前説
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2月も再終戦に突入した感のある週末。
このタイミングで、最近ぐっときている「若手バンド」や「インディーズバンド」を紹介したい。
いや、このバンドは若手でもインディーズでもないやんという人もいるかもしれないが、その辺りはあしからず。
では、どうぞ。
本編
あたらよ
東京を中心に活動中 4ピースバンドであるあたらよ。
1st Music Video 「10月無口な君を忘れる」が公開されたんだけど、これが良い。
しっとりと紡いだ音と切ない歌詞。
何よりもMVが綺麗で劇的でぐっと惹き込まれる。
恋愛の終わりに思うところがある人には、どこまでも深く突き刺さる歌。
オススメです。
Mr.ふぉるて
ボーカルの声の雰囲気に、こういうサウンドがとても良く似合う。
絶妙なバランスで成立している「なぁ、マイフレンド」。
素朴なタッチなんだけど、どこまでもドラマが見えてくる不思議な楽曲で。
特徴なこのボーカルだからこそ、はっきりと歌の中から物語が生まれるのかなーなんて思う。
ヤングスキニー
ヤングスキニーのボーカルであるかやゆー。もまた、特徴的な歌声で魅了するタイプだ。
エモさで貫く切ない系ソングがとってもよく似合うタイプの声なのだ。
「僕」という一人称がこんなにも似合うボーカル、そうはいないのではないかとずっと思っている。
あと、演奏の派手さではなく、楽曲そのもので勝負している感じもツボ。
anewhite
テクニカルな演奏力と疾走感のあるビートアプローチ。
anewhiteらしいロックで貫く「群像劇にはいらない」が良い。
きっとライブだとよりぐっとくるようなパフォーマンスで魅了してくるんだろうなーと感性を揺さぶられるのである。
少しナナメを見据えた切れ味鋭い歌詞もたまらない。
bokula.
広島県広島市を拠点にするロックバンド・bokula.。
メンバーは二十歳になったくらいであり、若いからこその瑞々しさが全面に出ている感じが良い。
バンドって上手さだけではなくて、ある種の衝動性ものっかったとき、強い光を放つものだと思うんだけど、bokula.の音楽もまたそういう輝きを放っている。
「HOPE」は、今の彼らのだからこその光が詰まっている感じがして、ぐっとくる一曲である。
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Bye-Bye-Handの方程式
「あの子と宇宙に夢中な僕ら」のロック・バンド!!!って感じのテイストが良い。
メンバーでコーラスをしてサビを盛り上げる感じとか、骨太なロックサウンドとか。
でも、単なる青さだけで貫くのではなく、けっこう細かな展開を替えているのも良くて。
そういう丁寧に色を変えるところに今っぽさも感じられて、他のバンドにはない味わいを生み出している。
daisansei
「急須」というタイトルの歌。
そこにスポットを当てるセンスと眼差しが良いなあと思っているだけど、着眼点のみならずサウンドのアプローチも個性的で良いのだ。
なんというか、最初はそこまで大きな変化球を放っているように見えないんだけど、聴けば聴くほど面白い展開でどんどん惹き込まれるのだ。
噛めば噛むほど味がしてくるガムみたいな不思議さがあって、どんどん惹き込まれる。
弥生時代の末裔
まず、バンド名が個人的にツボだったバンド。
キュートなんだけど、演奏にも一切好きがなくて、ポップさとソリッドの混じり合いがたまらないバンド。
けっこう高音(ギター)の存在感が強めな印象を受けるけれど、そういう音の配置が見事にキマっているところも良い。
「ハイビーム」のMVのカラフルでユーモアもある感じも良い。
鉄風東京
インディーズバンドって使っている楽器はどのバンドも同じであることが多い。
んだけど、ぐっとくるバンドは「同じ」なのに「全く違う」印象を楽曲で与えてくるのである。
鉄風東京の「外灯とアパート」は、そういう一曲なのではないだろうか。
言葉にすると、紋切り型なバンドの評し方になってしまうんだけど、曲を聴いたときの感触ははっきりと他のそれとは違うのである。
サビの温度感とか、耳に残る感じとか。
ぜひ一度聴いて体感してほしいと思ってしまうタイプの一曲。
アメノイロ。
バンド名と楽曲の雰囲気がこんなにもシンクロしているバンドっていないのではないだろうか。
透明感があって、遠くの方まで澄み切った景色が見える。
そういう歌なのだ。
激しさと静けさを伴った不思議な展開で耳の中をうっとりとさせていく。
まとめ
というわけで、この冬、絶対にオススメしたい若手バンド10選、なのでした。
最近聴いてぐっときた比較的若いバンドを中心にセレクトしました。
新たなバンドの出会いのきっかけとなれば嬉しい限り。
では今回はこの辺で。
ではではでは。
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