、きっとアンケートに投票している<音楽関係者>の立ち位置の問題だとは思うわけだけど、ここまで相違があるのは面白いよなーなんて思う。

あと。

三ヶ月で今年の音楽を総括する、という意味ではこの歌も忘れてはならない。

Awesome City Clubの「勿忘」。

この歌の広がりをみていくと、良くも悪くもバズるというのは予想なんて不可能だし、そういうものをランキングにして語ることなんて、もしかしたら不毛なことなのかもなーなんてことすら思う。

まあ、あくまでもランキングは正しいとか正しくないとかっていうよりも、新しいものに出会うきっかけのひとつなだけだとは思うんだけどね。

何にせよ、数の暴力だったり、大人の力とは関係のないところで音楽が売れるのは良いことだよなーという話。

もはやそういう理屈では、売れる売れないは制御できなくなったんだよなーということを改めて思う。

まとめ

たったひとつ事実があるとすれば、売れる音楽は、テレビからは生まれる、ものではないということ(もちろん、テレビ発信で広がる音楽だってあるけども)。

流通するパターンが多様に満ちていて、それ故に色んなカラーの音楽があふれる。

確かに「似たような音楽」が売れているなーなんて思うこともなくはないけれど、もう少し視界を広げると色んな音楽が脚光を浴びる現実もある。

残り3/4ある2021年。

これからどんな音楽が生まれるのか、楽しみで仕方がない。

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